第3回 わくわく!北広島町合宿

今回は11月12~13日に渡って行われた北広島町での合宿の様子をご紹介!

概要

第3回ネルコラボでは
・ビジネスプランを作るフィールド、「北広島町」の現状、課題について知る。
・メンバー同士の交流を図る。

この2つを軸に行われました!

合宿1日目

初日は三段峡、芸北民俗博物館、芸北せどやま市場でフィールドワークを行いました!

三段峡

旅の最初は大自然を散策!
三段峡では、観光客の方との会話も楽しみながら歴史や土地について学びました。

聖湖、芸北民俗博物館

聖湖はキャンプやサップ体験ができます。今回は見学だけでしたが、遠くから見るだけでも紅葉と湖の景色を楽しめました。

芸北民俗博物館では聖湖の底に沈んだ集落の生活の様子が再現されており、学生たちは現代では見ない家の造りに興味津々。あまりの心地良さから畳に寝転ぶ姿も。

芸北せどやま市場

芸北「せどやま」再生事業とは?

山林の景観や生態系保全、地域経済の活性化、木質バイオマスの利用促進を図る事業のことです。山林の適切な管理、地域通貨「せどやま券」による地域経済活性化、地域の温泉等での薪の活用などを学びました!

学生からは「どんな木が薪に使われるの?」「林業はどのくらい担い手がいるの?」など質問が飛び交いました💭

夜ご飯

夜は古民家でお泊まり!

ネルコラボに協力して下さっている、株式会社マルブン様のおうちで作れる激ウマなイタリアン料理セット「ウチマルキッキン」をみんなで作って食べました。

学生は「いくらでも食べれるくらい美味しい」と味わっていました☺️

合宿2日目

2日目では、3チームに別れて北広島町で活躍されている方にお話を伺いました。

「母ちゃん餃子、ふぁーむbuffo、福光酒造」チーム

母ちゃん餃子

母ちゃん餃子の店主はIターンで北広島町に来られました。
自然の豊かな所での伸び伸びとした子育て、親切で温かい地域住民との交流を楽しんでいらっしゃいます。餃子やお弁当ももちろんこだわり満載で地域住民に愛されている味です!

ふぁーむbuffo

ふぁーむbuffoでは、鶏に負担の少ない、「平飼」という方法で養鶏をされています。

福光酒造

元は廃業していた酒蔵を復活させ、北広島町の気候を生かしてお米やぶどうを作りどぶろくやワインにして販売をしている酒蔵です。酒造だけでなく、地域住民の交流のきっかけとなるイベントの開催もされています。

このようなお話の中で、学生はIターンをする際に大変だったことやどのような場所で平飼をしているのか、どぶろくの作り方など、積極的に質問していました。

 

サイクリングチーム🚴‍♂️

サイクリングチームでは、O.M.S(大朝モビリティステーション)さんのガイドツアーで北広島町大朝の観光地をE-BIKE(電動アシスト自転車)で巡りました。

O.M.S(大朝モビリティステーション)とは?

O.M.S(大朝モビリティステーション)さんはE-BIKEで北広島町の歴史や自然を巡るガイドツアーやレンタサイクルを行っている企業です。

また、企業の説明の中でアニメ作品と北広島町の遺物を掛け合わせたインバウンド向けのコースのお話も伺いました。その中で、学生はネルコラボ協賛企業にも海外の留学生と関わりのある企業があるため、このコースと掛け合わせたプランが作れるかもしれない!と早くも考えを膨らませていました!!

林業、100プロチーム

こちらのチームでは林業、地域の団体「100プロ」についてお話を伺いました。

大内林業でのお話

「木を切ることは悪いこと?」

そんなテーマから森林と林業の関係を学びました。「林業は森林を破壊しているのでは?」そう考える人も多い中、木を切る理由はズバリ、森林の保全のため。集中豪雨での土砂災害などから森林を守り、本来の森林の役割である生物多様性保全、二酸化炭素吸収などを手助けしています。

このようなお話を聞く中で学生は林業の必要性を学び、減少していく林業人口を増やすことのできるアイデアはないかと話し合っていました。

100プロとは?

近い将来、地域の児童数が大幅に減ることを予想し、「児童数を100人にする」を目標に活動されている団体です。活動内容は、子供の教育のための「自然体験イベント」や移住後の女性へのサポートなど多岐にわたります。

この活動に去年参加した学生もいるので今年はより一層100プロでの活動に積極的に参加し、地域を盛り上げていきたいですね!

北広島町まちづくりセンター見学

合宿の最後は、「北広島町まちづくりセンター」での学習です!

地域にとってのまちづくりセンターの役割、官民との連携を取りながらいかに町民が利用しやすい施設にしていくか、周辺の施設と連携し、より複合的な使い方をするにはどうしていくべきかなどのお話を伺いました。

おわりに

この合宿を通し、学生は北広島町というフィールドで中山間地域ならではの資源、課題をたくさん学べました。

これからの企画作成の際にどのようなアイデアが出てくるのかとても楽しみですね!!

合宿の様子はこちらのYouTubeもご覧ください!
https://youtu.be/hdWkJnC-ch4

第2回 企業と初めての交流

10月29日行われた第2回ネルコラボの様子をご紹介していきます!

