第1期参加者 久保谷祐太くんにインタビュー

ネルコラボに参加しようと思ったきっかけは?

高校時代に部活動でお世話になった先輩に声をかけていただいたことです。当時、就職活動を始めて間もない頃で、なにか大学生のうちに新しいことに取り組んでみたいという思いがあったので、同時並行で進められるか不安もありましたが、参加させていだたきました。

 

ネルコラボに参加してみて何が良かった?

普通に大学生活を過ごしていては関わることのできない社会人の方々のお話を聞けるだけでなく、意見をもらいながら一緒にプランを練ることができる点です。

また、同じ意思を持った学生が集まっているので、コミュニケーションもとりやすく前向きな学生が多く仲良くなりやすかったです。

 

社会人メンターさんがいることって活動においてどうだった?

学生視点では気づけない角度からの意見をもらえたり、方向性が定まらない時にはヒントを示しつつ導いてもらえたりと、社会人すごいなあと感じることばかりで、刺激されまくりで危機感を覚えました。

 

ネルコラボ第一期で得たものってなに?

良くも悪くも一期生ということで見えない部分が大きい中、最後まで取り組めたことです。また、ネルコラボが終わった今でも遊ぶぐらい仲良くなれた仲間は今後も大切にしたいと思います。

 

来年の活動に向けて意気込み

素晴らしい社会人の方々から得られた刺激、学びを1年目から全開で発揮していきたいです。特に、視点の持ち方、話し方、見せ方の3つに関しては意識して同期にいい影響を与えられる人間になります。

 

ネルコラボってどんな人に向いていると思う?

時間があって何かしたいと思いながらも、なにをしたらいいかわからない学生。
0から1を生み出すことが好きな学生。

 

こんな人にはおすすめしないかもはどんな人?

人と関わるのが好きではない人。
壁にぶち当たった時にめんどくさいと感じて投げ出してしまう人。

 

挫折したことは?

プラン作成はもちろんなのですが、学生も社会人の方々も忙しい中で時間を確保しながら進めていくのが何よりも大変だったかなと思います。特に中間発表の直前には就活の忙しい時期も重なりかなりバタバタしたため、睡眠時間も短く、体力的にきつかったです。

 

参加を考えている学生にメッセージ

参加して後悔はないと思います。学生のうちから視野を広げ、新たな刺激を受けまくってほしいです! 就活と同時並行していた私自身ですら非常に活用できたので、1,2年生からこの経験ができるのであれば、就活時にはより強みを発揮できるはずです!

ネルコラボ参加者成果報告〜林菜々子編〜

広島市立大学3年 林菜々子

ネルコラボでの目標

ネルコラボに参加する前の私は、多方面の視点で比較をブラッシュアップすることが得意でした。チームの中での私は、意見を発言する立場であることが多く、意見を多く出すことでチームに貢献していたと思います。そして、ファシリテーターとして、自分自身を成長させるためにネルコラボでは、「ファシリテーターとして成長する」という目標を立てました。

目標実現のために取り組んだこと

私が意見やアイディアをたくさん出すのではなく、ファシリテーターとして、参加者が安心して意見を言いやすい雰囲気作りに努め、聞き上手になることを頑張りました。

そしてオリジナルコンピテンシーにも聞く力を設定しました。
聞き上手になるということは、チームメイトの意見を聞き出すことができるそんな聞き手になるということです。そこで私がチーム内で心がけたことは、メンバー一人一人の性格を理解すること、発言者が自分の意見に自信をもてる雰囲気づくりです。特に相槌を意識しました。

課題とこれからの目標

ネルコラボで掲げたファシリテーターとして成長することは、参加前に比べると成長を感じています。しかし、まだまだ練習中なので、これからの目標も引き続き「ファシリテーターとして成長していく」というのが目標です。

そして、いち早く相手の発言の意図を掴んで要約する力を身につけることも意識していきたいです。そのためには、ファシリテーターが上手な人を観察し、ファシリテーターをする機会には積極的に参加し、観察して得たことを実行し、他者からフィードバックをもらう。この流れを繰り返し、ファシリテーターとして成長したいと考えています。チームの雰囲気を保ち、全員が平等に発言できる話し合いをつくる場をつくることが目標で、そんな力を持ったファシリテーターになることを目指し、これからも頑張ります。

