第3期ネルコラボ プラン発表会

8ヶ月間の取り組み

2022年10月にスタートした第3回ネルコラボが2023年6月3日をもちまして終了いたしました。

8ヶ月前、学生たちは、プラン作成の右も左も分からない状態でスタート。
フィールドとなる北広島町や自分たちのチームに参画する企業を徹底的に調べ上げるところからスタート。実際に足を運んだり、HPを読み漁ったり、情報をとにかく集めました。

プラン作成に関しては、月に1回の集合研修でプロの講師が必要な知識を学生に与えてくれました。実際に学んだ知識をそのままプラン作成に役立て、「知っている知識」を「使える知識」に変えていきました。

プラン作成を通じて、チームのメンバーと沢山話し、悩み、作り上げてきたプランを6月3日、企業の社長たちを前にプレゼンテーションを行っていきます。

いざ、プラン発表

チーム名「らぼえん」(株式会社LbE所属)

日本語のみを使いグローバル思考を育て上げるプラン「CAN:TRY」を企画。
日本在住の日本語が使える留学生と協働することで、言語のハードルを感じることなく海外の人と小学生がコミュニケーションを図ります。

小学生は、「これって海外だとどうなんだろう?」と疑問が生まれた瞬間に、日本語で質問を投げかけることができるため、自ら留学生に質問を行うようになっていきます。
主体性の向上と海外に対する興味関心の向上を同時に図ることができるプランを発表しました。

実際に、チームらぼえんは、北広島町のお祭り“わさまち”で留学生と一緒に小学生に対して「CAN:TRY」のミニマムプランを実行。
子供達からは、「外国人と喋るのが面白かった」「またあったら絶対参加する!」
等々の楽しかった声も聞くことができました。

らぼえん所属企業のLbE Japanとは?

今回、らぼえんチームをサポートしていただいた企業は、株式会社LbE Japan。
本社を福岡に置く企業で、普段は、中高生向けに、留学生と協働しながらグローバルに偶発的で会わせる修学旅行のプログラムなどを行っています。(https://lbejapan.co.jp/

チーム名「Co-Nova-Ttery(コノバッテリー)」(株式会社マルブン所属)

学生が地域資源を使って、企業とコラボした商品を実演販売するインターンシップを企画。
ネルコラボのフィールドである北広島町の地域資源を使った新しいメニューを開発し、学生が実演販売することで販路の拡大を目指します。

この過程で学生たちは、新しいメニューのアイデアを考えたり、販売方法を考えることで、企業に対しての理解を含め、所属する企業のファンになることで、リクルートにも繋げていきます。

Co-Nova-Tteryも北広島町のお祭り「わさまち」に出店。
マルブンのパスタソースを絡めた「肉巻きおにぎり」を100個販売。
見事すべて売りきることができました。

実際に、食べた人から「美味しい!」「家に買って帰ろう!」と好評!
学生が運営するSNSにも美味しかったとのコメントをもらえる反響ぶりでした。

Co-Nova-Ttery所属企業のマルブンとは?

株式会社マルブンは愛媛で100年続く洋食を展開する会社で、愛媛県内で5店舗経営。他にも、マルブンの味がお家でもそのまま楽しめる通販「ウチマルキッチン」などを展開する、進化し続ける洋食屋さんです。(https://marubun8.com/

チーム名「青信号(グリーンライト)」(有限会社S-Produce.所属)

大学生が企業に入り込み、その企業の面白いところを打ち出すPR動画を作成。
第三者かつ学生視点で企業の良いところを探していくことで、企業の人自身は気が付かなかった強みに改めて気が付くきっかけになったり、学生に刺さりやすい強みを棚卸ししたりできるため、企業としても「学生ウケ」する要素は何なのかを整理することができるようになります。

さらに、作成した動画を作成した学生が所属するゼミなどで報告紹介。
作っても見られない動画→必ず学生が見てくれる動画としての広告効果も狙います。

青信号所属企業のS-Produce.とは?

有限会社S-Produce.は広島県に本社を置く企業で、人の成長を支える「マナビトプロデュース」、商品の販売をサポートする「モノコトプロデュース」、学生の集まるコワーキングスペース「AxEL,」の3事業を主に展開している会社です。(https://s-produce.com/

学生の集まるコワーキングスペースAxEL,

8ヶ月間考えたプランを最後の最後でも大人たちがブラッシュアップ!!