第2回目の概要

第2回目のネルコラボは
・社会人に求められる「考え方」を学ぶ
・今年のテーマ出し企業との初めての交流
の2本軸で行われました。

社会人に求められる思考力

今回、学生に向けて講演していただいたのは
広島国際学院大学 教授 竹元 雅彦 氏

過去にはユニクロの店長育成体型の設計を手がけるなど、現実社会で数多くの人材育成のコンサルティングなども行ってきた竹元氏。
今回は、そんな経験も入れて、これからの社会人に求められる考え方の理論を学生にわかりやすく解説していただきました。

 

愛媛、福岡から企業が参加!初めての学生と企業の初めての交流

第3期ネルコラボは、テーマ出し企業と呼ばれる企業にそれぞれお題を出していただき、そのテーマに基づいて学生たちは、地域課題解決に取り組んでいきます。

そんなテーマ出し企業となるのは

愛媛県に本社を持ち、イタリアンや洋食、海鮮丼などでお店を展開している
株式会社マルブン

テーマ:食
「食べることで〇〇を喜ばせろ!」

今後の見どころ

食を通じて、食べる人を喜ばせることを追及している株式会社マルブン。
プロダクトアウトの商品ではなくマーケットインの考え方での商品開発が求められる外食産業で、学生たちからはどのようなプランが出てくるのか?

 


留学生との交流を通じ、未知を体験してもらう教育的プログラム開発を行う
株式会社LbE JAPAN

テーマ:教育
「留学生との交流で〇〇を喜ばせろ!」

今後の見どころ

中高生向けに、海外の価値観や現状など、その子達にとっての「未知」に出くわすことによって、今後の将来の考え方や多様性について考えるようになるプログラム開発を行うのが株式会社LbE JAPAN。北広島町を舞台にした上で、21世紀型教育を留学生と共同して生み出していけるのか?

 


時代と世代の交差点をコンセプトに幅広い属性の交流を行う
コワーキングスペースAxEL, (弊社サービス)

テーマ:イベント・情報発信
「時代と世代の交差点を作れ!」

今後の見どころ

オンライン・オンサイト、そのミックスを利用して、世代や地域を超えたコミュニケーションを図る企画を打つコワーキングスペースAxEL,。北広島町とその他の地域をどのように面白く交流させ、多くの発信を行うことができるのか?約半年で、北広島町の交流人口の増加をどれだけ増加させることができるのか?

 

企業の取り組み紹介

企業の方々はそれぞれ、取り組みや強み、どんな相手がクライアントになるのかなど企業の基礎知識について説明していただきます。

学生は、説明を聞いた後に質疑応答をして企業に対する基礎理解を深めていきました。

今度は学生について知ってもらおう

企業の紹介が終わったあとは、学生のことを企業に知ってもらう番です。

なんでネルコラボに入ったのか?
将来どんな大人になりたいのか?
何に興味を持っているのか?

などなど学生のことを企業の皆さんに知ってもらいました。

 

感想

学生からは、
「 どの企業の方も、他企業と同じことをするのではなく、自分たちがシステムを変えたり、未来の若者に投資して未来の国を変えようとする思いが伝わりました。 」

「大学生は就活をするというのは別に当たり前じゃないというLbEの北さんの「普通」に対する考え方が新鮮に感じました。」

「マルブンは、ほとんどのことを社員に任せてるすごい。その教育体制と信頼関係に驚きました!」

などなど、企業のことを知れて新しい発見や気づきが沢山あったようです。
今後みんながどのチームで活躍するのか考えるだけで“ワクワク”してきます!

第3期ネルコラボスタート!

ネルコラボ運営事務局の「はぎ」こと萩山雅英です。
10月8日行われたネルコラボの様子をご紹介していきます!

それでは、第1回の活動記録スタートです!!!!

広島県内の17名の学生が集まって第3期スタート

第3期ネルコラボが、10月8日から開催!
県内6大学から17人の学生が集まり、北広島町の地域課題を解決するためのプロジェクト型インターンシップがスタートしました。

今回のテーマ「自己理解」

今回のテーマは自己理解です。
これまでの生活の中で、自分自身について向き合う時間はそんなになかったはず…

ネルコラボでは、自分自身のことを知り、相手のことを知ることでより強いチームになると考えています。だからこそ、第1回目のテーマは「自己理解」。今までの自分の経験を振り返りながら、自分の現在の考え方や性格を理解していきます。

SPトランプでわかる!自分ってどんな人?

SP(サブパーソナリティ)トランプとは、52枚のトランプに描かれた性格から、自分の性格に当てはまるものを選択し、自分自身の強みや弱み、考え方の癖などを理解することができるトランプです。

学生たちは、自分のカードを出したあと、どうしてそのカードを選んだのか皆んなの前で発表していきました。中には、あまりにも属性が偏っている特徴の尖った学生や、逆にものすごくバランスが良く配分された学生など、まさに十人十色の学生たち。この学生たちが1年後どのような成長を遂げるのか楽しみです。

皆んな自分の強みをガンガンに伸ばしてほしいな。

【特別講義】目的の持ち方とモチベーションの維持

今年のネルコラボももちろんスペシャルな講師の方を続々とお呼びしていきます。
第一回目の講師に来ていただいたのは、株式会社CUA 代表取締役 盛矢澄香先生です。

目的を持つことがどうして大切なのか?
人がやる気になるメカニズムってなんなのか?