ファシリテーターの力は、社会人になっても活かすことのできる力だと思うので、社会人になっても成長を止めることなく、学んでいきたいと考えています。

ネルコラボ参加者成果報告〜中山愛理編〜

県立広島大学1年 中山愛理

こちらの記事は、ネルコラボ成果報告会での発表を文字に起こしたものになります。

※コンピテンシーとは、ネルコラボで使用している主体性を伸ばすために必要となる8つの視点を、自己評価で判断し自分の活動の取り組みの推移を図るもの。8つの視点のうち、8つ目には、なりたい自分になるためにオリジナルで伸ばしたい力を設定。

コンピテンシーの内容・成果

私はオリジナルコンピテンシーに「意思を伝える」と設定しました。
私は今まで人と違う意見を持った時に、自分の意見を表に出さずに隠していました。
ネルコラボではそんな自分を変えようと思い、このような目標を設定しました。

コンピテンシーの成果を測るために、「意思を伝える」、「振り返る」という2項目を0-9点で評価し、1回から7回までの活動を点数化し評価しました。
私は、8項目の中でもこの「意思を伝える」、「振り返る」という項目は、この活動でとても成長したと感じる点でした。

ネルコラボ講義の4回目以降の活動は特に成長していると感じました。
4回目以降のオンライン会議では、会議の後に毎回振り返りを行いました。振り返りでは次回何を気をつけて行動すべきかを明確にしていたので、次の活動までに何を気をつけておかなくてはいけないのかを意識して活動できるようになりました。
だからこそ、「振り返る」という項目の評価がとても伸びたと思っています。

「意思を伝える」というオリジナルコンピテンシー評価がとても伸びたと感じる出来事は、第3回目の盛矢先生による講義がきっかけです。講義では、知識としてではなく、体験としてリーダーシップ、フォロアーシップ、メンバーシップについて学びました。
その後、私はリーダーでなくても、リーダーを支えられるようにフォローワーシップ、メンバーシップを兼ね備えた人になっていきたいと思い行動した結果、意思を伝えるというコンピテンシーが伸びてきたと感じています。

今後の課題

一つはプレゼン技術の向上です。
プレゼン向けの話し方であったり、プレゼン資料の作成に少し苦手意識をもっているので、根本的なところから改善したいと考えています。

二つ目に、今回オリジナルコンピテンシーとして、「意思を伝えること」を目標として頑張ってきました。次回以降、私はワンランク上の、わかりやすく人に伝えるということを目標に頑張っていきたいです。

 

ネルコラボ参加者成果報告〜久保谷祐太編〜

久保谷裕太 広島大学情報科学部 4年

ネルコラボで学んだこと

ネルコラボで学んだことは主に二つあり、「視点の持ち方」と「表現力」です。まず視点の持ち方についてですが、これまでは一つの物事に対し、何か意見を出す際には、なんとなく自分の主観で思ったことを話すようにしていました。そして、なぜそうしたのか、誰が嬉しいのかを考えた時に即座に答えることができず、考えの甘さや視野の狭さを感じました。毎回講師の方の話やメンターのアドバイスを聞き、現実はもっとシビアであると思いました。

二つ目の表現力についてですが、私は人前で話すことや、自分の思いを伝える時に、頭の中で何を伝えたいかイメージできていても、いざ話すとなると、思った通りに伝えることができないということがありました。そこで半年間のネルコラボの活動中は「表現力」にフォーカスし、自分自身の抱える課題を改善しようと取り組みました。そしてメンバーをよく観察すると、学生個々が意見をしっかり持っているだけでなく、人前で話し慣れていたり、順序立てて物事を話している姿がありました。それを見て率直に、私も負けていられないと思いました。

ネルコラボ活動中に、就職活動を行っていましたが、面接では「視点の持ち方」と「表現力」双方を活かすことができました。

 

私の目標

上司や同期から頼られる人になりたいというのが次の目標です。仕事面では、新しい仕事や案件を任せてもらえる人に。プライベートでは、仕事で抱えている問題を何気なく相談してもらえる立場の人になりたいです。それは、周りからの信頼が得られると思うからです。そのために、与えられた仕事は何気なくこなすのではなく、自分の意見を明確に付け加え、プラスαの形で相手に返せるようにしたいです。そして、全てのことにおいて何気なくやるのではなく、一つ一つの発言や行動に明確な意図を持って、目的を意識しながら過ごしたいです。私は人と話すことが好きな性格ですが、社会に出てからも自分から積極的にコミュニケーションを図り、上司・部下の関係であっても徐々に距離を縮めて良い関係を築いていきたいと思います。

 

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第1期参加者 妻鳥ほのかさんにインタビュー

今回ネルコラボの体験を教えてくれるのは、ネルコラボ第1期生のほのちゃんです!