今回のプラン発表は、学生たちが8ヶ月間考えに考え抜いたプランを発表する場所でした。
普通の大学生の取り組みなら、ここの発表の場は
「そんなことを考えたんだね!お疲れ様!」
で普通は終わることでしょう。

ただ、それで終わらないのがネルコラボ。
最後の最後の発表まで「実現に向けてブラッシュアップ」していきます。

プランを15分で発表した後
「そのプランを本気で実現させるためには?」
という視点で、25分間来場したゲストからガンガン質問やアドバイスが寄せられます。

8ヶ月間本気で考えたと言ってもやはり学生。
足りない視点も、漏れている要素も、もちろん全チームにありました。
そこを最後までしっかりと大人にブラッシュアップされ、自分たちの足りなかった要素や内容をしっかりと振り返りました。

最後まで成長を続けるネルコラボらしい成果報告会でした。

ゲスト

株式会社マルブン
真鍋 一成 氏 専務取締役

有限会社大朝交通
堀田 高広 氏 代表取締役社長

株式会社カンドウコーポレーション
福原 勘二 氏 CEO

株式会社CUA
盛矢 澄香 氏 生き方ソムリエ

中国陸運株式会社 
西尾 義輝 氏 代表取締役社長

株式会社ネストロジスティクス
迫 慎二 氏 代表取締役会長
株式会社ネストロジスティクス
松岡 賢一郎 氏 取締役社長

合同会社Take-G Manegement
竹元 雅彦 氏 代表社員


小学校教諭2名

第4期ネルコラボ募集開始!

2023年7月より第4期ネルコラボがスタート

企業に行かないインターンシップ「ネルコラボ」は2020年より開始。
これまでに、のべ40人以上の学生がネルコラボで学んできました。
活動を通じて、お祭りに出展したり、ビジネスプランコンテストに挑戦したり、色んな社長に対してプレゼンテーションしたりと、「普通の大学生活」では経験できないような経験を積み重ねてきました。

そんな、沢山の貴重な経験ができるネルコラボの第4期学生の募集を開始します。

説明会&体験会開催

第4期ネルコラボの学生募集開始に伴い、学生向けに説明会&体験会を開催します。
【日程】5月23日 5月30日 6月20日
(それ以外にも要望があれば、対面で開催します。)
【会場】コワーキングスペースAxEL, 
広島県広島市中区大手町1-1-20 相生橋ビル 7F
【時間】19:00〜20:30(90分)
【内容】・ネルコラボの説明
・実際にネルコラボに参加した先輩からネルコラボのリアルを聞く交流会

【備考】当日は、実際にネルコラボに参加し、現在は社会人になった先輩や就職活動真っ只中の先輩など、ネルコラボ出身学生が登壇。楽しいことや役に立った経験をはじめ、しんどかったことや辛かったことも赤裸々に告白。
リアルのネルコラボの声を実際に聴きに来てください。

第4期募集要項

【対象】大学1、2、3年生(2023年4月時点)
【費用】無料(交通費、食費などは自己負担)
【期間】2023年7月〜2024年6月
【求める人材像】
・好奇心旺盛で何でもチャレンジ精神旺盛な方
・大学生活で何か特別な体験をしたい方
・地域おこしなどに興味関心のある方
・社会に出てから役に立つ学びが欲しいと求めている方

【最初の動機は不順でOK】
・大学以外での友達が欲しい
・何でもいいから熱中したい
・就職活動に有利になる取り組みを大学生の間にやっておきたい

 

第7回 プレゼンテーション「フクトコトバで伝わる印象」

概要

・みやすいプレゼンテーション資料の作り方
・説得力のある資料の中身とは
・服装で相手に与える印象
・伝わる声色

プレゼン資料の作り方

プレゼン資料で一番大切なこと1つ目は「みやすい資料」であること

みやすい資料とは?
・テキストだけの資料じゃないこと
・一目で見た時に概要が理解できること
・理解するまでに時間がかからないこと
が絶対条件です。

これらを解決するときに用いるが「図解」です。
形やまとまりを図で表現することでわかりやすくまとめる方法を学習していきました。

説得力のある資料の中身とは

プレゼンテーションをする時に大切なこと2つ目は「説得力」があること

説得力がある資料にはたくさん気をつけないといけないことがありますが
その中でも今回は「収支計画」がしっかりしている
というところにポイントを置いて説得力のあるプレゼン資料を作ります。

