【第2期ネルコラボ】成果報告会

最近は第3期の活動報告が続々と上がっていましたが
今回は、第2期ネルコラボの活動報告です。

第2期ネルコラボ終了しました

今回の成果報告会をもちまして、第2期ネルコラボの全てのカリキュラムが終了いたしました。

2021年の10月から開始した第2期ネルコラボは、14人の広島市内の大学生が「北広島町のような田舎で取り組むソーシャルビジネス」をテーマに、およそ1年の活動してきました。

田舎の抱える問題や現状を知り
どんな事ができれば田舎は盛り上がるのか?
どうやって人のいない地域で収益を上げるのか?
どんな人たちなら北広島町に集まってくるのか?
などなど、山積みの課題を少しづつこなしなら
全3チームがそれぞれに地域の課題に対してアプローチして行きました。

実際に実現できるのか、キッチンカーを使って実験したチームや
北広島町に足を運び現地の人にインタビューを繰り返したチーム
何度もプランを1から練り直したチームと
三者三様の頑張りで第2期ネルコラボを走り抜けてくれました。

チームの活動報告&個人成果報告

今回の成果報告会では、自分たちのチームが最終的にどんなプランを作ったのか?
の簡単なプラン概要の説明と、プラン作成にあたりどのような活動を行なったのかの報告。
そして、ビジネスプランコンテストに挑んだ結果の報告を行いました。

また、個人の報告では、このネルコラボを通じて学んだことや残った課題。
これからの自分の進んでいく方向性について発表して行きました。

まとめ

決して楽しいだけではなかったネルコラボ。
努力をしても結果がついてこないこと、自分の理想と現実のギャップ。
色々な苦悩や葛藤に悩まされることもあった1年間で、それぞれが個々に成長を感じ、このネルコラボに入って良かったと思える事が1つでもあれば嬉しいです。

ネルコラボを卒業した子達が社会に出る時、きっとここで学んだ知識や経験はそれぞれの武器になって活躍する手助けをしてくれるはずです。

今後のみんなの活躍に期待を込めて
第2期ネルコラボは終了させていただきたいと思います。

ネルコラボに関わっていただいた全ての皆様。
誠にありがとうございました。

第6回 プラン発表とブラッシュアップ

概要

・初めて大人の前でプレゼンテーション
・大人からのガチフィードバック&ブラッシュアップ

プランをみる大人は?

プラン発表に対して、本気のフィードバックとブラッシュアップポイントを指導していただいたのは

第4回ネルコラボの回でマーケティングに関しての講義もしていただいた
株式会社カンドウコーポレーション
エグゼクティブビジネスデザイナー兼CEO
福原 勘二 氏

各チーム10分間のプレゼンテーション

ネルコラボは現在3チームで活動を行っています。
それぞれのチームに所属する企業があり、その企業の強みやリソースを使って
「その企業が北広島町で新しいビジネスを行ったら?」
をテーマにワクワクするビジネスプランを考え、発表していきます。

フィードバックを受けてプランを再構築

大人から本気のフィードバックを受けた後は、プランの再構築です。

自分たちの足りていなかった要素や考え方などを整理し
6月の発表会までにもう一度何をしないといけないのかという
ロードマップの作成からしていきます。

いつまでに何を決めて、どんなふうにプランの整合性を証明するのか。

まだまだ課題は山積みのネルコラボ3期生たち。
しっかり悩んで、6月には最高のプランを見せてもらいます!!

まとめ

マーケティングを学んでから約2日月間。
ビジネスプランなんて考えたことがなかった学生たちが、福原氏の前でプレゼンテーションできるレベルまで、プランを作成し持って来てくれました。

考える視点や内容はまだまだ改善の余地があるものの
連日遅くまでの会議を繰り返し見事ここまで辿り着いてくれました。

持っているパッションは間違いなく過去No.1!!
このまま走り続けろ3期生!!

第5回 プラン作成とチームビルディング

1月21日開催のネルコラボの様子をご紹介!