大学1年生の時からネルコラボに参加し、色々困難にぶつかりながらも最後まで精一杯活動をしてくれました。今回は、そんな頑張り屋のほのちゃんのネルコラボ体験記を聞いていきたいと思います。

ネルコラボに参加しようと思ったきっかけは?

いわゆるガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を作っておきたかったからです。

ネルコラボに入るまでに、議員インターンや学生団体での活動はやっていました。
ただ、ガクチカを語れる要素は出来たけど、自分自身の力がついている気がしてなかったんです。学生時代の時間は貴重だと思っていたので、自己満足で終わらない大切な時間にしていきたいって思っていました。そんな時に出会ったのがネルコラボでした。

あとは、話を聞いてみて何となく楽しそうだったっていう不純な理由ですかね。
ほんとに何も考えてなくて、最初は興味本位で参加しました。

ネルコラボに参加してみて何が良かった?

本当に良かったです。ネルコラボは、社会人や先輩から学べることがものすごく多いです。

普通の学生生活では学ぶことのできない“資料作成の方法”や“話し方”など、社会に出てから必須となるスキルを最前線のプロから学べるというところは本当に良かったと思います。
コミュニケーションツールやオンラインでの会議議事録を残すためのツールなど、普段何気なく使っているツールも使えているようで意外と使えていないことに気が付きました。

他にも、地元企業の魅力にいち早く気づけたことは大きかったです。
都会に行かないと出来ない仕事だと思っていたことも案外広島でもできるんだということを知れました。地元企業のことをあまり考えられて無かったんですけど、今では、地元で働く選択肢も意識するようになりました。

あと、学生って意外と職種の名前は知っていても、その人たちが本当はどんなことするのかを知らないと思います。でもネルコラボでは、社会人の方がサポートしてくれるメンターという制度があるので、社会人の人と仲良くなることができるんです。その社会人の人から、実際の業務のことを色々と聞くことができたので、どんな働き方をしているのかを具体的に知ることができました。

社会人メンターさんがいることって活動においてはどうだった?

社会人メンターさんがいてくれて本当に良かったです。各チームに、必ず学生をサポートしてくれる社会人の方がメンターさんとしてついてくれることで、学生だけでは辿り着けないところまで活動ができたと思います。社会人メンターさんの職業によって得意な分野は異なるので、それぞれのメンターさんの強みを生かしたチームになっていきますよね。

私たちのメンターさんは、とにかく認めてくれるんです。多分、社会人の方から見たらなんとでもない資料だったりするんですけど、出来たもののレベルに関わらず、自分のやった努力を認めてくれて、その上で、「もっとこうしたら良くなるよ」って的確なアドバイスをくれるので一緒に活動をしていて本当に勉強になりました。

関わり方も、最初は見守り役だったんですけど、あまり学生の力だけでは進まないので、方針を変えて積極的に関わるように関わり方を変えてくれました。チームを見渡して的確なサポートをしてくれる社会人メンターさんは本当に偉大ですね。

ネルコラボ前は、社会人って怖いっていうイメージだったんですけど、今では怖いイメージは全くなくなりました。社会人と関わることでこんなに得ることがあるんだって思えました。

ネルコラボ第1期で得たものって何?

