第3期ネルコラボ参加者成果報告〜高松 智美〜

私は大学2年生の10月から大学3年生の6月まで、ネルコラボ3期生として活動に参加してきました。

ネルコラボに参加したきっかけは?

私がネルコラボに参加しようと思ったきっかけは、なにか学生の間にしかできない楽しいことがやりたい!と思っていたことと、周りの友達が学生団体やボランティア活動などに参加して主体的に動いているのをみて、私にはそんな風にできるのだろうか、という焦りがあったことです。私はネルコラボに参加するまでに議員・首長インターンシップやボランティア活動などに参加してきましたが、どれも大人のパワーが強く、学生ができることも限られていたため、主体的に動けたという経験があまりありませんでした。そんな時にネルコラボの説明を聞き、しかも私の大好きな北広島町が活動のフィールドであると知り、これはチャンスなのではないか!?と思って参加を決意しました。実際、知っている人が誰ひとりいない、どんな人がいるのかも分からない、そんな中に1人で飛び込んでいくのはとても怖くて勇気がいりましたが、あの時に挑戦できた自分のおかげで今があるので、挑戦した自分には感謝しようと思います。

終わった今の気持ちは?

ネルコラボに参加して、約8ヶ月間の活動を終えた今、本当に参加して良かったと心から思っています。楽しかったことや良かったことはたくさんあるのですが、その中でも2つ紹介します。

まず1つ目は、ネルコラボで色々な大人との接点を持てたということです。中にはこんな大人になりたいなと思えるような方との出会いもありました。

これまでも大学やアルバイト先では大人と関わることはありましたが、大体が決まったメンバーとの関わりでした。しかも、褒めてくれる大人もいなければ怒ってくれる大人もいないというのが当たり前でした。ですが、ネルコラボでは色々な分野のプロの方たちが学生と一緒になって活動をしてくださり、ここはもっとこうしたらいいんじゃない?とアドバイスをくださったり、良いところがあればたくさん褒めていただいたりしました。そもそもネルコラボに関わってくださっている大人の方たちの中には、社長や経営者といった普通に生活していては絶対に関わることのない方たちがいるので、そのような方たちとお話しするだけでとても刺激的でした。私はこれまで「社長」と名の付く方との関わりがあまりなかったので、社長という存在に対して漠然と、就職活動の最終面接で登場してくるような怖い人というイメージがありました。また、どういうことを考えて生きているんだろうとか、学生に対してどんなことを思ってるんだろうなど、謎でいっぱいでした。ですが関わってみると、現状に満足せず、人一倍熱い想いを持っている方が多く、人生を楽しんでいそうな方たちばかりだなと思いました。実際にお話してみるとものすごく楽しそうに自分の経験を語ってくださることもあり、ちゃんと人間なんだな~と思いました。このように、年齢も職業も性別も、これまでの経歴も全く違う大人の方たちと関わる機会をたくさんいただけたので、将来社会に出た時に避けて通ることのできない、「大人と関わること」に対する恐怖心も少し薄れました。また、大人の方と一緒に活動していき、学生を客観的に評価してくださったので、自分では気付かなかった自分の良さについて知ることができました。そして、これからどのようなことを意識して動いていったら良いのか、自分の課題にも気付くことができました。

 

そして2つ目は、熱量がある学生とも出会えたということです。例えば大学では、授業中にグループワークの課題が出されたとき、及第点がとれればいいや、という雰囲気になり、本当はもっとできるのにやろうとしないことがよくあります。だからこそ、ネルコラボでは講義中のグループワークにも積極的に取り組み、しっかり人の話を聴くことができる学生たちや、自分たちにできることは何なのか考え続けたり、プランをより良いものにしようとしていったりする、熱量のある学生たちに出会えたことがとても良かったと思います。何より、一生懸命まじめに取り組んでいる人を馬鹿にしない、そのような学生たちが集まってくるのがネルコラボの良さであり凄さだなと思います。