学生があまり普段を意識していないところでの
気づきや学びをたくさん与えてくだささりました。

盛矢先生の講座の最後には、学生たちがそれぞれに「ネルコラボを通じて自分がどうなりたいのか?」を発表。

来年の6月までになりたい自分を設定し
そのために、どんな行動を取って行かないといけないのか

を全員の前でしっかりと宣言しました。

今回の講座を受けて学生からは

「やる気はそれ単体から生まれる訳ではなくきっかけや目標から生まれる、ということが印象に残りました。やる気がないから、と匙を投げるのでは無く目標に立ち返ることが必要だと考え直す機会はとても重要だと思うことが出来ました。」

「人と自分の価値観の違いを受け入れることの大事さを学びました。自分の意見を押し通す人が多い世の中で、相手の意見も聞き受け入れ、自分の意見も話すことができる人になりたいな。」

などなど新しい気づきに対する学ことの面白さを感じたと多くの声を頂きました!

ネルコラボ参加学生のみんな!一緒にたくさん成長していこうね!!

【体験会開催】第3期ネルコラボ

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。学生が、地域課題の解決をテーマに、解決方法を練り、実際に実行することまでを行います。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

第2期ネルコラボ年間イメージ

ネルコラボがすごい3つのポイント!

①すごい社会人に出会える!

ネルコラボを支える大人は本当にすごい人たちばかり。
ここでの出会いは本当に一生もの!

ネルコラボを過去参加した人たちからも
「ネルコラボの一番すごいところは間違いなく人との繋がり!」
との声をいただいております。

社会のことを先に知っている大人たちに自分の将来のことも相談できるような人間関係が気付くことができるのは、ネルコラボならでは!!

②社会に出てからの力が身に付く!

ネルコラボのコンセプトは
「社会に出てからもイキイキ働くことができる社会人を養成すること」

社会人になってからも必要になる視点や能力をこのプロジェクトでたくさん学んでいきます。
しかも!
その知識を与えてくれる講師は、全員いまも現場の最前線で活躍する現場のプロ達

「知らない→知っている」の状態から「知っている→できる」の状態になるまでとことん挑戦する場所がここにはあります。

③就活にとても有利!

ネルコラボに参加したら、就職活動に困ることはないです。
そう言い切れるくらい、このネルコラボでは、皆さんの能力を成長させる自信があります。

あとは、ネルコラボを通じてたくさんの価値観や可能性に触れることで
・自分がどうやって働いていきたいのか。
・どこなら輝けるのか
をしっかり考えて職業選択をしてほしいと思います!

絶対、ネルコラボに参加した学生は普通の大学生より選択肢は広がります。
もちろんガクチカとしてもめちゃくちゃ強い内容を手に入れれます。

参加までの流れ

①説明会:9月6日(火)13:00〜14:00
参加はオンラインでの視聴のみ!気軽に参加してね!:終了

②体験会:9月24日(土)
【時間】13:00〜16:00
【会場】コワーキングスペースAxEL,

どんな風にネルコラボを行うのかを体験したり、第3期に興味を持っている学生に直接出会いネルコラボの雰囲気を感じてください。

③本エントリー
説明会&体験会をしてみて第3期ネルコラボに入りたいと思ってくれた学生はここで本エントリー。第3期ネルコラボ一緒に頑張っていきましょう!

※ネルコラボの定員は20名です。応募人数が20名を超えた場合には、面談を行います。

※お電話はコワーキングスペースAxEL,につながります。

もっとネルコラボについて知りたい方はこちら
ネルコラボとは?

第8回ネルコラボ活動報告

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。今年のネルコラボは、「ソーシャルビジネスを作り出す。」をテーマに活動していきます。最終的には、ビジネスプランコンテストに挑戦していきます。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

「プレゼン回」

ネルコラボ2期が開始して、早8か月。学生たちは「全力」を尽くしてきました。

今日は、ビジネスプランコンテストに向けて、名立たる大人を前にチームで作成したプランを発表し、もっと良いプランにするためにアドバイスをいただく回です。

つまり、「プレゼン回」

学生たちが今までで1番緊張する日です。ネルコラボで学んだことを最大限に活かし、学生たちはどのような1日を過ごしたのでしょうか。そして、学生たちはプレゼンを終え、どのように感じたのでしょうか!

緊張・緊張・緊張

午前中は最終確認をする時間となりました。プレゼンをするときに一番伝えたいところ、テンポ、目線など、良いプレゼンにするために学生はもちろんのこと、一緒に支えてくださった学生メンター、社会人メンターも一緒になって詰めていきました。この時の学生はというと、「緊張する」「手が冷たくなってきた」などドキドキな状態です。

ついに!!

午後からは、ついにプレゼンの時間。プレゼンがうまくできるか不安という気持ちに加え、学生たちの緊張を助長させるのは審査員の顔ぶれです。本当にすごい方々にプレゼンを見ていただけます。このような貴重な経験ができる場所が他にあるでしょうか?審査員の方々を紹介します!