人間関係が広がったことですね。普段関われない社会人さんはもちろん、違う大学の友達ができたり、自分とは考え方が全く違う人と出会えます。

先輩と組むことで、能力の高さにびっくりしながらも学ぶことは本当に多くて、資料作成をみて盗んだり、パワフルに引っ張っていく頼もしさを感じたり。同級生には、負けたくないなって思えたり、お互いに意識しながら頑張ることで高め合うことができる環境だったと思います。

ネルコラボを超えて、プライベートでも一緒に遊んだりしてます。
結局、恋バナかネルコラボの話ばっかりになるんですけどね笑

来年の活動に向けて

来年の活動では、その人の個性を潰さない、発言がしやすい環境をつくることを目標に頑張っていきたいと思います。一人一人得手不得手は違うことをこの1年間で学びました。なので、来年のネルコラボでは、得意分野をしっかりと見極められるような存在になりたいです。

社会人メンターさんみたいな、人の意見をしっかりと聞き取れる人になることを目標に引き続き頑張っていきます。

 

次回は、妻鳥ほのかさんにネルコラボに向いている人ってどんな人なのかを聞いていきたいと思います!!

第1期妻鳥ほのかに聞く!ネルコラボってどんな人に向いてるの?

前回に引き続き今回はネルコラボ参加者の妻鳥ほのかさんにお話を伺っていこうと思います。

ネルコラボってどんな人に向いてると思う?

何かしたいけど、どうすればいいか分からない!という人に向いていると思います。

私自体、学生時代に何かしらやりたくて色々やってみたんですけど、参加するのにお金はとるけど、当たり障りのないアドバイスしかもらえなかったり、学生からマニュアル通りのアドバイスしかもらえなかったり、あんまり成長してるなって感じることができずにいました。

その点ネルコラボは、講師の方や社会人メンターさんもガチで来るから本気でぶつかっていくたびに成長を実感することができました。

本当の意味でのガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の場所になると思います。やる気とかは入ってからついてくることなので、とりあえず一歩踏み出して参加してみてほしい。

ただ、いかにスイッチを自分で入れられるかがネルコラボをやる上での勝負になると思います。

こんな人はおすすめしないかも、、

時間の管理ができない人は、しんどいと思います。忙しい時期はバイトや学業、ほかの予定とも調整しながら進めないといけないので、忙しいを理由にネルコラボに時間を割けない人はチームのメンバーにも迷惑がかかるのであまりおすすめは出来ないと思います。忙しいときはほんとに忙しい!!学生だから忙しいのは、分かるけど時間を上手く作れるような努力とかは必要になるかなと思います。みんな忙しい中でやるので、いかにうまく時間を使うかが勝負になると思います。

あとは、ほうれんそうをしっかりしてほしいです。チームで行動することが多いので、そのことをしっかりと意識はしてほしいですね。みんなでいいものを作りたいから、時間内に出すだけのやっつけ仕事にならないようにしてほしいと思います。せっかく、たまたま集まったメンバーでやるならちゃんとしていきたいです!

挫折したことは?

挫折しそうなことは本当にたくさんありましたw

自分と周りを比較してほかの子のほうが自分よりできているのではないかと劣等感を感じ、悩んだ時期がありました。周りの人ならすぐにできるようなことでも、自分は時間がかかり過ぎて足を引っ張っているように感じたり、周りの同級生は、自らが率先して動いているのに、自分は先輩に与えられた仕事をこなすので精一杯になったり、不安でどうしようかと本気で悩みました。

それを解決するために、ひたすらもがきましたねw
段々と、これだけやってもダメならしょうがないと割り切れるようになりました。そのもがく中でできるようになったこともたくさんありました。

あとは、とにかく人に相談しました。先輩、同級生、メンターさんに相談してたら、こうしたらどう?それはまだ出来なくてもしょうがないよって言ってもらえるので、人からのアドバイスをとても大切にしました。

他にも、チームの会議でも意見が出せずに「空気」になってしまうことが悩みでした。最初は話している内容も理解できなかったし、自分の意見も出せなくて、いるだけの存在になってるなって感じてしまってました。

ただ、意見が出せない原因としては、喋るのが苦手だし先輩が多かったというのがあった。だからこそ、まずは、人間関係の構築をしていくことを意識しました。この人たちならどんな意見でも受け止めてくれると安心できる環境を作ることが本当に大切だと後から振り返ると思います。

参加を考えている学生に向けてのメッセージ

迷ってるなら参加してみてほしい。後悔はしない。

私は今までは、受け身でいることが多かったけど、ネルコラボでは、ここは自分が動くしかなくて、動かないといけないから動くようになり、今では自然と動けるようになっていきました。そしてたくさんの成長を感じました。