概要

今回のネルコラボの見どころは
・チームでガンガンプラン作成
・チームビルディング
の2本軸です。

チームに分かれてプランを作成

第5回ネルコラボの午前中はとにかく、プランを作成していきました。

第4回ネルコラボが終わってから第5回目まで約1ヶ月。
オンラインを駆使しながら議論を進めてきましたが、オンサイトに勝るものなし!

2時間という限られた時間ではありますが、全チームがどんどんプラン作成に挑みます。

第6回ネルコラボは、初めて大人の前でプレゼンテーションを行う機会になります。

残り3週間で、しっかりとプレゼンテーションができるレベルまで、プランの作成を行っていかなくてはいけません。

そのために、やらないといけないことの整理や、いつまでにどこまでは終わらせないといけないのかという整理を行っていきました。

チームとしての大きな方向性が見えてきたチーム、自分たちが今どのくらいやばいのかがわかったチーム、これから本格的に細かいプラン設計までやっていくチーム。

三者三様のチームですが、次回のネルコラボの発表まで
できることを一つづつ丁寧に行い
「それは面白い!」と思ってもらえるプランを出せるように頑張って欲しいです。

 

チームビルディング

チームとして活動がはじまり、はや1ヶ月。
リーダーシップをとって活動する学生、情報の整理が得意な学生。
自分がどうやって立ち回っていいのか分からない学生。
色々と、チーム活動を通していい所も、やりにくい所も見えてきました。

言いたいことがあるのに、あまり主張できない。
本当はこう思っているのに…

のようなちょっとしたモヤモヤを改善し
より強いチームにするために
第1回目ネルコラボで目的の持ち方について取り上げていただいた
株式会社CUA
代表取締役 生き方ソムリエ
盛矢 澄香 氏
にご登壇いただきました。

学生たちは
リーダーとフォロワーに分かれて
それぞれの取るべき行動や問題点を実際に体験できるワークを通じて
組織として強くなるにはどのような動きが求められるのかを学んでいきます。

ここで学生たちは、リーダーだけではなくて、フォロワーが組織として役割を果たさないといけないことに初めて気がつきます。

それを
今までのチーム活動に振り返った時に自分はどうだったんだろう?
と、きちんと自分ごとに落とし込みながらこのワークを受けることができたら
次は自分を変えようとするようになります。

ただ、まだこの時点では、自分を変る方法が分からない。
そこで必要なのが、新しい知識です。

自分がチームとしてどのように貢献していかないといけないのか。
貢献するためには、どのようなマインドセットが必要なのか。
それを座学で学んでいきます。

自分たちのチームがどこを目指して活動していくのか
もう一度チームのみんなで共通の目標として共有していきます。

チームとしての理想なあり方も人によってもちろん様々

お互いの価値観が違うことも認識し、認め合いながら
自分たちの理想に近づいていけるようなチーム作りが求められます。

コミュニケーションにずれが生じる原因は何なのか?
これを言語化することで、今までモヤモヤしてきたものが一気に晴れた気がしました。

プランを作るための知識と
チームを作るための知識が揃った今
どんなワクワクするプランが次回聞けるのかとても楽しみにしています!

次回に向けて頑張れネルコラボの学生たち!

第4回初めてのチーム活動&マーケティングを学ぶ

12月17日開催のネルコラボの様子をご紹介!

概要

今回のネルコラボの見どころは
・初めてのチーム活動
・マーケティングを学ぶ
の2本軸です。

初めてのチーム活動

これまでの3回は全員で色んなものを見たり、学んだりしてきましたが
この第4回目からはチームに分かれ、それぞれのチームでプランの作成をしていきます。

チーム分けはこの日の研修の一番初めに伝えられましたが
発表されるまでドキドキ。
クラス替え前みたいな緊張感が会場を包んでいました。

チーム分けが行われたあとは、プラン作成に必要な知識を学んでいきます。

まず初めに学んだことは、【アイデア発想方法】。
オズボーンのチェックリストを基に
身の回りの面白いアイデア商品がどのような発想から生まれたものなのかを学んでいきました。