広島国際学院大学情報文化学部現代社会学科 教授 竹元雅彦氏
NPO法人ひろしまジン大学 代表理事 平尾順平氏
元文部科学省総合教育政策局 加藤賢一氏
株式会社カンドウコーポレーション代表取締役会長 福原 勘二 氏
NPO法人INE OASA 理事長 堀田高広氏

審査員の方々の登場に会場の緊張感も高まります。しかし、緊張感と同時に熱気も高まり最高の空間となっていました。

ここからは実際に学生のプレゼンの様子を見ていきましょう!プレゼン順は以下の通りです。

  1. こむぎ “あ~す「また行きたい」が生まれる”
    手軽に非日常な体験をしたいという女子大学生対象に芸術家とコラボした宿泊施設を提供する。加えて、北広島町の観光スポットへ観光客を流動させる。
  1. ろんぴかーぽ “キタヒロと若者を繋げるために”
    北広島町の作物を使って開発した商品やすでにある北広島町の商品を提供するキッチンカー事業。今回は「推しチュロス」を提案。
  1. THE ONLYONE “空き家×趣味で行う新しい生活スタイル”
    二拠点生活と北広島町の様々な資源を掛け合わせて行う空き家活用サービス。サービス内容に加えて、問題視されている「空き家」を未然に防ぐ方法を提案。

学生たちは緊張しながらも自分たちのプランを一生懸命に発表します。持ち時間15分の中でいかに魅力的なプランだと思わせるか、たった15分だけど15分のためにたくさん準備してきたのです。とてつもなく濃い15分間を過ごしました。

学生たちのプレゼンの後は審査員の方々によるアドバイス・講評の時間です。様々な評価が飛び交っていました。「確かに面白そう!」と良い評価をもらうチームもあれば、「結局何がしたいのかが伝わってこない。」と厳しい評価をもらうチームもいます。それも、学生たちが本気で取り組んでいるからこそ、大人の方々も本気で聞いて、アドバイスしてくださいます。大人の方々に意見をいただいているときの学生は真剣な目そのものでした。

学生の声

第8回のネルコラボを終えた学生の声を紹介します。

「もっとプレゼンがうまくなりたい!」
「今日の意見を基にさらにプランを良いものにしたい!」
「ビジネスプランコンテストはよい結果を残したい!」
「他のチームのプレゼンを聞いて学ぶことがたくさんあった!」
「プランを実際にやってみたくなった!」

最後に

学生たちは厳しい意見をもらっても折れることはありません。社会人の方々のアドバイスを握りしめ、すでに走り出しています。今回の「プレゼン回」が決してゴールではないからです。目指すはビジネスプランコンテスト!!挑戦はまだまだ続きます。

安田女子大学 中村早希

第7回ネルコラボ活動報告

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。今年のネルコラボは、「ソーシャルビジネスを作り出す。」をテーマに活動していきます。最終的には、ビジネスプランコンテストに挑戦していきます。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

各チーム、プランの最終調整に拍車がかかっている時期に差し掛かりました。今回のネルコラボでは、成果報告会前最後の講義の受ける回でした。中間報告会を経て、伝え方には敏感になっている学生たち。資料の作り方から、魅せ方、伝え方までまとめて知ることのできた貴重な回を詳しく見ていきましょう!!

プレゼン資料の作り方

午前中は、第3回の時にも講義をしていただいた

有限会社S-Produce.代表取締CEO
下宮 勇生 氏

による「プレゼン」にまつわる講義でした。

第6回のネルコラボでは、今まで考えてきたプランを初めて大人の方にプレゼンしました。
第6回のブログのURL

プレゼンは1期生も2期生もやはり緊張するもので、うまくいかなくて悔しいと涙を流す学生がいたほどです。どうしたら「上手なプレゼンができるのか」を資料作りの面やプレゼンの流れの面からなどたくさんコツを教えていただきました。

ここで皆さんに質問です。どちらの資料が印象に残りやすいですか?

①文字が書いてあるだけの資料

②写真や色遣いを効果的に用いた資料

圧倒的に②の資料の方が頭に残りやすいですよね!写真の効果さや色遣いでここまで変わるものかと再認識させられました。たくさんの資料作りのコツを聞いたうえで、ここで午後までの課題が出されました。

それは「午前中の知識を生かして、渾身のパワポを作成せよ」というものです。

チームでプランの内容を確認するチームや、すぐに資料作りに着手するチームなど様々です。渾身のパワポは午後のワークで使用します。

印象のプロフェッショナル徳永氏の登場!

午後からは

フリーアナウンサー・イメージコンサルタント
徳永 真紀氏

をお招きして「伝わるための魅せ方・伝え方」という講義をしていただきました。

まずは学生の自己紹介が行われました。いつもの自己紹介と違う点は、名前や所属に加え、今日の服を選んだ理由を発表するという点です。ファッションに興味がある人もない人でも、天気のことを考えていたり、講義を受けるから派手ではない格好といったように誰もが実は考えながら服を選んでいることが分かります。

しかし、今の服装は自分の好みで選んでいることであって本当に自分に似合っているのでしょうか?服が違うだけで友達から「体調悪い?」とか聞かれた経験はないですか?