技術面で言うと、資料作り、パンフレットのデザインを通してわかりやすく伝える資料作りは前に比べて断然うまくなりました。大学の授業でのプレゼンの時に、他の学生のものと見比べて、見やすさやわかりやすさ、伝えることに関しては、他の大学生と比べても負けないと思っています。

人としても、大きく成長できたと思っています。会議では、人の意見を最後まで聞くようになりました。今までは、自分がこうどと思ったら変えないっていう頑固なタイプだったけど、受け入れるようになってからは、違う人の意見を尊重できるようになって、自分と違うタイプの人間がいるってことがいることをきちんと理解できるようになりました。

だからこそ、人によって、関わり方を方を変える事ができるようになっていきました。人にお願いするときも、以前ならお願いしたんだからやってきてくれるだろう、で行動するところから、この人はよく提出遅れるから事前に声かけしてあげたほうがいいなといったように個人にあった付き合い方ができるようになったと思います。

本当にしんどい時期もあるし、辞めたくなったこともあるけど、最後までやり遂げて本当に良かったと思います。たくさん成長することができるネルコラボ。迷っているならぜひ参加してみてほしいと思います!!

ネルコラボ参加者成果報告〜木ノ内桜子編〜

木ノ内桜子 広島大学総合科学部 4年

My コンピテンシーの設定

私はネルコラボで、アウトプットするという項目をオリジナルコンピテンシーとして設定しました。学生時代、アウトプットする場所といえば、テストや入試などの限られた場所で、そこで成果を出せば評価されていました。しかし、大学を卒業し社会に出てからは、そういうわけにはいかないと思いました。これまでの私はアウトプットする習慣がなかったので、ネルコラボの活動中はあまり自分から発信することができなかったり、発信したとしても対象が限定的であったりと、残念な結果で終わってしまいました。

 

成長したと感じるところ

計画通りに進まなくても、冷静に問題点と向き合えるようになりました。私たちは作成したブランが様々な理由により、何度も白紙に戻りました。この経験から、変化に対して躊躇することなく、柔軟に動けるようになりました。

 

できるようになったこと

話し方と伝え方の工夫です。例えば、緊張していてもゆっくり話すことを意識し、間の取り方を工夫できるようになりました。また、異なる立場から物事を見つめる姿勢を持つこともできるようになりました。例えば、プランを考える時は、プランを実行した時のことを考えながら作れるようになりました。ターゲットとしている人が嬉しいと思えるか、楽しいと思えるかを意識しながら作成できるようになりました。今後は日常生活においても、相手の立場に立って物事を考えられるよう意識していきたいです。

 

次への目標について

今回はオリジナルコンピテンシーの評価が、残念な結果に終わってしまったので、「アウトプットの量を増やし質をあげること」を、もう一度目標として立てることにしました。

目標を達成するために、練りに練ってアウトプットするのではなく、思いついたことは次々とアウトプットしていくようにします。そしてこれまでは話すアウトプットばかりでしたが、今後は書くアウトプットも取り入れます。また、アウトプットを前提としたインプットをしていくようにもします。人の話を聞く時は、ただ聞くだけではなく、自分が説明する時には、どのキーワードを使ったらわかりやすいか、どの表現を使えば相手に聞いてもらえるかといったことを意識したいと思います。

ネルコラボ参加者成果報告〜伊藤壮史編〜

伊藤壮史 広島大学工学部第一類 1年

ネルコラボの活動を通じて最も自分が成長したこと

私がこの活動を通じて、最も成長したと感じることは「逆境に立ち向かっていく力」です。私たちチーム「マール」は自信のあるプランを作成したつもりでしたが、企業の方々、メンターの方々にご意見をいただき、何度も白紙に戻りました。私たちが学生であることや時間的都合、金銭的都合などの理由でしたが、これらを打破する新たなアイディアが生まれず、白紙に戻る度にプラン作りに苦戦しました。

ネルコラボに参加する前の私であれば、このような状況に直面した時、面倒になったり、嫌になり、投げ出すことが多くありました。しかし今回の8ヶ月間の活動では、メンター、グループのメンバーと支え合い、乗り越えることができました。これは私の中で大きな成長といえます。

 