これから身に着けたい力

次に、これからの私に必要な力です。これもたくさんあるのですが、2つ挙げます。それは計画力と、伝えたいことを簡潔に伝える力です。

まず計画力は、これまでもずっと私に足りない力だと思っていましたが、ネルコラボを機に絶対に身につけたいと思えました。なぜなら、ネルコラボの活動と学校の授業や課題、アルバイトやボランティアなど、全てを同時に、自分が満足できるレベルで進めていくには計画力が必須だと思ったからです。今回、私は計画力がなかったために、学校の課題や他のやらないといけないことをどんどん溜めていってしまい、それが体調を崩すことにもつながって、チーム活動に集中して参加できていない時がありました。ネルコラボに参加する前であれば、学校の課題が終わらないのは自分のせいだし、体調を崩しても自分が困るだけの自業自得で終わるのですが、ネルコラボではチーム活動を行うため、自分がやるべき事をきちんとやっていなければチームのメンバーに迷惑がかかってしまいます。それはやはり良くないし、社会に出て働くうえでも計画的に行動できる力は必須なのではないかと、今回の活動を通して改めて思いました。また、自分のキャパシティを知っておくことが計画力を身につける上で必要となるのではないかという気付きもありました。そして私は色々なことを全て同時に進めていくこと、マルチタスクが苦手だということが分かったので、ひとつずつ進めていくことの時間も考慮して計画的に行動していきたいと思います。

そして次に、伝えたいことを簡潔に伝える力についてです。これは、ネルコラボに参加するまで意識もしなかったことですが、今は最も身につけたい力のひとつです。ネルコラボでの活動で人と話す機会がたくさんあり、私は自分の話す力のなさに驚きました。例えばチーム活動ではZOOMを使って会議をすることが多かったですが、お互いに顔の見えない中の会議では特に、自分の伝えたいことを簡潔にまとめなければならないなと感じました。それができていないと、ダラダラ話してしまって違う意味に捉えられたり、人によって解釈が変わってしまったりすることにつながると思います。私は考えた過程をそのまま話してしまう傾向があったので、まずは結論を最初に言うようにしていきたいと思います。ネルコラボで出会った、話が上手い人や話のまとめ方が上手い人を参考にして頑張ります。

第4期に向けた意気込み

最後に、私は次の7月から来年の6月までの第4期ネルコラボにも参加することを決めているので、第4期の活動にあたっての抱負です。第4期のチーム活動では、第3期で見つかった、人当たりが良いという強みを活かし、誰もが意見を出しやすい、話しやすい会議の雰囲気をつくっていくことに貢献していきます。また、今必要とされていることは何なのか自分から気付いて行動していきたいので、現状を把握し、説明できるようになります。そして私は北広島町について詳しいと思っていたのに、実は見えていたところや知っていたところはほんの少しなんだなということに気付いたので、これからの第4期での活動を通して、自分の生まれ育った北広島町についてもっともっと知っていきたいと思っています。

第3期ネルコラボ参加者成果報告〜山崎 虎太郎〜

ネルコラボに参加した経緯

ネルコラボの存在を知るきっかけとなったのは、同大学で学部が異なる友人からの
紹介でした。
私自身、ネルコラボ参加前から公務員を志望しており、企業が開催するインターンに参加する意思は、あまり持ち得ていませんでした。ただ。その友人から、

〇ネルコラボはある企業に赴くインターンではなく、一度に多様な企業の方々と接することができるインターンであること
〇チーム活動を行い、その活動をもとに、個々の主体性や長所を伸ばしていくインターンであること

ということを教えてもらいました。
これを受け、「どのような方々が地元である広島を盛り上げているのかを知りたい!チーム活動を半年間行うということから、自身が人としての成長できる場として非常に良い場になるはず!」という思いから、ネルコラボへの参加を決意しました。

ネルコラボに参加してみて

参加当時は初対面の方、年上の方、社会的立場が上の方に対し、少し怖いと感じる
気持ちがありましたが、この10か月間を「学ぶ」「協力する」「楽しむ」の三点から素晴らしい時間を過ごすことができました!
私のような学生に対しても、大人の方々はやさしく接してくださり、時に間違ったことをしてしまったときは叱っていただいたりと、非常に手のかかる私に多大な時間を使っていただき感謝しかありませんでした。

ネルコラボの醍醐味

「バイトをし、友達と遊び、流されるまま企業のインターンに行く。」このような一般的な大学生活では体験できない活動内容のネルコラボですが、なんといっても学生と企業の交差点であるコワーキングスペースAxEL,という場を用いることによって、熱意を持った大人の方々と話す機会を得られ、その熱量を肌で感じられることが一番の醍醐味です!