アイデアの出しかたについて学んだあとは、そのアイデアの膨らませかたです。
面白いアイデアを形にして、サービスにするために必要になる視点が「マーケティング」です。

SWOT分析を学びながら、自分達が所属する企業を例題としてSWOTのやり方について学んでいきました。

学生からは、
「企業の話を聞いて分かった気になったけど、まだまだ知らないといけない分野がたくさんあることを学んだ。」
「フレームワークを使うだけで、自分の見えていない分野の整理ができた。」
という意見が出てきました。

これからもっともっと企業のことを分析し、自分達のプランに役立てて欲しいと思います。

【特別講義】マーケティングについて学ぼう

午後は、午前中に引き続き「アーケティング」をテーマに学んでいきます。

今回特別講義を引き受けてくださったのは

株式会社カンドウコーポレーション
エグゼクティブビジネスデザイナー兼CEO
福原 勘二 氏

同じく、株式会社カンドウコーポレーション
CMO(最高マーケティング責任者)チーフプランナー兼ビジネスデザイナー
下川 和美 氏

にご担当していただきました。

マーケティングを学んでいく上で一番大切にしないといけないことは
「それって誰が嬉しいん?」の視点だと、学生向けに伝えられました。

その上で
・3C分析
・モノ消費とコト消費
・ペルソナ設定
・4P分析
など、戦略と戦術について学んでいきました。

新しい知識を取り込もうと学生たちは、必死にメモを取ったり真剣に話を聞いて少しでも自分の知識にしようという姿勢で取り組んでいきました。

今回学んだことをこれからのプランの作成に大いに役立てて欲しいと思います。

 

以下チーム紹介です!

チームLbE:

チーム:マルブン

チーム:AxEL,

THE ONLYONE がひろしまベンチャーヤング賞を受賞!

ひろしまヤングベンチャー賞を受賞

第2期ネルコラボの参加学生チームTHE ONLYONEのプラン「AKINAI(読み:あきない)」がこの度、ひろしまベンチャー育成基金の主催するビジネスプランコンテストにおいてヤングベンチャー賞を受賞いたしました。

今回は学生37プランがエントリー。
その中で、地域コミュニティ部門において銀賞を受賞いたしました。

1年間頑張ってきたみんなおめでとう!!よく頑張りました!!

  

第3回 わくわく!北広島町合宿

今回は11月12~13日に渡って行われた北広島町での合宿の様子をご紹介!

概要

第3回ネルコラボでは
・ビジネスプランを作るフィールド、「北広島町」の現状、課題について知る。
・メンバー同士の交流を図る。

この2つを軸に行われました!

合宿1日目

初日は三段峡、芸北民俗博物館、芸北せどやま市場でフィールドワークを行いました!

三段峡

旅の最初は大自然を散策!
三段峡では、観光客の方との会話も楽しみながら歴史や土地について学びました。

聖湖、芸北民俗博物館

聖湖はキャンプやサップ体験ができます。今回は見学だけでしたが、遠くから見るだけでも紅葉と湖の景色を楽しめました。

芸北民俗博物館では聖湖の底に沈んだ集落の生活の様子が再現されており、学生たちは現代では見ない家の造りに興味津々。あまりの心地良さから畳に寝転ぶ姿も。

芸北せどやま市場

芸北「せどやま」再生事業とは?

山林の景観や生態系保全、地域経済の活性化、木質バイオマスの利用促進を図る事業のことです。山林の適切な管理、地域通貨「せどやま券」による地域経済活性化、地域の温泉等での薪の活用などを学びました!

学生からは「どんな木が薪に使われるの?」「林業はどのくらい担い手がいるの?」など質問が飛び交いました💭

夜ご飯

夜は古民家でお泊まり!

ネルコラボに協力して下さっている、株式会社マルブン様のおうちで作れる激ウマなイタリアン料理セット「ウチマルキッキン」をみんなで作って食べました。

学生は「いくらでも食べれるくらい美味しい」と味わっていました☺️

合宿2日目

2日目では、3チームに別れて北広島町で活躍されている方にお話を伺いました。

「母ちゃん餃子、ふぁーむbuffo、福光酒造」チーム

母ちゃん餃子

母ちゃん餃子の店主はIターンで北広島町に来られました。
自然の豊かな所での伸び伸びとした子育て、親切で温かい地域住民との交流を楽しんでいらっしゃいます。餃子やお弁当ももちろんこだわり満載で地域住民に愛されている味です!