活動を通じて、自身の今後の課題

ネルコラボの活動を通じて、物事に対して真摯に、誠意をもって取り組むことの大切さを感じました。誠意の無さは、話し方や表情だけでなく、活動や仕事に対する取り組み全てに現れてしまうと思いました。私はこれまで、積極的に会議に参加していても、自分の意見をはっきりと述べることはあまりありませんでした。そして、今回の活動中、リーダーに任せっきりになることが多々ありました。

社会の中で、イエスマンはあまり重要視されず、軽く見られる傾向にあります。これは、誠意の無さから、相手に「やる気がないのでは?」と捉えられ、徐々に信用度が下がっていくからだと思います。したがって、今後新しいことに挑戦する時は、何が自分に足りないかを考え、吸収できるものは全て吸収する気持ち、常に成長するという気持ちを大切にしていきたいと思っています。

ネルコラボ参加者成果報告〜吉田優成編〜

吉田優成 広島大学経済学部1年

こちらの記事は、6月に開催されたネルコラボ成果報告会での個人発表を文字に起こしたものになります。自分の成長した点や未だに残る課題について発表しました。

※コンピテンシーとは、ネルコラボで使用している主体性を伸ばすために必要となる8つの視点を、自己評価で判断し自分の活動の取り組みの推移を図るもの。8つの視点のうち、8つ目には、なりたい自分になるためにオリジナルで伸ばしたい力を設定。

成長した点

コンピテンシー内における繋がる力が成長しました。ネルコラボに参加した当初は、メンバーに馴染めず、自分の言いたいことが言えず、人の意見を聞くことができず、とにかく自分の思いが伝わらないことが多々ありました。考えたプランの実証実験をやるにあたって、北広島町の農家さんとアポイントメントを取る時のやりとりや、グループワーク、フィールドワークなどの経験から、徐々に自分の主張を述べたり、人の意見を聞くことができるようになっていきました。最初は、できないことが多くありましたが、人に支えてもらいながら徐々に成長していきました。

 

課題点

私はネルコラボの活動に積極的に取り組むことがあまりできず、他のメンバーに助けてもらう場面が多くありました。私の積極性のなさは、結果仕事を他のメンバーに押し付ける形になってしまうことが多くあり、反省しています。これからは自発的に考え、自分の力で動けるようになりたいです。

 

目標

今年度中に、仕事で1年間カナダに行きます。カナダでは今まで以上に関わったことのない人や日本人以外との関わりが増えるので、ネルコラボで成長した力を使って活躍していきたいです。そして、自分の言葉で自分の思いを相手に伝えられるようになりたいです。

ネルコラボの活動中は何度も辞めたいと思った時期もありました。ネルコラボに参加する前の私は、人前に立つと緊張して何も言えないタイプでした。しかし今は、人前で自分の意見を話せるまでに成長できたと思っています。このような機会を提供してくださったネルコラボの運営者の方々、関係者の方々には本当に感謝しています。

第2期ネルコラボ学生募集開始!!

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。学生が、地域課題の解決をテーマに、解決方法を練り、実際に実行することまでを行います。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

第2期ネルコラボ

ソーシャルビジネスとは、社会問題の解決をビジネスの手法を用いて行うことを言います。
めちゃくちゃ簡単にいうと、お金を稼ぎながら社会問題を解決していくということです!
(この言い方には誤解が生まれますが…ソーシャルビジネス関係の方叩かないでください💦)

第2期のテーマは、この社会問題を解決するためのお金の稼ぎ方を本気で考える!ということです。本気で考えて、本当に価値のあるものをこのネルコラボで生み出す事が今年のゴールです。そのため、考えたプランは、最終的にはビジネスプランコンテストに応募します。
(ここでの賞金はもちろん考えた皆さんで分配してもらいます。)

第2期ネルコラボ開催期間

2021年10月下旬〜2022年6月 約8ヶ月間に及ぶ長期インターンシップです。
この8ヶ月間を通して、他の活動とは比にならないくらいの圧倒的成長を成し遂げてもらいます。

ネルコラボで身に付く力

ネルコラボは、主体性の養成を目的としているため、参加した学生は、それぞれに自分の得意分野を見つけ様々な力を身につけていきます。その中でも、運営者からみて特に身に付く力は以下の4点が挙げられます。

①発信力

ビジネスプランを制作していく上で、毎回の会議ではたくさんの意見が求められます。
また、社会人との交流がものすごく多いネルコラボでは、それぞれのバックボーンが異なる世代とも対等に議論を重ねていくので、どのように表現した相手に伝わりやすいのかを意識していくことが習慣化されていきます。

初めは、喋ること自体が苦手だった学生も、8ヶ月を通し自分の言葉で表現できるように成長していきました。喋り方に関しては、講座でも学ぶ機会があり生涯役にたつスキルになる事間違いなしです!

