ネルコラボ参加者成果報告〜伊藤壮史編〜

伊藤壮史 広島大学工学部第一類 1年

ネルコラボの活動を通じて最も自分が成長したこと

私がこの活動を通じて、最も成長したと感じることは「逆境に立ち向かっていく力」です。私たちチーム「マール」は自信のあるプランを作成したつもりでしたが、企業の方々、メンターの方々にご意見をいただき、何度も白紙に戻りました。私たちが学生であることや時間的都合、金銭的都合などの理由でしたが、これらを打破する新たなアイディアが生まれず、白紙に戻る度にプラン作りに苦戦しました。

ネルコラボに参加する前の私であれば、このような状況に直面した時、面倒になったり、嫌になり、投げ出すことが多くありました。しかし今回の8ヶ月間の活動では、メンター、グループのメンバーと支え合い、乗り越えることができました。これは私の中で大きな成長といえます。

 

活動を通じて、自身の今後の課題

ネルコラボの活動を通じて、物事に対して真摯に、誠意をもって取り組むことの大切さを感じました。誠意の無さは、話し方や表情だけでなく、活動や仕事に対する取り組み全てに現れてしまうと思いました。私はこれまで、積極的に会議に参加していても、自分の意見をはっきりと述べることはあまりありませんでした。そして、今回の活動中、リーダーに任せっきりになることが多々ありました。

社会の中で、イエスマンはあまり重要視されず、軽く見られる傾向にあります。これは、誠意の無さから、相手に「やる気がないのでは?」と捉えられ、徐々に信用度が下がっていくからだと思います。したがって、今後新しいことに挑戦する時は、何が自分に足りないかを考え、吸収できるものは全て吸収する気持ち、常に成長するという気持ちを大切にしていきたいと思っています。