収支と支出のバランスが正しく取れていないと
どんなに面白いプランもやることができない意味のないプランになってしまいます。

なので、どうやって収入と支出の要素を考えていくのかをしっかりと学んでいきました。

 

【特別公演】フクトコトバで伝わる印象

今回のネルコラボの特別講師は

フリーアナウンサー・イメージコンサルタント
徳永 真紀 氏
をお招きし

「フクトコトバ」で伝わる印象をテーマに
自分に似合う服装と伝わる言葉の出し方について講演を行なっていただきました。

 

まずは自分に似合う服装選び

自分の骨格や顔の特徴から
「大人顔や子供顔」「直線顔や曲線顔」
で主に分類し、
自分の顔の特徴を理解していきます。

自分の顔に似合う服装のタイプを理解できた今回
今後の自分の服装選びも変わってくる気がします!

 

服装の理解ができたら次は「声の出し方」です。

劇団四季でも実際に行われている母音方を学習し
滑舌良く、相手が聞き取りやすい声の出し方を練習していきます。

声の太さや高さなどの講演も同時にしていただきました。

講義の最後にはなんと、
学生一人一人のプレゼンテーションに対して
徳永さん直々にアドバイス

マイクの持ち方や発表の仕方
適任のプレゼン担当の割り当てなど
様々なアドバイスをいただきました。

これで6月の最終発表はとてもいいプレゼンテーションになると思います。

 

最後に

今回の講演をもちまして、ネルコラボでの集合研修は最後となりました。
4月5月は、各チームが考えたプランに対して実際に通用するプランなのかどうかを確かめる実証実験を行い、6月にある最終プレゼンテーションに臨みます。

最後まで走り抜け3期生!!

【第2期ネルコラボ】成果報告会

最近は第3期の活動報告が続々と上がっていましたが
今回は、第2期ネルコラボの活動報告です。

第2期ネルコラボ終了しました

今回の成果報告会をもちまして、第2期ネルコラボの全てのカリキュラムが終了いたしました。

2021年の10月から開始した第2期ネルコラボは、14人の広島市内の大学生が「北広島町のような田舎で取り組むソーシャルビジネス」をテーマに、およそ1年の活動してきました。

田舎の抱える問題や現状を知り
どんな事ができれば田舎は盛り上がるのか?
どうやって人のいない地域で収益を上げるのか?
どんな人たちなら北広島町に集まってくるのか?
などなど、山積みの課題を少しづつこなしなら
全3チームがそれぞれに地域の課題に対してアプローチして行きました。

実際に実現できるのか、キッチンカーを使って実験したチームや
北広島町に足を運び現地の人にインタビューを繰り返したチーム
何度もプランを1から練り直したチームと
三者三様の頑張りで第2期ネルコラボを走り抜けてくれました。

チームの活動報告&個人成果報告

今回の成果報告会では、自分たちのチームが最終的にどんなプランを作ったのか?
の簡単なプラン概要の説明と、プラン作成にあたりどのような活動を行なったのかの報告。
そして、ビジネスプランコンテストに挑んだ結果の報告を行いました。

また、個人の報告では、このネルコラボを通じて学んだことや残った課題。
これからの自分の進んでいく方向性について発表して行きました。

まとめ

決して楽しいだけではなかったネルコラボ。
努力をしても結果がついてこないこと、自分の理想と現実のギャップ。
色々な苦悩や葛藤に悩まされることもあった1年間で、それぞれが個々に成長を感じ、このネルコラボに入って良かったと思える事が1つでもあれば嬉しいです。

ネルコラボを卒業した子達が社会に出る時、きっとここで学んだ知識や経験はそれぞれの武器になって活躍する手助けをしてくれるはずです。

今後のみんなの活躍に期待を込めて
第2期ネルコラボは終了させていただきたいと思います。

ネルコラボに関わっていただいた全ての皆様。
誠にありがとうございました。

第6回 プラン発表とブラッシュアップ

概要

・初めて大人の前でプレゼンテーション
・大人からのガチフィードバック&ブラッシュアップ

プランをみる大人は?