「もっと広島を・北広島町を面白くしてやる!」というものが初対面の時にでも、すぐに伝わりましたし、本気度というものが私でも会話からひしひしと感じとることができるほどでした。これほどまでに近い距離間で接することができる機会はそうそうないと思います。

さらに上記に加え、チーム活動を半年間行えるというのが非常に重要なところであると私は思います。チームは様々な価値観を持つやる気に満ちた学生たち、さらに学生たちが活動しやすいように補助やアドバイスを行ってくださる学生サポーターさん・メンターさんで構成され、学生たちの主体性を軸に活動していくため、学生次第で非常に濃度が濃く自由度の高いチーム活動を行うことができる点もネルコラボの醍醐味として欠かせない点だといえます!

ネルコラボで私自身が成長したこと

私自身の成長できたものとして、実際の自分と自己評価した自分との乖離が小さくなったことを挙げます。
参加前の自分は、今自分が振り返っても非常に自信に満ち溢れ、非常に自己評価が高かったように感じました。そのため、他者からみた評価と自分からみた評価が大きく離れてしまっていました。ただ、この自分の自信はチーム活動を通して、だんだんと崩れていきました。自信過剰であった私を正しい自己評価を行えるように正してくれた要因としては、広島の様々なところから参加している学生の長所や能力を目の当たりにしたことが大きかったと感じます。実際、私が所属していたチームには視覚的に情報共有を行う能力を持つ人や、ファシリテーター非常に上手な合理的な人など、私自身が持ちえない能力を持つ学生がおり、彼らの凄さ、特異さを見つければ見つけるほど、自分が何もできないことを自覚させられていき、さらに彼らは私と異なり、いろいろな大人の方々からどんどん褒められていき、私の持っていた自信はどんどん崩れていきましたし、その出来事は私自身かなり精神的にも来るものもありました。

ただ、この過剰な自信の喪失があったおかげで、自分を見つめ直すことで、本当の自分の強みやポジション、できることなどを自己理解することが、今の私にとっての正しい自信に繋がっているのだと感じています。

ネルコラボで得たもの

二つ目に、得たものとして、小中高大と学生をしてきた中で、今まででは得られなかった「仲間のような友達」を得ることができたことを挙げます。
私の言う「仲間のような友達」とは、真面目な将来の話・自分の強み・お互いの踏み込みにくい話などを相互的に話し合える友達を指しますが、私には今まででこのような友達を作ることはできませんでした。言い方を選ばなければ、面白おかしく楽しいことができる友達しか作ったことがなかったのです。

ですが、ネルコラボのゴールとなる最終報告会に向けて、チームで半年間活動していく中で、同じ目標を掲げ、協力するという過程をともに歩んだことにより、今までの友達とは一線を画す友人関係になれたと私は思っています。その過程の中には週七オンライン会議や、徹夜会議など今考えても過酷だと感じるようなものもありました。当時は非常につらく、体力的にも負担が大きいものでしたが、今思うとこのような学生時代にしかできない無茶な経験が、より親密な友人関係を築く要因になったと感じます!

自身の成長⇨今後の目標

私は第3期の際、最終報告前の直前期、自己の諸事情でチームに顔を出さず、多大な迷惑をかけてしまい、それを今も後悔している節があります。なので、参加を予定している4期では、「絶対に何があってもやり抜く」を前提に行動していきます。上記に加え、4期では元三3期生という立ち位置から、4期生にも自分たちが感じた楽しさや苦しさ、わくわくする感触を味わってほしいですし、自分も新しいメンバーで味わいたいので、チーム活動では全力で知識をフル活用し、3期の反省点やしてよかった点などを共有し、4期ではリベンジ精神を掲げ、3期よりもクオリティの高いチームを作り上げたいと思います。

最後に

ネルコラボに関係する方々、ダメな自分をご指導していただき、それに加え、支えていただき本当にありがとうございました。4期では、自分の行動に責任を持ち活動していきますので、またご指導のほどよろしくお願いします。

