第10回 プレゼンテーションを学ぶ

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。

必要な知識・スキルは社会の第一線で活躍する専門家・経営者から学び、学んだことをもとに学生が主体となって地域課題を解決するプランを作成します。プランは作成して終わりではなく、先輩社会人からアドバイスを受けながら、何度も何度も練り直していきます。

普通の学生生活では絶対に経験できないことができる場所、それがネルコラボです。

第10回のテーマ

第10回のテーマは「プレゼンテーション」です。
相手に「伝える」のではなく「伝わる」プレゼンテーション
相手に「見せる」資料ではなく「魅せる」資料
を作るために、午前午後と話し方や企画書の作り方を学んでいきました。

伝わるための「魅せ方」「伝え方」

今回、魅せ方と伝え方のご指導をいただいたのは
フリーアナウンサー・イメージコンサルタント 徳永真紀さんです。

徳永さんは、現在はフリーアナウンサーとして、様々なイベントの司会業を行いながら
似合う服装や色、仕草など印象を良くするためのイメージコンサルタントとしても活躍をされています。

そんな徳永さんが今回はネルコラボ学生のために、中間報告の時の発表をもとにどうしたら相手にもっと伝わるようになるのかテクニックや考え方をご指導いただきました。

一見、話し方のうまさや魅せ方のうまさはテクニックで何とかなりそうなものですが
徳永さんが何度も言葉にしていたのは「相手がどう思うか」でした。

相手に引っ掛かりを残さずに進むため、相手がどこの説明をしているのかをすんなり理解してもらうため、相手がどういう感情になりながらプレゼンを聞くことができるのか?

今回教わったテクニックは全て「相手のため」に学ぶべきテクニック
プレゼンテーションはプレゼントなのだと教えていただきました。

見やすい企画書は図解で書く

企画書もプレゼンテーションと一緒です。
相手の理解をより深いものにするために存在します。

それなのに、長い文章が書いてあるだけでは、何が言いたいのかわからないし、読んでいる時間で説明がどんどん進んでいってします…

そんなことを避けるために図解が存在します。
図を使うことで難しく複雑なことも視覚的に理解することができます。

そんな図解の方法や考え方を午後に学んでいきました

最後に

今回の10回目をもってネルコラボの研修は全部終了。
あとは自分たちが考えたビジネスプランの実証実験を各チームが行い、6月に成果報告を行います。

ここからは、「考える」→「動く」に変わっていきます。

ネルコラボの学生たちが実証実験をしてお邪魔させていただくのは
4月29日 わさまち
5月12日 ネスト祭り
に出店のお手伝いをさせていただいたり、自分たちのブースを設けて販売を通じて実験を行っていきます。

6月まで走り抜けろ4期生たち!!

 

スマイルフォト

山酒の彩宴のお手伝いに行ってきました

ネルコラボの協賛企業の有限会社ハナキ保険企画の代表 花木勝徳さんが代表を務める
NPO法人Landschaft主催のお祭りにネルコラボの学生と参加をしてきました。

実は北広島町には蔵元もあり、またどぶろく作りも昔から盛んな地域。けれども、このような特性を地元の人は当たり前と思ってるから外部に発信しようとしない。そこで、中国地方の11の蔵が集まり、北広島町に東広島の酒まつりのようなお酒をテーマにしたイベントが開けないかと企画した今年が初めてのイベントになります!

そんな、お祭りに学生も一緒に参加させていただき運営のお手伝いをしてきました。

会場には普段からお世話になっている福光酒造の福光さんのどぶろく「朝光」をはじめ
メイト有限会社の細山さん「呑む力」
TURUYAのキッチンカーの「どぶろくバーガー」
など、多くの方が出店していました。

今回、お手伝いさせていただいたのはお酒の販売とチケット販売
今回のお手伝いを通じてたくさんの酒造の皆様やお客様と交流を持つことができました。

お酒の販売が初めてだった学生は
かけや酒店の店主加計さんにお酒の説明を聞きながらお酒の特徴を覚え、自分たちなりの接客を心がけていました。

加計さんはさすがプロ。お客様に合わせたお酒の提案や、お酒の情報をお客様に提供する姿を目の当たりにして、自分の得意分野で働く大人のかっこよさも見せていただきました。

働くことのかっこよさをまじかで見れる貴重な体験になりました。

第9回 中間報告会【広島発インターンシップ】

2024年3月9日、第4期ネルコラボの第9回が開催されました。その模様をお届けします!