プラン発表に対して、本気のフィードバックとブラッシュアップポイントを指導していただいたのは

第4回ネルコラボの回でマーケティングに関しての講義もしていただいた
株式会社カンドウコーポレーション
エグゼクティブビジネスデザイナー兼CEO
福原 勘二 氏

各チーム10分間のプレゼンテーション

ネルコラボは現在3チームで活動を行っています。
それぞれのチームに所属する企業があり、その企業の強みやリソースを使って
「その企業が北広島町で新しいビジネスを行ったら?」
をテーマにワクワクするビジネスプランを考え、発表していきます。

フィードバックを受けてプランを再構築

大人から本気のフィードバックを受けた後は、プランの再構築です。

自分たちの足りていなかった要素や考え方などを整理し
6月の発表会までにもう一度何をしないといけないのかという
ロードマップの作成からしていきます。

いつまでに何を決めて、どんなふうにプランの整合性を証明するのか。

まだまだ課題は山積みのネルコラボ3期生たち。
しっかり悩んで、6月には最高のプランを見せてもらいます!!

まとめ

マーケティングを学んでから約2日月間。
ビジネスプランなんて考えたことがなかった学生たちが、福原氏の前でプレゼンテーションできるレベルまで、プランを作成し持って来てくれました。

考える視点や内容はまだまだ改善の余地があるものの
連日遅くまでの会議を繰り返し見事ここまで辿り着いてくれました。

持っているパッションは間違いなく過去No.1!!
このまま走り続けろ3期生!!

第5回 プラン作成とチームビルディング

1月21日開催のネルコラボの様子をご紹介!

概要

今回のネルコラボの見どころは
・チームでガンガンプラン作成
・チームビルディング
の2本軸です。

チームに分かれてプランを作成

第5回ネルコラボの午前中はとにかく、プランを作成していきました。

第4回ネルコラボが終わってから第5回目まで約1ヶ月。
オンラインを駆使しながら議論を進めてきましたが、オンサイトに勝るものなし!

2時間という限られた時間ではありますが、全チームがどんどんプラン作成に挑みます。

第6回ネルコラボは、初めて大人の前でプレゼンテーションを行う機会になります。

残り3週間で、しっかりとプレゼンテーションができるレベルまで、プランの作成を行っていかなくてはいけません。

そのために、やらないといけないことの整理や、いつまでにどこまでは終わらせないといけないのかという整理を行っていきました。

チームとしての大きな方向性が見えてきたチーム、自分たちが今どのくらいやばいのかがわかったチーム、これから本格的に細かいプラン設計までやっていくチーム。

三者三様のチームですが、次回のネルコラボの発表まで
できることを一つづつ丁寧に行い
「それは面白い!」と思ってもらえるプランを出せるように頑張って欲しいです。

 

チームビルディング

チームとして活動がはじまり、はや1ヶ月。
リーダーシップをとって活動する学生、情報の整理が得意な学生。
自分がどうやって立ち回っていいのか分からない学生。
色々と、チーム活動を通していい所も、やりにくい所も見えてきました。

言いたいことがあるのに、あまり主張できない。
本当はこう思っているのに…

のようなちょっとしたモヤモヤを改善し
より強いチームにするために
第1回目ネルコラボで目的の持ち方について取り上げていただいた
株式会社CUA
代表取締役 生き方ソムリエ
盛矢 澄香 氏
にご登壇いただきました。

学生たちは
リーダーとフォロワーに分かれて
それぞれの取るべき行動や問題点を実際に体験できるワークを通じて
組織として強くなるにはどのような動きが求められるのかを学んでいきます。

ここで学生たちは、リーダーだけではなくて、フォロワーが組織として役割を果たさないといけないことに初めて気がつきます。

それを
今までのチーム活動に振り返った時に自分はどうだったんだろう?
と、きちんと自分ごとに落とし込みながらこのワークを受けることができたら
次は自分を変えようとするようになります。

