【第二回】ネルコラボ〜プロジェクトを始める視点〜

※新型コロナウイルスに伴い、消毒・除菌の徹底や換気、検温やマスクの着用など対策を行い活動を行っております。

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。学生が、地域課題の解決をテーマに、解決方法を練り、実際に実行することまでを行います。今年のテーマは「北広島町の田原温泉が復活したら?」。元々あった温泉がなくなったということは復活しただけではまた潰れるかもしれない。復活した時に田原温泉を盛り上げるには何が必要なのか?を今年は考えていきます。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

広島市内で開催!第二回ネルコラボ

学生たちは前回、北広島町の大朝で実際に自分たちの目で見て情報収集を行いました。
第二回よりその持ち寄った情報を元に実際に自分たちが行うアクションプランを広島市内で考えていきます。

【特別講演】加藤賢一氏 理想の自分になるために

昨年まで文部科学省で官民協働海外留学創出プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」にて【高校生コース】担当しながら、全国70箇所以上で多くの学生や教師に対して講演を行ってきた加藤賢一さん。

トビタテ!留学JAPANでの経験や、世界で実際に起こった事例を使いながら理想の自分についての考えを深めるワークをしていただきました。
将来を見通すことが困難で”正解のない時代”に生きる学生たちにとってワクワクする未来を想像/創造するために、マインドをポジティブに変換すること・現代の常識を疑い何が根本に存在するのか?、そんなこれからを生きていくために必要なことをしっかりと考えるきっかけになりました。

コンピテンシー

ネルコラボが他のインターンシップとは異なる一つにコンピテンシーの存在があります。
長期間をかけ、自身の行動や考え方を意識することで、社会に出てもなりたい自分であり続ける。そんな願いを叶えるための指標を用いて活動を行っていきます。

先行事例研究を北広島町に落とし込む

 

今回宿題として、学生は地域活性化の先行事例を1人最低5個以上持ち寄りました。
今度はそれを北広島町にどのように落とし込むことができるのかを考えていきました。

問題と課題と原因と要望。それぞれ混同してしまいそうだけど決して混同してはいけないところをきちんと整理した上でグループワークで先行事例研究の共有を行っていきました。

【特別講演】松原裕樹氏 SDGsって何?

近年よくテレビのCMや街中のポスターでもSDGsという言葉をよく目にしたり耳にしたりするようになってきました。しかし、実際にどんな物なのかはいまいちわからない。

そんな問題を解決するためにきていただいたのは、ひろしまNPOセンター事務局長の松原裕樹さん。普段からSDGsの達成に向けた取り組みを民官学どの主体とも協働して取り組む、SDGsのスペシャリストです。

今回はカードを用いながら、学生それぞれの考えを大切にSDGsについて考えていきました。
難しいと勝手に思い込んでいた学生も、自分の身の回りにもこんなにSDGsの観点は存在していることを学びました。

SDGsの観点からも自分たちのアクションプランをしっかりと考えていきます。

まとめ

第二回ネルコラボではこれからのプロジェクトを進めていく上での重要な観点やマインドを学ぶことができました。プロジェクトを進める上で何か壁にぶつかった時にはぜひ今回のワークを思い出して欲しいと思います。

次回は11月21日広島市内で活動を行います!
次回はスペシャルゲストに

株式会社CUA
代表取締役 生き方ソムリエ
盛矢 澄香 氏
をお迎えし、チームで動くには何が必要なのかをテーマに講演いただきます。

次回の活動報告も是非ご覧ください!