②行動力

ネルコラボの主役は、間違いなく学生です。
そのため、学生が自ら動かなければ何も進みません。

社会人や講師人のサポートが手厚いのは間違いありませんが、このサポートは動いた人にしか差し伸べられません。今まで、言われたことをやるよう教育を受けてきた学生には、一番初めにつまずくハードルが自ら考えて動くということになると思います。

ただ、本当に学生が何かアクションを起こさない限り何も始まらないので、仕方なく動くようになり、社会人のサポートを受け、それを踏まえてまた動く。これらの行動が習慣化していき、最終的には、自ら動ける行動力が身についていること間違いなしです。

③スケジュール管理能力

学生は、とにかく忙しい。
学業に、バイト、そして遊びと、とにかくやることはたくさんあります。
そんな中でも、成長したいという願いを込めてネルコラボに参加するわけですから、他の一般的な学生に比べてより忙しくなっていきます。

しかし、ネルコラボはチーム戦。誰かがサボるとそのしわ寄せが他のチームのメンバーに降りかかってします。だから、なんとか他のスケジュールとの折り合いをつけ、自分が活動できる時間でチームに貢献していかなければなりません。

自分が抱えている予定をきちんと把握し、ネルコラボの予定を組んでいくことでスケジュール管理のできる能力は養われます。

④折れない心

この折れない心は、ネルコラボに参加する上で一番成長する能力と言っても過言ではないかもしれません。約8ヶ月の活動は、本当に楽しいしためになることばかりです!これは自信を持ってお伝えする事ができます。

しかし楽しいだけではもちろんありません。
時には、チームの人と上手く折り合いがつかないこともあるでしょうし、思ったようにプランの作成がうまく行かないこともあるでしょう。やっとの思いで作ったビジネスプランを、大人の人にたくさんツッコまれることもあります。正直、心が折れそうになるシーンはたくさん訪れると思います。

ただ、そんな時に力になってくれるのが、チームの仲間であり、関わる社会人メンターさん達です。第1期ネルコラボに参加した学生もよく言っています、「やめたくなった瞬間は何回もあった。」と。ただ、やめずに8ヶ月間達成できたのは、一緒に活動したチームの学生や相談に乗ってくれた社会人メンターの人だったと皆口を揃えて言います。そのくらい、素敵の出会いがあるネルコラボでもあります。

今後の流れ

今後の流れとしては、9月30日までにエントリーフォームより募集を行い、その後オンライン説明会を開催します。説明会後は、オンラインで一人ずつ面談を行い、ネルコラボに参加する目的や参加することで楽しみにしていることなど気軽に意見交流を行います。(参加人数が多い場合には、面談を持って参加人数を調整させていただきます。)

オンライン面談後に、もう一度参加の表明を聞き、参加が決まると晴れてネルコラボ第2期のメンバーとなります。

※第2期のネルコラボの学生の定員は20人です。募集に応じては、予定よりも早めに打ち切らせていただくこともあるので、早めにご応募ください。

エントリーはこちらから//
https://forms.gle/bCFoiEf89mAUYyYH7

最後に

ネルコラボは本当に大変な時もあります。

ただ、一つだけ間違いなく言えることは、8ヶ月やり遂げた先には、ネルコラボに参加する以前と比べて必ず大きく成長しています。そして、絶対に参加して良かったと後悔させません!

色々大変そうなことも書いたので、
「今の自分ではハードルが高そうだな…」
「何も秀でていないから参加怖いなぁ」
と思われたかもしれませんが、本当にそんなことは気にしなくて大丈夫です!!

参加してすぐは皆何もできません!!
そのために、たくさんサポートしてくれる大人がいます!

ネルコラボに必要なのは、成長したいと思う気持ちだけ!

ぜひ一緒に活動できることを楽しみにしています!!
まずは気軽にエントリーして説明会に参加してみてください。