ふぁーむbuffo

ふぁーむbuffoでは、鶏に負担の少ない、「平飼」という方法で養鶏をされています。

福光酒造

元は廃業していた酒蔵を復活させ、北広島町の気候を生かしてお米やぶどうを作りどぶろくやワインにして販売をしている酒蔵です。酒造だけでなく、地域住民の交流のきっかけとなるイベントの開催もされています。

このようなお話の中で、学生はIターンをする際に大変だったことやどのような場所で平飼をしているのか、どぶろくの作り方など、積極的に質問していました。

 

サイクリングチーム🚴‍♂️

サイクリングチームでは、O.M.S(大朝モビリティステーション)さんのガイドツアーで北広島町大朝の観光地をE-BIKE(電動アシスト自転車)で巡りました。

O.M.S(大朝モビリティステーション)とは?

O.M.S(大朝モビリティステーション)さんはE-BIKEで北広島町の歴史や自然を巡るガイドツアーやレンタサイクルを行っている企業です。

また、企業の説明の中でアニメ作品と北広島町の遺物を掛け合わせたインバウンド向けのコースのお話も伺いました。その中で、学生はネルコラボ協賛企業にも海外の留学生と関わりのある企業があるため、このコースと掛け合わせたプランが作れるかもしれない!と早くも考えを膨らませていました!!

林業、100プロチーム

こちらのチームでは林業、地域の団体「100プロ」についてお話を伺いました。

大内林業でのお話

「木を切ることは悪いこと?」

そんなテーマから森林と林業の関係を学びました。「林業は森林を破壊しているのでは?」そう考える人も多い中、木を切る理由はズバリ、森林の保全のため。集中豪雨での土砂災害などから森林を守り、本来の森林の役割である生物多様性保全、二酸化炭素吸収などを手助けしています。

このようなお話を聞く中で学生は林業の必要性を学び、減少していく林業人口を増やすことのできるアイデアはないかと話し合っていました。

100プロとは?

近い将来、地域の児童数が大幅に減ることを予想し、「児童数を100人にする」を目標に活動されている団体です。活動内容は、子供の教育のための「自然体験イベント」や移住後の女性へのサポートなど多岐にわたります。

この活動に去年参加した学生もいるので今年はより一層100プロでの活動に積極的に参加し、地域を盛り上げていきたいですね!

北広島町まちづくりセンター見学

合宿の最後は、「北広島町まちづくりセンター」での学習です!

地域にとってのまちづくりセンターの役割、官民との連携を取りながらいかに町民が利用しやすい施設にしていくか、周辺の施設と連携し、より複合的な使い方をするにはどうしていくべきかなどのお話を伺いました。

おわりに

この合宿を通し、学生は北広島町というフィールドで中山間地域ならではの資源、課題をたくさん学べました。

これからの企画作成の際にどのようなアイデアが出てくるのかとても楽しみですね!!

合宿の様子はこちらのYouTubeもご覧ください!
https://youtu.be/hdWkJnC-ch4

第2回 企業と初めての交流

10月29日行われた第2回ネルコラボの様子をご紹介していきます!

第2回目の概要

第2回目のネルコラボは
・社会人に求められる「考え方」を学ぶ
・今年のテーマ出し企業との初めての交流
の2本軸で行われました。

社会人に求められる思考力

今回、学生に向けて講演していただいたのは
広島国際学院大学 教授 竹元 雅彦 氏

過去にはユニクロの店長育成体型の設計を手がけるなど、現実社会で数多くの人材育成のコンサルティングなども行ってきた竹元氏。
今回は、そんな経験も入れて、これからの社会人に求められる考え方の理論を学生にわかりやすく解説していただきました。

 

愛媛、福岡から企業が参加!初めての学生と企業の初めての交流

第3期ネルコラボは、テーマ出し企業と呼ばれる企業にそれぞれお題を出していただき、そのテーマに基づいて学生たちは、地域課題解決に取り組んでいきます。

そんなテーマ出し企業となるのは

愛媛県に本社を持ち、イタリアンや洋食、海鮮丼などでお店を展開している
株式会社マルブン

テーマ:食
「食べることで〇〇を喜ばせろ!」

今後の見どころ

食を通じて、食べる人を喜ばせることを追及している株式会社マルブン。
プロダクトアウトの商品ではなくマーケットインの考え方での商品開発が求められる外食産業で、学生たちからはどのようなプランが出てくるのか?