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。

必要な知識・スキルは社会の第一線で活躍する専門家・経営者から学び、学んだことをもとに学生が主体となって地域課題を解決するプランを作成します。プランは作成して終わりではなく、先輩社会人からアドバイスを受けながら、何度も何度も練り直していきます。

普通の学生生活では絶対に経験できないことができる場所、それがネルコラボです。

第9回のテーマ

第9回のテーマは「中間報告」です。2月に発表したプランの草案と改善点をもとに、改良したプランと、プランを具体化するための実施計画を発表しました。

らぼえん(株式会社LbE Japan所属)

チーム「らぼえん」は、日本の小学生と海外の小学生が日本語のみを使って互いの文化を知る「CAN:TRA(カントリー)」を企画。北広島町を舞台に、食や遊びを通じてお互いの国の文化を知ることを目的としています。

第3期からのチームのため、プランの流れや目的、スライドの完成度はどのチームよりも高度なものでした。

ただ「CAN:TRA(カントリー)」の最終的なゴールが伝わらなかったため、残りの3か月で最終的なゴールを明確にします。

 

Bianero(株式会社マルブン所属)

チーム「Bianero」は、愛媛県で大人気の洋食レストランであるマルブンを、北広島町にそのまま持ち込む「ALBUONO(アルボーノ)」を企画。マルブンの料理・店内の雰囲気を北広島町の屋外で再現し、新しい食の形を提案することを目的としています。

2月の発表が「ダメダメだった」と評価するBianeroのメンバー。前回の修正点を修正しながらも、まだ課題は残ったままです。残りの3か月で課題を修正し、実現可能なプランにしていきます。

チーム「Bianero」を支援していただいている企業は株式会社マルブン。愛媛県で100年続く企業であり、県内5店舗で洋食を展開しています。また、マルブンの味がおうちでも楽しめる通販「ウチマルキッチン」も展開する、進化を続ける企業です。

株式会社マルブンのHPはこちら→https://marubun8.com/

 

NESTA(株式会社ネストロジスティクス所属)

チーム「NESTA」は、北広島町の空き家をバイク・自転車で旅行する人が泊まる施設である、ライダーハウスにする「キタヒロライダーハウス計画」を企画。空き家を古民家風に改装することで、快適なライダーハウスをつくり北広島町にライダーを集めることを目的としています。

 

ライダーハウスにする発想は面白いものの、収益化の構造が見えないところが課題となりました。残りの3か月で収益化までの構造を作り上げ、ビジネスプランを完成させていきます。

 

チーム「NESTA」を支援していただいている企業は株式会社ネストロジスティクス。広島を中心に全国20拠点を構える物流企業です。配送だけでなく、リサイクル・レンタカー・フード事業など、物流の枠にとらわれない事業を展開しています。

 

株式会社ネストロジスティクスのHPはこちら→https://nest-logi.co.jp/

 

アイアルミート(株式会社フーズアイ所属)

チーム「アイアルミート」は、謎解き・クイズなどの体験型レクリエーションを通して、新入社員と既存社員の仲を深める「DAI-JOB(ダイジョーブ)」を企画。レクリエーションとフーズアイのお肉を使い、新入社員と既存社員の良好な関係を築くことを目的としています。

企業の社員を対象としているため、一般顧客を対象とした他のチームとは異なる課題が浮き彫りとなりました。残りの3か月で課題を払拭し、企業・社員が積極的に参加するプランに仕上げます。

チーム「アイアルミート」を支援していただいている企業は株式会社フーズアイ。食肉卸を専門とする広島の企業です。運営する「カナダビーフ館」は楽天市場牛肉部門のグルメ大賞を受賞するなど、多くの顧客から愛されています。

株式会社フーズアイのHPはこちら→https://foods-i.jp/

最後に

今回も前回と同様、多くの厳しい意見を受けた学生たち。しかし、ビジネスプランを改善していくためには、立ち止まっている暇はありません。

 

最終発表会の6月まで、ネルコラボ期間中で一番忙しい時期となるでしょう。それでも前進する学生たちに期待です。