第3期ネルコラボ プラン発表会

8ヶ月間の取り組み

2022年10月にスタートした第3回ネルコラボが2023年6月3日をもちまして終了いたしました。

8ヶ月前、学生たちは、プラン作成の右も左も分からない状態でスタート。
フィールドとなる北広島町や自分たちのチームに参画する企業を徹底的に調べ上げるところからスタート。実際に足を運んだり、HPを読み漁ったり、情報をとにかく集めました。

プラン作成に関しては、月に1回の集合研修でプロの講師が必要な知識を学生に与えてくれました。実際に学んだ知識をそのままプラン作成に役立て、「知っている知識」を「使える知識」に変えていきました。

プラン作成を通じて、チームのメンバーと沢山話し、悩み、作り上げてきたプランを6月3日、企業の社長たちを前にプレゼンテーションを行っていきます。

いざ、プラン発表

チーム名「らぼえん」(株式会社LbE所属)

日本語のみを使いグローバル思考を育て上げるプラン「CAN:TRY」を企画。
日本在住の日本語が使える留学生と協働することで、言語のハードルを感じることなく海外の人と小学生がコミュニケーションを図ります。

小学生は、「これって海外だとどうなんだろう?」と疑問が生まれた瞬間に、日本語で質問を投げかけることができるため、自ら留学生に質問を行うようになっていきます。
主体性の向上と海外に対する興味関心の向上を同時に図ることができるプランを発表しました。

実際に、チームらぼえんは、北広島町のお祭り“わさまち”で留学生と一緒に小学生に対して「CAN:TRY」のミニマムプランを実行。
子供達からは、「外国人と喋るのが面白かった」「またあったら絶対参加する!」
等々の楽しかった声も聞くことができました。

らぼえん所属企業のLbE Japanとは?

今回、らぼえんチームをサポートしていただいた企業は、株式会社LbE Japan。
本社を福岡に置く企業で、普段は、中高生向けに、留学生と協働しながらグローバルに偶発的で会わせる修学旅行のプログラムなどを行っています。(https://lbejapan.co.jp/

チーム名「Co-Nova-Ttery(コノバッテリー)」(株式会社マルブン所属)

学生が地域資源を使って、企業とコラボした商品を実演販売するインターンシップを企画。
ネルコラボのフィールドである北広島町の地域資源を使った新しいメニューを開発し、学生が実演販売することで販路の拡大を目指します。

この過程で学生たちは、新しいメニューのアイデアを考えたり、販売方法を考えることで、企業に対しての理解を含め、所属する企業のファンになることで、リクルートにも繋げていきます。

Co-Nova-Tteryも北広島町のお祭り「わさまち」に出店。
マルブンのパスタソースを絡めた「肉巻きおにぎり」を100個販売。
見事すべて売りきることができました。

実際に、食べた人から「美味しい!」「家に買って帰ろう!」と好評!
学生が運営するSNSにも美味しかったとのコメントをもらえる反響ぶりでした。

Co-Nova-Ttery所属企業のマルブンとは?

株式会社マルブンは愛媛で100年続く洋食を展開する会社で、愛媛県内で5店舗経営。他にも、マルブンの味がお家でもそのまま楽しめる通販「ウチマルキッチン」などを展開する、進化し続ける洋食屋さんです。(https://marubun8.com/

チーム名「青信号(グリーンライト)」(有限会社S-Produce.所属)

大学生が企業に入り込み、その企業の面白いところを打ち出すPR動画を作成。
第三者かつ学生視点で企業の良いところを探していくことで、企業の人自身は気が付かなかった強みに改めて気が付くきっかけになったり、学生に刺さりやすい強みを棚卸ししたりできるため、企業としても「学生ウケ」する要素は何なのかを整理することができるようになります。

さらに、作成した動画を作成した学生が所属するゼミなどで報告紹介。
作っても見られない動画→必ず学生が見てくれる動画としての広告効果も狙います。

青信号所属企業のS-Produce.とは?