ただ、まだこの時点では、自分を変る方法が分からない。
そこで必要なのが、新しい知識です。

自分がチームとしてどのように貢献していかないといけないのか。
貢献するためには、どのようなマインドセットが必要なのか。
それを座学で学んでいきます。

自分たちのチームがどこを目指して活動していくのか
もう一度チームのみんなで共通の目標として共有していきます。

チームとしての理想なあり方も人によってもちろん様々

お互いの価値観が違うことも認識し、認め合いながら
自分たちの理想に近づいていけるようなチーム作りが求められます。

コミュニケーションにずれが生じる原因は何なのか?
これを言語化することで、今までモヤモヤしてきたものが一気に晴れた気がしました。

プランを作るための知識と
チームを作るための知識が揃った今
どんなワクワクするプランが次回聞けるのかとても楽しみにしています!

次回に向けて頑張れネルコラボの学生たち!

第4回初めてのチーム活動&マーケティングを学ぶ

12月17日開催のネルコラボの様子をご紹介!

概要

今回のネルコラボの見どころは
・初めてのチーム活動
・マーケティングを学ぶ
の2本軸です。

初めてのチーム活動

これまでの3回は全員で色んなものを見たり、学んだりしてきましたが
この第4回目からはチームに分かれ、それぞれのチームでプランの作成をしていきます。

チーム分けはこの日の研修の一番初めに伝えられましたが
発表されるまでドキドキ。
クラス替え前みたいな緊張感が会場を包んでいました。

チーム分けが行われたあとは、プラン作成に必要な知識を学んでいきます。

まず初めに学んだことは、【アイデア発想方法】。
オズボーンのチェックリストを基に
身の回りの面白いアイデア商品がどのような発想から生まれたものなのかを学んでいきました。

アイデアの出しかたについて学んだあとは、そのアイデアの膨らませかたです。
面白いアイデアを形にして、サービスにするために必要になる視点が「マーケティング」です。

SWOT分析を学びながら、自分達が所属する企業を例題としてSWOTのやり方について学んでいきました。

学生からは、
「企業の話を聞いて分かった気になったけど、まだまだ知らないといけない分野がたくさんあることを学んだ。」
「フレームワークを使うだけで、自分の見えていない分野の整理ができた。」
という意見が出てきました。

これからもっともっと企業のことを分析し、自分達のプランに役立てて欲しいと思います。

【特別講義】マーケティングについて学ぼう

午後は、午前中に引き続き「アーケティング」をテーマに学んでいきます。

今回特別講義を引き受けてくださったのは

株式会社カンドウコーポレーション
エグゼクティブビジネスデザイナー兼CEO
福原 勘二 氏

同じく、株式会社カンドウコーポレーション
CMO(最高マーケティング責任者)チーフプランナー兼ビジネスデザイナー
下川 和美 氏

にご担当していただきました。

マーケティングを学んでいく上で一番大切にしないといけないことは
「それって誰が嬉しいん?」の視点だと、学生向けに伝えられました。

その上で
・3C分析
・モノ消費とコト消費
・ペルソナ設定
・4P分析
など、戦略と戦術について学んでいきました。

新しい知識を取り込もうと学生たちは、必死にメモを取ったり真剣に話を聞いて少しでも自分の知識にしようという姿勢で取り組んでいきました。

今回学んだことをこれからのプランの作成に大いに役立てて欲しいと思います。

 

以下チーム紹介です!

チームLbE:

チーム:マルブン

チーム:AxEL,

THE ONLYONE がひろしまベンチャーヤング賞を受賞!

ひろしまヤングベンチャー賞を受賞

第2期ネルコラボの参加学生チームTHE ONLYONEのプラン「AKINAI(読み:あきない)」がこの度、ひろしまベンチャー育成基金の主催するビジネスプランコンテストにおいてヤングベンチャー賞を受賞いたしました。

今回は学生37プランがエントリー。
その中で、地域コミュニティ部門において銀賞を受賞いたしました。

1年間頑張ってきたみんなおめでとう!!よく頑張りました!!

  

第3回 わくわく!北広島町合宿

今回は11月12~13日に渡って行われた北広島町での合宿の様子をご紹介!

概要

第3回ネルコラボでは
・ビジネスプランを作るフィールド、「北広島町」の現状、課題について知る。
・メンバー同士の交流を図る。

この2つを軸に行われました!