 


留学生との交流を通じ、未知を体験してもらう教育的プログラム開発を行う
株式会社LbE JAPAN

テーマ:教育
「留学生との交流で〇〇を喜ばせろ!」

今後の見どころ

中高生向けに、海外の価値観や現状など、その子達にとっての「未知」に出くわすことによって、今後の将来の考え方や多様性について考えるようになるプログラム開発を行うのが株式会社LbE JAPAN。北広島町を舞台にした上で、21世紀型教育を留学生と共同して生み出していけるのか?

 


時代と世代の交差点をコンセプトに幅広い属性の交流を行う
コワーキングスペースAxEL, (弊社サービス)

テーマ:イベント・情報発信
「時代と世代の交差点を作れ!」

今後の見どころ

オンライン・オンサイト、そのミックスを利用して、世代や地域を超えたコミュニケーションを図る企画を打つコワーキングスペースAxEL,。北広島町とその他の地域をどのように面白く交流させ、多くの発信を行うことができるのか?約半年で、北広島町の交流人口の増加をどれだけ増加させることができるのか?

 

企業の取り組み紹介

企業の方々はそれぞれ、取り組みや強み、どんな相手がクライアントになるのかなど企業の基礎知識について説明していただきます。

学生は、説明を聞いた後に質疑応答をして企業に対する基礎理解を深めていきました。

今度は学生について知ってもらおう

企業の紹介が終わったあとは、学生のことを企業に知ってもらう番です。

なんでネルコラボに入ったのか?
将来どんな大人になりたいのか?
何に興味を持っているのか?

などなど学生のことを企業の皆さんに知ってもらいました。

 

感想

学生からは、
「 どの企業の方も、他企業と同じことをするのではなく、自分たちがシステムを変えたり、未来の若者に投資して未来の国を変えようとする思いが伝わりました。 」

「大学生は就活をするというのは別に当たり前じゃないというLbEの北さんの「普通」に対する考え方が新鮮に感じました。」

「マルブンは、ほとんどのことを社員に任せてるすごい。その教育体制と信頼関係に驚きました!」

などなど、企業のことを知れて新しい発見や気づきが沢山あったようです。
今後みんながどのチームで活躍するのか考えるだけで“ワクワク”してきます!

第3期ネルコラボスタート!

ネルコラボ運営事務局の「はぎ」こと萩山雅英です。
10月8日行われたネルコラボの様子をご紹介していきます!

それでは、第1回の活動記録スタートです!!!!

広島県内の17名の学生が集まって第3期スタート

第3期ネルコラボが、10月8日から開催!
県内6大学から17人の学生が集まり、北広島町の地域課題を解決するためのプロジェクト型インターンシップがスタートしました。

今回のテーマ「自己理解」

今回のテーマは自己理解です。
これまでの生活の中で、自分自身について向き合う時間はそんなになかったはず…

ネルコラボでは、自分自身のことを知り、相手のことを知ることでより強いチームになると考えています。だからこそ、第1回目のテーマは「自己理解」。今までの自分の経験を振り返りながら、自分の現在の考え方や性格を理解していきます。

SPトランプでわかる!自分ってどんな人?