有限会社S-Produce.は広島県に本社を置く企業で、人の成長を支える「マナビトプロデュース」、商品の販売をサポートする「モノコトプロデュース」、学生の集まるコワーキングスペース「AxEL,」の3事業を主に展開している会社です。(https://s-produce.com/

学生の集まるコワーキングスペースAxEL,

8ヶ月間考えたプランを最後の最後でも大人たちがブラッシュアップ!!

今回のプラン発表は、学生たちが8ヶ月間考えに考え抜いたプランを発表する場所でした。
普通の大学生の取り組みなら、ここの発表の場は
「そんなことを考えたんだね!お疲れ様!」
で普通は終わることでしょう。

ただ、それで終わらないのがネルコラボ。
最後の最後の発表まで「実現に向けてブラッシュアップ」していきます。

プランを15分で発表した後
「そのプランを本気で実現させるためには?」
という視点で、25分間来場したゲストからガンガン質問やアドバイスが寄せられます。

8ヶ月間本気で考えたと言ってもやはり学生。
足りない視点も、漏れている要素も、もちろん全チームにありました。
そこを最後までしっかりと大人にブラッシュアップされ、自分たちの足りなかった要素や内容をしっかりと振り返りました。

最後まで成長を続けるネルコラボらしい成果報告会でした。

ゲスト

株式会社マルブン
真鍋 一成 氏 専務取締役

有限会社大朝交通
堀田 高広 氏 代表取締役社長

株式会社カンドウコーポレーション
福原 勘二 氏 CEO

株式会社CUA
盛矢 澄香 氏 生き方ソムリエ

中国陸運株式会社 
西尾 義輝 氏 代表取締役社長

株式会社ネストロジスティクス
迫 慎二 氏 代表取締役会長
株式会社ネストロジスティクス
松岡 賢一郎 氏 取締役社長

合同会社Take-G Manegement
竹元 雅彦 氏 代表社員


小学校教諭2名

第4期ネルコラボ募集開始!

2023年7月より第4期ネルコラボがスタート

企業に行かないインターンシップ「ネルコラボ」は2020年より開始。
これまでに、のべ40人以上の学生がネルコラボで学んできました。
活動を通じて、お祭りに出展したり、ビジネスプランコンテストに挑戦したり、色んな社長に対してプレゼンテーションしたりと、「普通の大学生活」では経験できないような経験を積み重ねてきました。

そんな、沢山の貴重な経験ができるネルコラボの第4期学生の募集を開始します。

説明会&体験会開催

第4期ネルコラボの学生募集開始に伴い、学生向けに説明会&体験会を開催します。
【日程】5月23日 5月30日 6月20日
(それ以外にも要望があれば、対面で開催します。)
【会場】コワーキングスペースAxEL, 
広島県広島市中区大手町1-1-20 相生橋ビル 7F
【時間】19:00〜20:30(90分)
【内容】・ネルコラボの説明
・実際にネルコラボに参加した先輩からネルコラボのリアルを聞く交流会

【備考】当日は、実際にネルコラボに参加し、現在は社会人になった先輩や就職活動真っ只中の先輩など、ネルコラボ出身学生が登壇。楽しいことや役に立った経験をはじめ、しんどかったことや辛かったことも赤裸々に告白。
リアルのネルコラボの声を実際に聴きに来てください。

第4期募集要項

【対象】大学1、2、3年生(2023年4月時点)
【費用】無料(交通費、食費などは自己負担)
【期間】2023年7月〜2024年6月
【求める人材像】
・好奇心旺盛で何でもチャレンジ精神旺盛な方
・大学生活で何か特別な体験をしたい方
・地域おこしなどに興味関心のある方
・社会に出てから役に立つ学びが欲しいと求めている方

【最初の動機は不順でOK】
・大学以外での友達が欲しい
・何でもいいから熱中したい
・就職活動に有利になる取り組みを大学生の間にやっておきたい

 