実は、自分に似合った服装にシフトチェンジするだけで相手の信頼を得ることができたり、相手にどう思ってほしいか、服装を変えて印象を操作することができたり、といったように「服装」はとても大きな力を持っているのです。今回は、自分に似合う服装を知るために「顔タイプ診断」を行いました。いくつかの質問に答えて、「キュート」「フェミニン」「フレッシュ」「クール」の大きく分けて4タイプに分けられます。学生は鏡を手にして真剣に自分の顔に向き合い診断をしました。診断の後は、それぞれのタイプに合う服や素材、柄を教えていただき、学生からは質問が尽きません。自分が好きな服と、似合う服は違うのだなと感じさせられました。

服装について知った後は「伝え方」についてです。伝わる声の印象や活舌、スピード、高さ。そして、伝わるための技術を学びました。その中でも印象に残っていることが、滑舌のトレーニングです。

劇団四季でも取り入れられている方法で、母音で発声するというものです。例えば、

おつかれさまでした→おうあえああえいあ
ありがとうございます→あいあおうおあいあう

というように母音をしっかりと発音することで、元の文章がはきはきと聞こえるようになりプレゼン中に噛むということが少なくなります。次回のネルコラボで大きなプレゼンを控えている学生は必死に取り組んでいました。

一通り講義が済んだ後は、ようやく渾身のパワポの登場です!

渾身のパワポを使用して、チームごとに5分程度のプレゼンを行いました。今日習ったことはすぐに実践できるのが本当にとてもよい!!

学生一人一人習ったことを意識しながらやり終えました。贅沢なことで、プレゼンの後一人一人に徳永氏から良かった点や直したらいい点などを教えていただきました。自分では気づかないプロの視点から教えていただくことで自分の気づきにもつながり、練習すべき点を明確にすることができました。

最後に

今回で、講義を受ける回はすべて終了しました。残るは成果報告会とビジネスプランコンテストの挑戦のみです。11月に第二期ネルコラボが始まってからたくさんの学びを得た学生はどのようなプレゼンをしてくれるのでしょうか。成果報告会に向けて連日会議をしたり、プレゼン資料を作成したりと着々と準備をしています。次回をお楽しみに!

記事ライティング:
安田女子大学 中村早希

「たわらんぴんぐ」企画第2弾開催!

ネルコラボ内で学生が企画したビジネスプラン「「体験を手元に残すカードコレクションゲーム〜Yattem!(読み:やってみ)」の第2弾が開催されました。開催地は「ネスト祭り」。ネスト祭りは株式会社ネストロジスティクスが手掛ける、例年4000人もの来場者数でたくさんの屋台が立ち並び、ステージショーなどもある大盛り上がりのお祭りです。今年は2年ぶりの開催で、感染対策をしながら開かれました。

ネルコラボ内で学生が企画したビジネスプラン「「体験を手元に残すカードコレクションゲーム〜Yattem!(読み:やってみ)」の第2弾が開催されました。開催地は「ネスト祭り」。ネスト祭りは株式会社ネストロジスティクスが手掛ける、例年4000人もの来場者数でたくさんの屋台が立ち並び、ステージショーなどもある大盛り上がりのお祭りです。今年は2年ぶりの開催で、感染対策をしながら開かれました。

今回も第一回の「わさまち」同様、4つのミッションをすべてクリアするとレアカードゲットというプログラムです。4つのミッションとは「自分の夢を描く」「ごみの分別を正しくする」「5人いるヒーローの中から3人探して挨拶をする」「ネストのゆるキャラ、ブルース君のクイズに答える」というものでした。Yattem!とは?「わさまち」の様子が知りたい!という方はこちらの記事をご覧ください。

ネスト祭りにヒーロー出現!?

今回の見どころはふたつ!一つ目は5人のヒーローです。それぞれの名前付きマントを身にまとったヒーローが会場に出現しており、子供たちはマントを見かけると一目散に駆け寄り元気な声であいさつをしていました。ヒーローと子供たちの姿はとてもかわいらしく、ほほえましかったです。ヒーローは、学生だけでなく、ネストロジスティクスの会長、社長にも協力していただき感謝の気持ちでいっぱいです。

夢の木

二つ目はみんなの夢が詰まった木です。子供たちに自分の夢を紙に書いてもらい大きなボードに張り付けていきました。たくさんの希望に満ち溢れている木も満開に咲き誇り、とてもうれしくなりました。子供たちの夢の中には、「看護師になる!」「コロナが早く収まりますように」など様々で、夢を描いているときの子供たちの顔は生き生きとしていました。

参加していた子供たちからは「ゆるキャラのブルース君がかわいかった!」「クイズや夢が描けて楽しかった!」「またやりたい!」という声をたくさんいただきました。そして、予定していたカード100枚をすべて配り切ることができ、成功に終えることができました。

最後に

「ネスト祭り」の勢いのまま、第3弾もより良い「Yattem!」になるよう計画中ですのでお楽しみに!開催した際はぜひご参加お待ちしております。今回、「ネスト祭り」で協力していただいた方々本当にありがとうございました。

記事ライティング:
安田女子大学 中村早希

1期生「たわらんぴんぐ」の企画がついに始動!