合宿1日目

初日は三段峡、芸北民俗博物館、芸北せどやま市場でフィールドワークを行いました!

三段峡

旅の最初は大自然を散策!
三段峡では、観光客の方との会話も楽しみながら歴史や土地について学びました。

聖湖、芸北民俗博物館

聖湖はキャンプやサップ体験ができます。今回は見学だけでしたが、遠くから見るだけでも紅葉と湖の景色を楽しめました。

芸北民俗博物館では聖湖の底に沈んだ集落の生活の様子が再現されており、学生たちは現代では見ない家の造りに興味津々。あまりの心地良さから畳に寝転ぶ姿も。

芸北せどやま市場

芸北「せどやま」再生事業とは?

山林の景観や生態系保全、地域経済の活性化、木質バイオマスの利用促進を図る事業のことです。山林の適切な管理、地域通貨「せどやま券」による地域経済活性化、地域の温泉等での薪の活用などを学びました!

学生からは「どんな木が薪に使われるの?」「林業はどのくらい担い手がいるの?」など質問が飛び交いました💭

夜ご飯

夜は古民家でお泊まり!

ネルコラボに協力して下さっている、株式会社マルブン様のおうちで作れる激ウマなイタリアン料理セット「ウチマルキッキン」をみんなで作って食べました。

学生は「いくらでも食べれるくらい美味しい」と味わっていました☺️

合宿2日目

2日目では、3チームに別れて北広島町で活躍されている方にお話を伺いました。

「母ちゃん餃子、ふぁーむbuffo、福光酒造」チーム

母ちゃん餃子

母ちゃん餃子の店主はIターンで北広島町に来られました。
自然の豊かな所での伸び伸びとした子育て、親切で温かい地域住民との交流を楽しんでいらっしゃいます。餃子やお弁当ももちろんこだわり満載で地域住民に愛されている味です!

ふぁーむbuffo

ふぁーむbuffoでは、鶏に負担の少ない、「平飼」という方法で養鶏をされています。

福光酒造

元は廃業していた酒蔵を復活させ、北広島町の気候を生かしてお米やぶどうを作りどぶろくやワインにして販売をしている酒蔵です。酒造だけでなく、地域住民の交流のきっかけとなるイベントの開催もされています。

このようなお話の中で、学生はIターンをする際に大変だったことやどのような場所で平飼をしているのか、どぶろくの作り方など、積極的に質問していました。

 

サイクリングチーム🚴‍♂️

サイクリングチームでは、O.M.S(大朝モビリティステーション)さんのガイドツアーで北広島町大朝の観光地をE-BIKE(電動アシスト自転車)で巡りました。

O.M.S(大朝モビリティステーション)とは?

O.M.S(大朝モビリティステーション)さんはE-BIKEで北広島町の歴史や自然を巡るガイドツアーやレンタサイクルを行っている企業です。

また、企業の説明の中でアニメ作品と北広島町の遺物を掛け合わせたインバウンド向けのコースのお話も伺いました。その中で、学生はネルコラボ協賛企業にも海外の留学生と関わりのある企業があるため、このコースと掛け合わせたプランが作れるかもしれない!と早くも考えを膨らませていました!!

林業、100プロチーム

こちらのチームでは林業、地域の団体「100プロ」についてお話を伺いました。

大内林業でのお話

「木を切ることは悪いこと?」

そんなテーマから森林と林業の関係を学びました。「林業は森林を破壊しているのでは?」そう考える人も多い中、木を切る理由はズバリ、森林の保全のため。集中豪雨での土砂災害などから森林を守り、本来の森林の役割である生物多様性保全、二酸化炭素吸収などを手助けしています。

このようなお話を聞く中で学生は林業の必要性を学び、減少していく林業人口を増やすことのできるアイデアはないかと話し合っていました。

100プロとは?

近い将来、地域の児童数が大幅に減ることを予想し、「児童数を100人にする」を目標に活動されている団体です。活動内容は、子供の教育のための「自然体験イベント」や移住後の女性へのサポートなど多岐にわたります。

この活動に去年参加した学生もいるので今年はより一層100プロでの活動に積極的に参加し、地域を盛り上げていきたいですね!

北広島町まちづくりセンター見学

合宿の最後は、「北広島町まちづくりセンター」での学習です!