第7回 プレゼンテーション「フクトコトバで伝わる印象」

概要

・みやすいプレゼンテーション資料の作り方
・説得力のある資料の中身とは
・服装で相手に与える印象
・伝わる声色

プレゼン資料の作り方

プレゼン資料で一番大切なこと1つ目は「みやすい資料」であること

みやすい資料とは?
・テキストだけの資料じゃないこと
・一目で見た時に概要が理解できること
・理解するまでに時間がかからないこと
が絶対条件です。

これらを解決するときに用いるが「図解」です。
形やまとまりを図で表現することでわかりやすくまとめる方法を学習していきました。

説得力のある資料の中身とは

プレゼンテーションをする時に大切なこと2つ目は「説得力」があること

説得力がある資料にはたくさん気をつけないといけないことがありますが
その中でも今回は「収支計画」がしっかりしている
というところにポイントを置いて説得力のあるプレゼン資料を作ります。

収支と支出のバランスが正しく取れていないと
どんなに面白いプランもやることができない意味のないプランになってしまいます。

なので、どうやって収入と支出の要素を考えていくのかをしっかりと学んでいきました。

 

【特別公演】フクトコトバで伝わる印象

今回のネルコラボの特別講師は

フリーアナウンサー・イメージコンサルタント
徳永 真紀 氏
をお招きし

「フクトコトバ」で伝わる印象をテーマに
自分に似合う服装と伝わる言葉の出し方について講演を行なっていただきました。

 

まずは自分に似合う服装選び

自分の骨格や顔の特徴から
「大人顔や子供顔」「直線顔や曲線顔」
で主に分類し、
自分の顔の特徴を理解していきます。

自分の顔に似合う服装のタイプを理解できた今回
今後の自分の服装選びも変わってくる気がします!

 

服装の理解ができたら次は「声の出し方」です。

劇団四季でも実際に行われている母音方を学習し
滑舌良く、相手が聞き取りやすい声の出し方を練習していきます。

声の太さや高さなどの講演も同時にしていただきました。

講義の最後にはなんと、
学生一人一人のプレゼンテーションに対して
徳永さん直々にアドバイス

マイクの持ち方や発表の仕方
適任のプレゼン担当の割り当てなど
様々なアドバイスをいただきました。

これで6月の最終発表はとてもいいプレゼンテーションになると思います。

 

最後に

今回の講演をもちまして、ネルコラボでの集合研修は最後となりました。
4月5月は、各チームが考えたプランに対して実際に通用するプランなのかどうかを確かめる実証実験を行い、6月にある最終プレゼンテーションに臨みます。

最後まで走り抜け3期生!!

【第2期ネルコラボ】成果報告会

最近は第3期の活動報告が続々と上がっていましたが
今回は、第2期ネルコラボの活動報告です。

第2期ネルコラボ終了しました

今回の成果報告会をもちまして、第2期ネルコラボの全てのカリキュラムが終了いたしました。

2021年の10月から開始した第2期ネルコラボは、14人の広島市内の大学生が「北広島町のような田舎で取り組むソーシャルビジネス」をテーマに、およそ1年の活動してきました。

田舎の抱える問題や現状を知り
どんな事ができれば田舎は盛り上がるのか?
どうやって人のいない地域で収益を上げるのか?
どんな人たちなら北広島町に集まってくるのか?
などなど、山積みの課題を少しづつこなしなら
全3チームがそれぞれに地域の課題に対してアプローチして行きました。

実際に実現できるのか、キッチンカーを使って実験したチームや
北広島町に足を運び現地の人にインタビューを繰り返したチーム
何度もプランを1から練り直したチームと
三者三様の頑張りで第2期ネルコラボを走り抜けてくれました。

チームの活動報告&個人成果報告

今回の成果報告会では、自分たちのチームが最終的にどんなプランを作ったのか?
の簡単なプラン概要の説明と、プラン作成にあたりどのような活動を行なったのかの報告。
そして、ビジネスプランコンテストに挑んだ結果の報告を行いました。

また、個人の報告では、このネルコラボを通じて学んだことや残った課題。
これからの自分の進んでいく方向性について発表して行きました。

まとめ

決して楽しいだけではなかったネルコラボ。
努力をしても結果がついてこないこと、自分の理想と現実のギャップ。
色々な苦悩や葛藤に悩まされることもあった1年間で、それぞれが個々に成長を感じ、このネルコラボに入って良かったと思える事が1つでもあれば嬉しいです。

ネルコラボを卒業した子達が社会に出る時、きっとここで学んだ知識や経験はそれぞれの武器になって活躍する手助けをしてくれるはずです。

今後のみんなの活躍に期待を込めて
第2期ネルコラボは終了させていただきたいと思います。

ネルコラボに関わっていただいた全ての皆様。
誠にありがとうございました。

第6回 プラン発表とブラッシュアップ

概要

・初めて大人の前でプレゼンテーション
・大人からのガチフィードバック&ブラッシュアップ

プランをみる大人は?