ネルコラボ内で学生が企画したビジネスプラン「体験を手元に残すカードコレクションゲーム〜Yattem!(読み:やってみ)」がついに活動を開始しました。これまで何度も企画するもコロナによる中止を余儀なくされてきたので念願の一日となりました。

Yattem!とは??

田舎に埋もれている「おもしろ体験スポット(アクティビティ)」で体験したことをカードとして手元に残す仕掛けを作り、カード集めが好きな子どもがいる家族をターゲットに、何度も行きたくなるリピート性や様々なところへ周りなくなる回遊性の機能を持たせた送客事業を展開します。都市部に住む子連れ家族がカードを集めるために、田舎の様々体験スポットを周ることで、田舎観光産業の発展と交流人口の増加に貢献するビジネスです。

北広島町でスタート

「Yattem!」の初舞台は北広島町のわさまちというお祭りです。当日は、足元がびしょ濡れになるくらいの大雨、テントが吹き飛ばされそうなくらいの暴風が吹き荒れており、お祭り日和とはかけ離れた天候でした。しかし、初めて「Yattem!」が実現できるということもあり、学生も北広島町の方々も天候に左右されず、熱気に包まれていました。

わさまちでは、4つのミッションを設け、すべてクリアして4枚のカードを集めると、レアカードがゲットできるというプログラムです。事前に北広島町にチラシを配りっていたり、地元の方が楽しみにしてくださったりしたおかげで、暴風雨の中でも予想を上回る子供たちが参加してくれました。子供たちからは、カードがゲットできて楽しかった!という声を多く聞くことができ、企画した学生も思わず笑みがこぼれます。北広島町の方々も「Yattem!」という企画を愛してくださり、一緒になって盛り上げてくださいました。学生の思い、周りのサポートと北広島町の方々の気持ちが一緒になり実現したわさまちでの「Yattem!」は大成功で幕を閉じました。何度も断念してきた分、「Yattem!」に対する思いが強くなっていたため、今回の実現は本当にうれしいもので感極まりました。

最後に

第二回の「Yattem!」もちゃくちゃくと計画中です!!わさまちでの経験を活かして「Yattem!」をもっと良いものにできるようにしていきます。開催した際は、家族と、友達とぜひ参加してください!お楽しみに!!

記事ライティング:
安田女子大学 中村早希

1期生「たわらんぴんぐ」が「第28回ひろしまヤングベンチャー大賞」受賞!

中山間地域の地域課題解決をビジネスプランにする実践型インターンシップ「ネルコラボ」内で学生が企画したビジネスプラン「体験を手元に残すカードコレクションゲーム〜Yattem!(読み:やってみ)」が、第28回ひろしまベンチャー育成基金の学生枠「ひろしまヤングベンチャー大賞」を受賞し、2022年春の実現化にむけて活動を開始しました。

■ひろしまベンチャー育成基金「ひろしまヤングベンチャー大賞」受賞

公益財団法人 ひろしまベンチャー育成基金が主催するビジネスプランコンテストにおいて、学生対象の賞の最高賞である「ひろしまヤングベンチャー大賞」を受賞いたしました。

助成金額を使って今度は実際の実証に向けて取り組んでいきます。

■受賞プラン「体験を手元に残すカードコレクションゲーム〜Yattem!」

田舎に埋もれている「おもしろ体験スポット(アクティビティ)」で体験したことをカードとして手元に残す仕掛けを作り、カード集めが好きな子どもがいる家族をターゲットに、何度も行きたくなるリピート性や様々なところへ周りなくなる回遊性の機能を持たせた送客事業を展開します。都市部に住む子連れ家族がカードを集めるために、田舎の様々体験スポットを周ることで、田舎観光産業の発展と交流人口の増加に貢献するビジネスです。たわらんぴんぐの企画はこちらをご覧ください。URL:https://youtu.be/fNao1TSHpHo

■立案のキッカケになった実践型インターンシップ「ネルコラボ」とは

従来のインターンシップと異なり、田舎をフィールドに活動する体験学習型のインターンシップです。活動目的は、“将来活躍できる人材を育成すること”です。社会に出て必要になる能力をネルコラボで身につけ、活き活き働ける環境を自分で作り出せるようなカリキュラムを実行しています。活動資金は、地元企業から「将来の人材育成に協力したい。」と協賛をいただき2021年夏からスタートしたプロジェクトになります。

■今後の活動

受賞した助成金をもとに4月に行われる「わさまち」という北広島町の祭りでの実証実験を目指して、引き続き活動を行っていきます。
・実行学生メンバー集めの提案(ネルコラボ内で開催):1月16日(日)
・協力/連携先企業への訪問提案:1月下旬より開始
・カードデザインの作成:2月中頃完成

第4回ネルコラボ活動報告 【記録:チームTHE ONLYONE】

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。今年のネルコラボは、「ソーシャルビジネスを作り出す。」をテーマに活動していきます。最終的には、ビジネスプランコンテストに挑戦していきます。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

まずはアイスブレイクでワークに向けて準備開始!