地域にとってのまちづくりセンターの役割、官民との連携を取りながらいかに町民が利用しやすい施設にしていくか、周辺の施設と連携し、より複合的な使い方をするにはどうしていくべきかなどのお話を伺いました。

おわりに

この合宿を通し、学生は北広島町というフィールドで中山間地域ならではの資源、課題をたくさん学べました。

これからの企画作成の際にどのようなアイデアが出てくるのかとても楽しみですね!!

合宿の様子はこちらのYouTubeもご覧ください!
https://youtu.be/hdWkJnC-ch4

第2回 企業と初めての交流

10月29日行われた第2回ネルコラボの様子をご紹介していきます!

第2回目の概要

第2回目のネルコラボは
・社会人に求められる「考え方」を学ぶ
・今年のテーマ出し企業との初めての交流
の2本軸で行われました。

社会人に求められる思考力

今回、学生に向けて講演していただいたのは
広島国際学院大学 教授 竹元 雅彦 氏

過去にはユニクロの店長育成体型の設計を手がけるなど、現実社会で数多くの人材育成のコンサルティングなども行ってきた竹元氏。
今回は、そんな経験も入れて、これからの社会人に求められる考え方の理論を学生にわかりやすく解説していただきました。

 

愛媛、福岡から企業が参加!初めての学生と企業の初めての交流

第3期ネルコラボは、テーマ出し企業と呼ばれる企業にそれぞれお題を出していただき、そのテーマに基づいて学生たちは、地域課題解決に取り組んでいきます。

そんなテーマ出し企業となるのは

愛媛県に本社を持ち、イタリアンや洋食、海鮮丼などでお店を展開している
株式会社マルブン

テーマ:食
「食べることで〇〇を喜ばせろ!」

今後の見どころ

食を通じて、食べる人を喜ばせることを追及している株式会社マルブン。
プロダクトアウトの商品ではなくマーケットインの考え方での商品開発が求められる外食産業で、学生たちからはどのようなプランが出てくるのか?

 


留学生との交流を通じ、未知を体験してもらう教育的プログラム開発を行う
株式会社LbE JAPAN

テーマ:教育
「留学生との交流で〇〇を喜ばせろ!」

今後の見どころ

中高生向けに、海外の価値観や現状など、その子達にとっての「未知」に出くわすことによって、今後の将来の考え方や多様性について考えるようになるプログラム開発を行うのが株式会社LbE JAPAN。北広島町を舞台にした上で、21世紀型教育を留学生と共同して生み出していけるのか?

 


時代と世代の交差点をコンセプトに幅広い属性の交流を行う
コワーキングスペースAxEL, (弊社サービス)

テーマ:イベント・情報発信
「時代と世代の交差点を作れ!」

今後の見どころ

オンライン・オンサイト、そのミックスを利用して、世代や地域を超えたコミュニケーションを図る企画を打つコワーキングスペースAxEL,。北広島町とその他の地域をどのように面白く交流させ、多くの発信を行うことができるのか?約半年で、北広島町の交流人口の増加をどれだけ増加させることができるのか?

 

企業の取り組み紹介

企業の方々はそれぞれ、取り組みや強み、どんな相手がクライアントになるのかなど企業の基礎知識について説明していただきます。

学生は、説明を聞いた後に質疑応答をして企業に対する基礎理解を深めていきました。

今度は学生について知ってもらおう

企業の紹介が終わったあとは、学生のことを企業に知ってもらう番です。

なんでネルコラボに入ったのか?
将来どんな大人になりたいのか?
何に興味を持っているのか?

などなど学生のことを企業の皆さんに知ってもらいました。

 

感想

学生からは、
「 どの企業の方も、他企業と同じことをするのではなく、自分たちがシステムを変えたり、未来の若者に投資して未来の国を変えようとする思いが伝わりました。 」

「大学生は就活をするというのは別に当たり前じゃないというLbEの北さんの「普通」に対する考え方が新鮮に感じました。」

「マルブンは、ほとんどのことを社員に任せてるすごい。その教育体制と信頼関係に驚きました!」

などなど、企業のことを知れて新しい発見や気づきが沢山あったようです。
今後みんながどのチームで活躍するのか考えるだけで“ワクワク”してきます!