ネルコラボ参加者成果報告〜木ノ内桜子編〜

木ノ内桜子 広島大学総合科学部 4年

My コンピテンシーの設定

私はネルコラボで、アウトプットするという項目をオリジナルコンピテンシーとして設定しました。学生時代、アウトプットする場所といえば、テストや入試などの限られた場所で、そこで成果を出せば評価されていました。しかし、大学を卒業し社会に出てからは、そういうわけにはいかないと思いました。これまでの私はアウトプットする習慣がなかったので、ネルコラボの活動中はあまり自分から発信することができなかったり、発信したとしても対象が限定的であったりと、残念な結果で終わってしまいました。

 

成長したと感じるところ

計画通りに進まなくても、冷静に問題点と向き合えるようになりました。私たちは作成したブランが様々な理由により、何度も白紙に戻りました。この経験から、変化に対して躊躇することなく、柔軟に動けるようになりました。

 

できるようになったこと

話し方と伝え方の工夫です。例えば、緊張していてもゆっくり話すことを意識し、間の取り方を工夫できるようになりました。また、異なる立場から物事を見つめる姿勢を持つこともできるようになりました。例えば、プランを考える時は、プランを実行した時のことを考えながら作れるようになりました。ターゲットとしている人が嬉しいと思えるか、楽しいと思えるかを意識しながら作成できるようになりました。今後は日常生活においても、相手の立場に立って物事を考えられるよう意識していきたいです。

 

次への目標について

今回はオリジナルコンピテンシーの評価が、残念な結果に終わってしまったので、「アウトプットの量を増やし質をあげること」を、もう一度目標として立てることにしました。

目標を達成するために、練りに練ってアウトプットするのではなく、思いついたことは次々とアウトプットしていくようにします。そしてこれまでは話すアウトプットばかりでしたが、今後は書くアウトプットも取り入れます。また、アウトプットを前提としたインプットをしていくようにもします。人の話を聞く時は、ただ聞くだけではなく、自分が説明する時には、どのキーワードを使ったらわかりやすいか、どの表現を使えば相手に聞いてもらえるかといったことを意識したいと思います。

ネルコラボ参加者成果報告〜伊藤壮史編〜

伊藤壮史 広島大学工学部第一類 1年

ネルコラボの活動を通じて最も自分が成長したこと

私がこの活動を通じて、最も成長したと感じることは「逆境に立ち向かっていく力」です。私たちチーム「マール」は自信のあるプランを作成したつもりでしたが、企業の方々、メンターの方々にご意見をいただき、何度も白紙に戻りました。私たちが学生であることや時間的都合、金銭的都合などの理由でしたが、これらを打破する新たなアイディアが生まれず、白紙に戻る度にプラン作りに苦戦しました。

ネルコラボに参加する前の私であれば、このような状況に直面した時、面倒になったり、嫌になり、投げ出すことが多くありました。しかし今回の8ヶ月間の活動では、メンター、グループのメンバーと支え合い、乗り越えることができました。これは私の中で大きな成長といえます。

 

活動を通じて、自身の今後の課題

ネルコラボの活動を通じて、物事に対して真摯に、誠意をもって取り組むことの大切さを感じました。誠意の無さは、話し方や表情だけでなく、活動や仕事に対する取り組み全てに現れてしまうと思いました。私はこれまで、積極的に会議に参加していても、自分の意見をはっきりと述べることはあまりありませんでした。そして、今回の活動中、リーダーに任せっきりになることが多々ありました。

社会の中で、イエスマンはあまり重要視されず、軽く見られる傾向にあります。これは、誠意の無さから、相手に「やる気がないのでは?」と捉えられ、徐々に信用度が下がっていくからだと思います。したがって、今後新しいことに挑戦する時は、何が自分に足りないかを考え、吸収できるものは全て吸収する気持ち、常に成長するという気持ちを大切にしていきたいと思っています。

ネルコラボ参加者成果報告〜吉田優成編〜

吉田優成 広島大学経済学部1年

こちらの記事は、6月に開催されたネルコラボ成果報告会での個人発表を文字に起こしたものになります。自分の成長した点や未だに残る課題について発表しました。

※コンピテンシーとは、ネルコラボで使用している主体性を伸ばすために必要となる8つの視点を、自己評価で判断し自分の活動の取り組みの推移を図るもの。8つの視点のうち、8つ目には、なりたい自分になるためにオリジナルで伸ばしたい力を設定。

成長した点

コンピテンシー内における繋がる力が成長しました。ネルコラボに参加した当初は、メンバーに馴染めず、自分の言いたいことが言えず、人の意見を聞くことができず、とにかく自分の思いが伝わらないことが多々ありました。考えたプランの実証実験をやるにあたって、北広島町の農家さんとアポイントメントを取る時のやりとりや、グループワーク、フィールドワークなどの経験から、徐々に自分の主張を述べたり、人の意見を聞くことができるようになっていきました。最初は、できないことが多くありましたが、人に支えてもらいながら徐々に成長していきました。

 

課題点

私はネルコラボの活動に積極的に取り組むことがあまりできず、他のメンバーに助けてもらう場面が多くありました。私の積極性のなさは、結果仕事を他のメンバーに押し付ける形になってしまうことが多くあり、反省しています。これからは自発的に考え、自分の力で動けるようになりたいです。

 

目標

今年度中に、仕事で1年間カナダに行きます。カナダでは今まで以上に関わったことのない人や日本人以外との関わりが増えるので、ネルコラボで成長した力を使って活躍していきたいです。そして、自分の言葉で自分の思いを相手に伝えられるようになりたいです。

ネルコラボの活動中は何度も辞めたいと思った時期もありました。ネルコラボに参加する前の私は、人前に立つと緊張して何も言えないタイプでした。しかし今は、人前で自分の意見を話せるまでに成長できたと思っています。このような機会を提供してくださったネルコラボの運営者の方々、関係者の方々には本当に感謝しています。

第2期ネルコラボ学生募集開始!!