マイノリティゲーム

ネルコラボを対面でするときは、まずアイスブレイクからのスタートです。今回はこむぎのメンバーが企画をしてくれました。

その名も、「マイノリティゲーム」

ルールは簡単で、お題に対して少数派になったほうが勝者というものでした。個人戦とチーム戦の2回ゲームを行いましたが、特に白熱したお題があります。

それは、「人生において大事なのはお金?愛?」というものです。チームごとに意見を出し合い、どうすれば少数派になれるのかみんなが頭を使いながら楽しむことができました。

ネルコラボ マイノリティゲーム

マイノリティゲームをした背景としては、ネルコラボでは会議をする場面が多くあります。その時に多くの意見が飛び交ったり、多数決を行うときにどうしても少数派の意見が出てしまいます。決して少数派が悪いわけではない、そして違う意見を持っていても伝えることが大事というメッセージが込められていました。

アイスブレイクでもこれから大切になってくるメッセージが隠れていてとても感動しました。

ついにワーク開始!

今期、ネルコラボでは、「ソーシャルビジネスを作り出す」をテーマに活動しています。そこで今回はプランを練っていく中で大切になる「マーケティング戦略」や「発想力・アイデア発想」について学びました。

午前のワーク

午前のワークでは、有限会社S-Produce.代表取締CEO 下宮勇生氏による「マーケティング戦略」についてのワークと株式会社カンドウコーポレーション プランナー&ビジネスデザイナー 下川和美氏による「STPや4Pなどのマーケティング」についてのワークを行いました。

「マーケティング戦略」についてのワーク

何の為に?共感できるビジョン

ここでキーワードとなったのは””という言葉です。””という言葉を4教科に落とし込むことで、共感できるビジョンを作り上げることができるということを学びました。

①国語的に”不”のストーリーを考える

目の前の”不平”、”不満”や、社会の”不幸”、”不都合”、未来の”不安”など、誰が、どこで、何に、どう困っているのか、ストーリーにまとめることが大切であることを学びました。

ここで、あるお婆さんが頭を抱えてしゃがみこんでいる写真が映し出されました。

※写真はイメージです

「このお婆さんはどういう状況でしょうか?想像で構いません。」といった質問に対して

「スマホが割れて落ち込んでいる」といった意見や、「ゴキブリがいてびっくりしている」といった1枚の写真でも全く違った意見が出てきました。

このような意見の違いを踏まえ、想像や思い込みではなく、実際に聞いたり確認した事実に基づく思考を習慣化することが大切であるといったことを学びました。習慣化するためのフレームワークとして紹介されたものが、「空雨傘理論」です。

「空を見ると曇っているな→雨が降りそう→傘を持っていこう」という、実際に起きていることから感じたことを解決する理論を紹介していただきました。

今後のネルコラボでは、ソーシャルビジネスを考えていくうえで、取り組む課題は何か、見たり聞いたりした事実から、実際に起きていることを把握し、感じたことを洗い出し、したいことや解決方法を考えていくとよさそうです。

②数学的に”不”の大きさを算出する

”不”がもたらすマイナスの数字を提示し、共感できる具体的なヤバさを算出する必要があるということを学びました。漠然と、「少子高齢化が起きています」と言われるよりも、何パーセントの高齢化率なのか、具体的な数値を示されたほうが説得力もあると思います。このように、多義的でない誰もが共有できる、数学のものさしを決めるために、図書館やインターネットで調べるのはもちろん、自ら調べに足を運んだりすることをお勧めしていただきました。さらに、ここでは質的調査と量的調査の違いを教えていただき、今後プランを考えるうえでどのような調査が必要になってくるのか、適切な調査方法を選びながら行っていきたいです。

③理科的に”不”の原因を探求する

ここでは”不”の原因や根源を探し、解決するための仮説を立てること、仮説を立てるために実験も必要であるということを学びました。

まず初めに、事実に基づいた背景、②で学んだ数字的根拠から、現状を算出し、大切にしたい人は誰なのかを考えることから始めます。そこから、大切にしたい人や周辺に起きている理想像、多義的でないわかりやすいビジョン・目標を掲げ、その次に問題点とビジョンの間に存在するギャップについて、解決すべき原因を他人事でもいいのでたくさん上げていきます。そして、最後にこの原因の中から取り組む課題を絞り、資源を活用しながら、対策を練っていくという、課題解決のための大きな設計図の作り方を教えていただきました。

④社会的に”不”の解決の必要性を問う

”不”の解決が社会に必要か?社会的なインパクトやニーズがあるのかを確認する必要があることを学びました。最近よく聞くSDGsという指標は今や多くの企業でも採用されている指標のようで、このような指標を無視したりせず、世の中の流れに乗っていたり、これからの時流に沿っているほうが良いみたいです。

「STPや4Pなどのマーケティング」についてのワーク

え、これ誰がうれしいん?の視点

 このワークでは、アサヒ飲料のビアリーの事例を活用し、STPマーケティングについて教えていただきました。S・・・セグメンテーション T・・・ターゲティング P・・・ポジショニングは、「誰に、何を売っていくのか・訴求していくのか」を考えるために最適なフレームワークで「これが欲しかった!」という、ターゲットが心から求めていることを生み出す企業・商品ブランドの独自性について学びました。

さらに、今後のソーシャルビジネスのプランを練っていく際に、必要になってくる、「誰に」価値を提供するのか、ということを考えた際に大切になってくるのが「ペルソナ」と教わりました。ペルソナは、ターゲットとは少し違って、ターゲットが「大学生」や「独身女性」などといった属性を意味するのに対し、ペルソナは具体的な一人の人物像です。ペルソナを設定するにあたっては、理想や主観では作らないこと、どのような情報が必要か見極めること、ペルソナは1つだけじゃなくていいことを教えていただきました。

 

最後に製品中心のマーケティングを考える際に重要になってくる4Pの視点について教えていただきました。「なにをどこでいくらでどうやって」という 各戦略について、整合性が取れていることが必須で、ここでもアサヒのビアリーを事例に、4Pについて深く学ぶことができました。また、消費者購買プロセスについて学んだ際には、SNSのキャラクターの違いについて知ることができたので、各SNSごとの良さや特徴を活かした宣伝活動を行っていきたいです。

午後のワーク開始!