SP(サブパーソナリティ)トランプとは、52枚のトランプに描かれた性格から、自分の性格に当てはまるものを選択し、自分自身の強みや弱み、考え方の癖などを理解することができるトランプです。

学生たちは、自分のカードを出したあと、どうしてそのカードを選んだのか皆んなの前で発表していきました。中には、あまりにも属性が偏っている特徴の尖った学生や、逆にものすごくバランスが良く配分された学生など、まさに十人十色の学生たち。この学生たちが1年後どのような成長を遂げるのか楽しみです。

皆んな自分の強みをガンガンに伸ばしてほしいな。

【特別講義】目的の持ち方とモチベーションの維持

今年のネルコラボももちろんスペシャルな講師の方を続々とお呼びしていきます。
第一回目の講師に来ていただいたのは、株式会社CUA 代表取締役 盛矢澄香先生です。

目的を持つことがどうして大切なのか?
人がやる気になるメカニズムってなんなのか?

学生があまり普段を意識していないところでの
気づきや学びをたくさん与えてくだささりました。

盛矢先生の講座の最後には、学生たちがそれぞれに「ネルコラボを通じて自分がどうなりたいのか?」を発表。

来年の6月までになりたい自分を設定し
そのために、どんな行動を取って行かないといけないのか

を全員の前でしっかりと宣言しました。

今回の講座を受けて学生からは

「やる気はそれ単体から生まれる訳ではなくきっかけや目標から生まれる、ということが印象に残りました。やる気がないから、と匙を投げるのでは無く目標に立ち返ることが必要だと考え直す機会はとても重要だと思うことが出来ました。」

「人と自分の価値観の違いを受け入れることの大事さを学びました。自分の意見を押し通す人が多い世の中で、相手の意見も聞き受け入れ、自分の意見も話すことができる人になりたいな。」

などなど新しい気づきに対する学ことの面白さを感じたと多くの声を頂きました!

ネルコラボ参加学生のみんな!一緒にたくさん成長していこうね!!

【体験会開催】第3期ネルコラボ

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。学生が、地域課題の解決をテーマに、解決方法を練り、実際に実行することまでを行います。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

第2期ネルコラボ年間イメージ

ネルコラボがすごい3つのポイント!

①すごい社会人に出会える!

ネルコラボを支える大人は本当にすごい人たちばかり。
ここでの出会いは本当に一生もの!

ネルコラボを過去参加した人たちからも
「ネルコラボの一番すごいところは間違いなく人との繋がり!」
との声をいただいております。

社会のことを先に知っている大人たちに自分の将来のことも相談できるような人間関係が気付くことができるのは、ネルコラボならでは!!

②社会に出てからの力が身に付く!

ネルコラボのコンセプトは
「社会に出てからもイキイキ働くことができる社会人を養成すること」

社会人になってからも必要になる視点や能力をこのプロジェクトでたくさん学んでいきます。
しかも!
その知識を与えてくれる講師は、全員いまも現場の最前線で活躍する現場のプロ達

「知らない→知っている」の状態から「知っている→できる」の状態になるまでとことん挑戦する場所がここにはあります。

③就活にとても有利!

ネルコラボに参加したら、就職活動に困ることはないです。
そう言い切れるくらい、このネルコラボでは、皆さんの能力を成長させる自信があります。

あとは、ネルコラボを通じてたくさんの価値観や可能性に触れることで
・自分がどうやって働いていきたいのか。
・どこなら輝けるのか
をしっかり考えて職業選択をしてほしいと思います!

絶対、ネルコラボに参加した学生は普通の大学生より選択肢は広がります。
もちろんガクチカとしてもめちゃくちゃ強い内容を手に入れれます。

参加までの流れ

①説明会:9月6日(火)13:00〜14:00
参加はオンラインでの視聴のみ!気軽に参加してね!:終了

②体験会:9月24日(土)
【時間】13:00〜16:00
【会場】コワーキングスペースAxEL,

どんな風にネルコラボを行うのかを体験したり、第3期に興味を持っている学生に直接出会いネルコラボの雰囲気を感じてください。

③本エントリー
説明会&体験会をしてみて第3期ネルコラボに入りたいと思ってくれた学生はここで本エントリー。第3期ネルコラボ一緒に頑張っていきましょう!

※ネルコラボの定員は20名です。応募人数が20名を超えた場合には、面談を行います。

※お電話はコワーキングスペースAxEL,につながります。

もっとネルコラボについて知りたい方はこちら
ネルコラボとは?