プラン発表に対して、本気のフィードバックとブラッシュアップポイントを指導していただいたのは

第4回ネルコラボの回でマーケティングに関しての講義もしていただいた
株式会社カンドウコーポレーション
エグゼクティブビジネスデザイナー兼CEO
福原 勘二 氏

各チーム10分間のプレゼンテーション

ネルコラボは現在3チームで活動を行っています。
それぞれのチームに所属する企業があり、その企業の強みやリソースを使って
「その企業が北広島町で新しいビジネスを行ったら?」
をテーマにワクワクするビジネスプランを考え、発表していきます。

フィードバックを受けてプランを再構築

大人から本気のフィードバックを受けた後は、プランの再構築です。

自分たちの足りていなかった要素や考え方などを整理し
6月の発表会までにもう一度何をしないといけないのかという
ロードマップの作成からしていきます。

いつまでに何を決めて、どんなふうにプランの整合性を証明するのか。

まだまだ課題は山積みのネルコラボ3期生たち。
しっかり悩んで、6月には最高のプランを見せてもらいます!!

まとめ

マーケティングを学んでから約2日月間。
ビジネスプランなんて考えたことがなかった学生たちが、福原氏の前でプレゼンテーションできるレベルまで、プランを作成し持って来てくれました。

考える視点や内容はまだまだ改善の余地があるものの
連日遅くまでの会議を繰り返し見事ここまで辿り着いてくれました。

持っているパッションは間違いなく過去No.1!!
このまま走り続けろ3期生!!

第5回 プラン作成とチームビルディング

1月21日開催のネルコラボの様子をご紹介!

概要

今回のネルコラボの見どころは
・チームでガンガンプラン作成
・チームビルディング
の2本軸です。

チームに分かれてプランを作成

第5回ネルコラボの午前中はとにかく、プランを作成していきました。

第4回ネルコラボが終わってから第5回目まで約1ヶ月。
オンラインを駆使しながら議論を進めてきましたが、オンサイトに勝るものなし!

2時間という限られた時間ではありますが、全チームがどんどんプラン作成に挑みます。

第6回ネルコラボは、初めて大人の前でプレゼンテーションを行う機会になります。

残り3週間で、しっかりとプレゼンテーションができるレベルまで、プランの作成を行っていかなくてはいけません。

そのために、やらないといけないことの整理や、いつまでにどこまでは終わらせないといけないのかという整理を行っていきました。

チームとしての大きな方向性が見えてきたチーム、自分たちが今どのくらいやばいのかがわかったチーム、これから本格的に細かいプラン設計までやっていくチーム。

三者三様のチームですが、次回のネルコラボの発表まで
できることを一つづつ丁寧に行い
「それは面白い!」と思ってもらえるプランを出せるように頑張って欲しいです。

 

チームビルディング

チームとして活動がはじまり、はや1ヶ月。
リーダーシップをとって活動する学生、情報の整理が得意な学生。
自分がどうやって立ち回っていいのか分からない学生。
色々と、チーム活動を通していい所も、やりにくい所も見えてきました。

言いたいことがあるのに、あまり主張できない。
本当はこう思っているのに…

のようなちょっとしたモヤモヤを改善し
より強いチームにするために
第1回目ネルコラボで目的の持ち方について取り上げていただいた
株式会社CUA
代表取締役 生き方ソムリエ
盛矢 澄香 氏
にご登壇いただきました。

学生たちは
リーダーとフォロワーに分かれて
それぞれの取るべき行動や問題点を実際に体験できるワークを通じて
組織として強くなるにはどのような動きが求められるのかを学んでいきます。

ここで学生たちは、リーダーだけではなくて、フォロワーが組織として役割を果たさないといけないことに初めて気がつきます。

それを
今までのチーム活動に振り返った時に自分はどうだったんだろう?
と、きちんと自分ごとに落とし込みながらこのワークを受けることができたら
次は自分を変えようとするようになります。