午後はアイデア発想や発想の仕組みについて学びました。

アイデア発想

身近な気づきから、好きなことやりたいことから、あんなことできたらいいな!という漫画的な考えなど発想に至るまでたくさんの方法があります。

そこで、漫画的発想をすることができるようになるヒントをたくさん伝授していただきました。発想の仕組みとして、大事になってくるキーワードは「細分化→構成」です。

「細分化」とはまず、今持っている資源やキーワードは何か?

というものを徹底的に洗い出します。次に、出てきた資源やキーワードを分野別にまとめていきます。そして最後に、「構成」していきます。資源を組み合わせて共通点を探していく作業です。

構成の際の考え方を少しご紹介します。例えば、大きいものを小さく、小さいものを大きくしてみたらどうなるだろう?デジタルをアナログに、アナログをデジタルにしたらどうなるだろう?別の使い方をしてみたらどうだろう?あのアイデアを少し借りてみよう?などです。

「発想」は、自分自身苦手と感じていました。しかし、講義を聞き終わった後はたくさんこの方法を使ってアイデアを出してみたい!!という前向きな気持ちになることができました。 

ワークの後は実践あるのみ!

ワークでみっちりと学んだあとは、その知識を生かして実践していきます。

ネルコラボ協賛企業でもある「銀座に志かわ広島店」様よりいただいた課題を基にチームで話を進めていきました。

“銀座に志かわ”は、高級食パンのお店です。パン業界は雨の日と、夏場8月9月は暑さのせいで売り上げが落ちるそうです。どうしたら売り上げを伸ばし、目標達成することができるのか、「雨の日」か「夏の暑い日」のどちらかを選び細分化、構成を意識しながら話し合いスタートです。このとき与えられた時間は30分、、、

すぐに取り掛からないと間に合いません。各チーム焦りながらも工夫して話し合いを進めます。

私たちのグループはオンラインでの参加者が3名いたため、オフラインとオンラインが融合された会議を行いました。オフラインだけで話し合うよりも難しく、苦戦します。

まずは、どうして「雨の日に売り上げが落ちるのか」を考えます。

・そもそも雨の日に外出したくない

・紙袋が濡れるのが嫌

などの意見が出ました。

 

次に、ではどのような仕掛けを施したらパンが売れるのかの策を考えていきます。

・紙袋が濡れるのが嫌なら、縦型の紙袋にしたらいいのではないか!

・雨に濡れたら違う模様が出てくるように看板を作ってインスタ映えを狙おう!

・雨の日だけデリバリーサービスを開放してパンの売上を伸ばそう!

などの解決策が出ました。

 

解決策を3チーム発表した後、午前に講義をしてくださった下宮さんから講評をいただきます。

短い時間でたくさんのキーワードや細分化ができて素晴らしいという嬉しい評価の反面、
もうすでにやっていたりできそうなものが多いという指摘をいただきました。

アイデアだしの段階なのだから、もっとアニメ的発想も現実味の無い発想もしていい!!
という言葉ももらい私たちは“はっ”とさせられました。
この気持ちはこれからプランを立てる上で大事になるのではないかと感じました。

そして、もう一つこの実践でアイデア発想の仕方以外に学んだことがあります。
それは、会議の進め方です。

初めに与えられた時間は30分と言いました。細分化、構成、解決策までを30分でしなければならなかったため焦ってしまい、司会や書記など何も役割などを決めずに会議を進めてしまいました。私たちのグループだけでなく、ほかのグループも同様です。

第三回のネルコラボで「就活でよく使うグループワークの進め方」を学びました。

一つ目に進行役、書記、タイムキーパーなどの役割を決めることとあったはずなのに活かすことができませんでした。

結果30分では足りず10分延長して解決策を出しました。

このグループワークの進め方はプランを考えていく会議でも大事になっていきます。

ここで私は、習ったことは意識して活用しないと身につかないと感じ、一度失敗したことは次にどんどん生かしていこうと決意しました。

グループワークの進め方に興味がある方はチームこむぎが書いてくれた第三回ネルコラボ活動記録をご覧ください!

第3回の様子はこちら//
https://www.internship-jpn.com/3rd_activity-record/

最後に

次のネルコラボでは、今日のワークで学んだことを活かして作成したプランを講師の方に伝える回となります。

この一か月間でプランを固めていくのは簡単な事ではないですがチーム一丸となって進めていきたい!と全員意気込んでいます。

次回の活動記録も楽しみにしていてくださいね!!