第6期ネルコラボ参加者成果報告〜前 咲玖良〜

ネルコラボへの参加理由

ネルコラボに参加した理由は、「企画することが好き」という自分の気持ちを、より深く伸ばしたいと思ったからです。きっかけは、昨年の夏休みに参加したS-produce.のインターンでした。すごろくインターン、ワナビィ、とらビズの三つのイベントを通して、ヒアリング力・企画力・プレゼン力を実践的に学ぶことができました。その経験の中で、自分は企画を考えることに楽しさを感じると気づき、「もっと成長したい」「より面白い企画を考えられるようになりたい」と思うようになっていきました。

参加前の自分にとって企画とは、「ワクワクを提供するもの」「現実的に実現可能であるもの」「チームで協力してつくるもの」「顧客のニーズに応えるもの」というイメージでした。一方で、自分の意見に自信を持てないことや、批判的思考が足りていないという不安も抱えていました。また、6か月という長期間の活動を最後までやり切れるのかという迷いもありながらのスタートでした。

学びと成長

ネルコラボを通して最も大きな学びは、自分の強みと弱みを明確に認識できたことです。自分の強みは、周囲が話しやすい雰囲気をつくり、心理的安全性を保つことができる点だと気づきました。オンラインでの会議が多い中でも、うなずくだけでなく声に出して反応することを意識し、メンバーが安心して意見を出せる環境づくりに取り組みました。

一方で、批判的思考の弱さは大きな課題として残りました。会議の中で他のメンバーが新しい視点や改善案を出している場面でも、自分はその視点に気づけないことがありました。物事を客観的に俯瞰して捉える力がまだ足りていないと実感し、悔しさとともに今後の課題として強く意識するようになっていきました。

また、プレゼン力も大きく成長したと感じています。相手に伝わるプレゼンを目指し、友人と何度も練習を重ね、内容を徹底的に自分の中に落とし込むことを意識しました。就職活動と重なった時期は特に大変で、1月から2月にかけては精神的にも苦しい日々が続きましたが、それでもやり切った経験が今では自信につながっています。メンターから「やっとプレゼンが報われた」と言ってもらえたことや、社長から「ぜひ実現しよう」と言ってもらえた瞬間は、自分の努力が形になったと感じられる出来事でした。

得意・不得意の発見

活動を通して、自分の得意なことは「人が話しやすい雰囲気をつくること」だと実感しました。これはメンターからのフィードバックによって気づいたものであり、自分では当たり前だと思っていた行動が、チームにとって価値あるものだったと知ることができました。

一方で、不得意なことは批判的思考と、自分の発言への自信のなさです。自分の意見が正しいのか分からない、ずれているのではないかという不安から、発言をためらってしまう場面もありました。その結果、「言わなければよかった」と感じることもあり、自分の中で思考や行動が止まってしまうこともありました。この経験を通して、自分の課題としっかり向き合うようになり、次は自分の発言を自信を持って伝えれるようになることが目標です。

参加してよかったこと

ネルコラボに参加してよかったと感じるのは、チームで企画をつくり上げる楽しさを改めて実感できたことです。半年間かけて考えた企画が社長に届き、実現につながったときの達成感はとても大きかったです。

また、メンターや社会人の方とのつながりも大きな価値だった。自分の成長を見守ってくれる人がいることや、「一緒にプロジェクトをやりたい」と言ってもらえた経験は、自分の可能性を信じるきっかけになりました。指導してくれる人がいる環境のありがたさを実感できたことも、この経験の大きな収穫である。

メンターの存在

メンターの存在は、自分にとって支えであり、安心できる存在でした。夜中でも発表内容を聞いてフィードバックをくれたり、アイデアを一緒に考えてくれたりと、常に寄り添ってくれました。

就職活動についても相談に乗ってもらい、同じような興味を持つ社会人として話をする中で、不安が軽くなったことも印象に残っています。また、幅広い知識を持っていることや、仕事とプライベートをしっかり切り替えている姿、そして誰も一人にしない関わり方に、社会人としての在り方を学びました。

印象に残っている経験

特に印象に残っているのは、中間発表前の苦しい時期です。発表の一週間前まで企画が定まらず、焦りの中でプランを詰めていきました。チーム内でモチベーションに差があったり、意見がまとまらなかったりと、自分自身も状況を整理しきれず、理解が追いつかない場面もありました。

毎日活動に向き合う中で精神的にも追い込まれていたが、その中でメンターからかけてもらった言葉が支えになった。「起案力を伸ばしたい」「一緒にプロジェクトをやりたい」と言ってもらえたことは、自分の努力が認められたと感じる瞬間でした。同時に、自分を見てくれている人がいるという実感が、大きな自信へと繋がりました。

これからの挑戦

これからは、卒業プロジェクトに力を入れて取り組みたいと考えています。ネルコラボで出会った人たちに指導をいただきながら、自分自身のプロジェクトを形にしていきたい。まだ具体的な内容は定まっていないが、相談を重ねながら進めていく予定です。

将来的には、子どもや高齢者に向けて、教育や生きる楽しみを提供できる場をつくりたいと考えています。そして、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるような社会人になることが目標です。

これから参加を考えている人へ

ネルコラボは、自分自身を大きく成長させてくれる場であり、大学ではなかなか経験できないことに挑戦できる貴重な機会だと思います。私自身も、企画が好きという気持ちはあったものの、批判的思考が足りないなどの不安を抱えていました。それでも実際に参加してみると、大変さの中にやりがいがあり、自分の可能性を広げることができました。

また、社会人の方々と関われることも大きな魅力だと思います。自分の考えや悩みをぶつけることで、必ず何かしらの答えやヒントをもらうことができ、新しい知識や価値観に触れることができます。

もし迷っているのであれば、一歩踏み出してみてほしいし。その経験が、自分自身を変えるきっかけになるはずです。