ただ、まだこの時点では、自分を変る方法が分からない。
そこで必要なのが、新しい知識です。

自分がチームとしてどのように貢献していかないといけないのか。
貢献するためには、どのようなマインドセットが必要なのか。
それを座学で学んでいきます。

自分たちのチームがどこを目指して活動していくのか
もう一度チームのみんなで共通の目標として共有していきます。

チームとしての理想なあり方も人によってもちろん様々

お互いの価値観が違うことも認識し、認め合いながら
自分たちの理想に近づいていけるようなチーム作りが求められます。

コミュニケーションにずれが生じる原因は何なのか?
これを言語化することで、今までモヤモヤしてきたものが一気に晴れた気がしました。

プランを作るための知識と
チームを作るための知識が揃った今
どんなワクワクするプランが次回聞けるのかとても楽しみにしています!

次回に向けて頑張れネルコラボの学生たち!

第4回初めてのチーム活動&マーケティングを学ぶ

12月17日開催のネルコラボの様子をご紹介!

概要

今回のネルコラボの見どころは
・初めてのチーム活動
・マーケティングを学ぶ
の2本軸です。

初めてのチーム活動

これまでの3回は全員で色んなものを見たり、学んだりしてきましたが
この第4回目からはチームに分かれ、それぞれのチームでプランの作成をしていきます。

チーム分けはこの日の研修の一番初めに伝えられましたが
発表されるまでドキドキ。
クラス替え前みたいな緊張感が会場を包んでいました。

チーム分けが行われたあとは、プラン作成に必要な知識を学んでいきます。

まず初めに学んだことは、【アイデア発想方法】。
オズボーンのチェックリストを基に
身の回りの面白いアイデア商品がどのような発想から生まれたものなのかを学んでいきました。

アイデアの出しかたについて学んだあとは、そのアイデアの膨らませかたです。
面白いアイデアを形にして、サービスにするために必要になる視点が「マーケティング」です。

SWOT分析を学びながら、自分達が所属する企業を例題としてSWOTのやり方について学んでいきました。

学生からは、
「企業の話を聞いて分かった気になったけど、まだまだ知らないといけない分野がたくさんあることを学んだ。」
「フレームワークを使うだけで、自分の見えていない分野の整理ができた。」
という意見が出てきました。

これからもっともっと企業のことを分析し、自分達のプランに役立てて欲しいと思います。

【特別講義】マーケティングについて学ぼう

午後は、午前中に引き続き「アーケティング」をテーマに学んでいきます。

今回特別講義を引き受けてくださったのは

株式会社カンドウコーポレーション
エグゼクティブビジネスデザイナー兼CEO
福原 勘二 氏

同じく、株式会社カンドウコーポレーション
CMO(最高マーケティング責任者)チーフプランナー兼ビジネスデザイナー
下川 和美 氏

にご担当していただきました。

マーケティングを学んでいく上で一番大切にしないといけないことは
「それって誰が嬉しいん?」の視点だと、学生向けに伝えられました。

その上で
・3C分析
・モノ消費とコト消費
・ペルソナ設定
・4P分析
など、戦略と戦術について学んでいきました。

新しい知識を取り込もうと学生たちは、必死にメモを取ったり真剣に話を聞いて少しでも自分の知識にしようという姿勢で取り組んでいきました。

今回学んだことをこれからのプランの作成に大いに役立てて欲しいと思います。

 

以下チーム紹介です!

チームLbE:

チーム:マルブン

チーム:AxEL,

THE ONLYONE がひろしまベンチャーヤング賞を受賞!

ひろしまヤングベンチャー賞を受賞

第2期ネルコラボの参加学生チームTHE ONLYONEのプラン「AKINAI(読み:あきない)」がこの度、ひろしまベンチャー育成基金の主催するビジネスプランコンテストにおいてヤングベンチャー賞を受賞いたしました。

今回は学生37プランがエントリー。
その中で、地域コミュニティ部門において銀賞を受賞いたしました。

1年間頑張ってきたみんなおめでとう!!よく頑張りました!!