第8回ネルコラボ活動報告

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。今年のネルコラボは、「ソーシャルビジネスを作り出す。」をテーマに活動していきます。最終的には、ビジネスプランコンテストに挑戦していきます。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

「プレゼン回」

ネルコラボ2期が開始して、早8か月。学生たちは「全力」を尽くしてきました。

今日は、ビジネスプランコンテストに向けて、名立たる大人を前にチームで作成したプランを発表し、もっと良いプランにするためにアドバイスをいただく回です。

つまり、「プレゼン回」

学生たちが今までで1番緊張する日です。ネルコラボで学んだことを最大限に活かし、学生たちはどのような1日を過ごしたのでしょうか。そして、学生たちはプレゼンを終え、どのように感じたのでしょうか!

緊張・緊張・緊張

午前中は最終確認をする時間となりました。プレゼンをするときに一番伝えたいところ、テンポ、目線など、良いプレゼンにするために学生はもちろんのこと、一緒に支えてくださった学生メンター、社会人メンターも一緒になって詰めていきました。この時の学生はというと、「緊張する」「手が冷たくなってきた」などドキドキな状態です。

ついに!!

午後からは、ついにプレゼンの時間。プレゼンがうまくできるか不安という気持ちに加え、学生たちの緊張を助長させるのは審査員の顔ぶれです。本当にすごい方々にプレゼンを見ていただけます。このような貴重な経験ができる場所が他にあるでしょうか?審査員の方々を紹介します!

広島国際学院大学情報文化学部現代社会学科 教授 竹元雅彦氏
NPO法人ひろしまジン大学 代表理事 平尾順平氏
元文部科学省総合教育政策局 加藤賢一氏
株式会社カンドウコーポレーション代表取締役会長 福原 勘二 氏
NPO法人INE OASA 理事長 堀田高広氏

審査員の方々の登場に会場の緊張感も高まります。しかし、緊張感と同時に熱気も高まり最高の空間となっていました。

ここからは実際に学生のプレゼンの様子を見ていきましょう!プレゼン順は以下の通りです。

  1. こむぎ “あ~す「また行きたい」が生まれる”
    手軽に非日常な体験をしたいという女子大学生対象に芸術家とコラボした宿泊施設を提供する。加えて、北広島町の観光スポットへ観光客を流動させる。
  1. ろんぴかーぽ “キタヒロと若者を繋げるために”
    北広島町の作物を使って開発した商品やすでにある北広島町の商品を提供するキッチンカー事業。今回は「推しチュロス」を提案。
  1. THE ONLYONE “空き家×趣味で行う新しい生活スタイル”
    二拠点生活と北広島町の様々な資源を掛け合わせて行う空き家活用サービス。サービス内容に加えて、問題視されている「空き家」を未然に防ぐ方法を提案。

学生たちは緊張しながらも自分たちのプランを一生懸命に発表します。持ち時間15分の中でいかに魅力的なプランだと思わせるか、たった15分だけど15分のためにたくさん準備してきたのです。とてつもなく濃い15分間を過ごしました。

学生たちのプレゼンの後は審査員の方々によるアドバイス・講評の時間です。様々な評価が飛び交っていました。「確かに面白そう!」と良い評価をもらうチームもあれば、「結局何がしたいのかが伝わってこない。」と厳しい評価をもらうチームもいます。それも、学生たちが本気で取り組んでいるからこそ、大人の方々も本気で聞いて、アドバイスしてくださいます。大人の方々に意見をいただいているときの学生は真剣な目そのものでした。

学生の声

第8回のネルコラボを終えた学生の声を紹介します。

「もっとプレゼンがうまくなりたい!」
「今日の意見を基にさらにプランを良いものにしたい!」
「ビジネスプランコンテストはよい結果を残したい!」
「他のチームのプレゼンを聞いて学ぶことがたくさんあった!」
「プランを実際にやってみたくなった!」

最後に

学生たちは厳しい意見をもらっても折れることはありません。社会人の方々のアドバイスを握りしめ、すでに走り出しています。今回の「プレゼン回」が決してゴールではないからです。目指すはビジネスプランコンテスト!!挑戦はまだまだ続きます。

安田女子大学 中村早希