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。学生が、地域課題の解決をテーマに、解決方法を練り、実際に実行することまでを行います。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

第2期ネルコラボ

ソーシャルビジネスとは、社会問題の解決をビジネスの手法を用いて行うことを言います。
めちゃくちゃ簡単にいうと、お金を稼ぎながら社会問題を解決していくということです!
(この言い方には誤解が生まれますが…ソーシャルビジネス関係の方叩かないでください💦)

第2期のテーマは、この社会問題を解決するためのお金の稼ぎ方を本気で考える!ということです。本気で考えて、本当に価値のあるものをこのネルコラボで生み出す事が今年のゴールです。そのため、考えたプランは、最終的にはビジネスプランコンテストに応募します。
(ここでの賞金はもちろん考えた皆さんで分配してもらいます。)

第2期ネルコラボ開催期間

2021年10月下旬〜2022年6月 約8ヶ月間に及ぶ長期インターンシップです。
この8ヶ月間を通して、他の活動とは比にならないくらいの圧倒的成長を成し遂げてもらいます。

ネルコラボで身に付く力

ネルコラボは、主体性の養成を目的としているため、参加した学生は、それぞれに自分の得意分野を見つけ様々な力を身につけていきます。その中でも、運営者からみて特に身に付く力は以下の4点が挙げられます。

①発信力

ビジネスプランを制作していく上で、毎回の会議ではたくさんの意見が求められます。
また、社会人との交流がものすごく多いネルコラボでは、それぞれのバックボーンが異なる世代とも対等に議論を重ねていくので、どのように表現した相手に伝わりやすいのかを意識していくことが習慣化されていきます。

初めは、喋ること自体が苦手だった学生も、8ヶ月を通し自分の言葉で表現できるように成長していきました。喋り方に関しては、講座でも学ぶ機会があり生涯役にたつスキルになる事間違いなしです!

②行動力

ネルコラボの主役は、間違いなく学生です。
そのため、学生が自ら動かなければ何も進みません。

社会人や講師人のサポートが手厚いのは間違いありませんが、このサポートは動いた人にしか差し伸べられません。今まで、言われたことをやるよう教育を受けてきた学生には、一番初めにつまずくハードルが自ら考えて動くということになると思います。

ただ、本当に学生が何かアクションを起こさない限り何も始まらないので、仕方なく動くようになり、社会人のサポートを受け、それを踏まえてまた動く。これらの行動が習慣化していき、最終的には、自ら動ける行動力が身についていること間違いなしです。

③スケジュール管理能力

学生は、とにかく忙しい。
学業に、バイト、そして遊びと、とにかくやることはたくさんあります。
そんな中でも、成長したいという願いを込めてネルコラボに参加するわけですから、他の一般的な学生に比べてより忙しくなっていきます。

しかし、ネルコラボはチーム戦。誰かがサボるとそのしわ寄せが他のチームのメンバーに降りかかってします。だから、なんとか他のスケジュールとの折り合いをつけ、自分が活動できる時間でチームに貢献していかなければなりません。

自分が抱えている予定をきちんと把握し、ネルコラボの予定を組んでいくことでスケジュール管理のできる能力は養われます。

④折れない心

この折れない心は、ネルコラボに参加する上で一番成長する能力と言っても過言ではないかもしれません。約8ヶ月の活動は、本当に楽しいしためになることばかりです!これは自信を持ってお伝えする事ができます。

しかし楽しいだけではもちろんありません。
時には、チームの人と上手く折り合いがつかないこともあるでしょうし、思ったようにプランの作成がうまく行かないこともあるでしょう。やっとの思いで作ったビジネスプランを、大人の人にたくさんツッコまれることもあります。正直、心が折れそうになるシーンはたくさん訪れると思います。

ただ、そんな時に力になってくれるのが、チームの仲間であり、関わる社会人メンターさん達です。第1期ネルコラボに参加した学生もよく言っています、「やめたくなった瞬間は何回もあった。」と。ただ、やめずに8ヶ月間達成できたのは、一緒に活動したチームの学生や相談に乗ってくれた社会人メンターの人だったと皆口を揃えて言います。そのくらい、素敵の出会いがあるネルコラボでもあります。

今後の流れ

今後の流れとしては、9月30日までにエントリーフォームより募集を行い、その後オンライン説明会を開催します。説明会後は、オンラインで一人ずつ面談を行い、ネルコラボに参加する目的や参加することで楽しみにしていることなど気軽に意見交流を行います。(参加人数が多い場合には、面談を持って参加人数を調整させていただきます。)

オンライン面談後に、もう一度参加の表明を聞き、参加が決まると晴れてネルコラボ第2期のメンバーとなります。

※第2期のネルコラボの学生の定員は20人です。募集に応じては、予定よりも早めに打ち切らせていただくこともあるので、早めにご応募ください。

エントリーはこちらから//
https://forms.gle/bCFoiEf89mAUYyYH7

最後に

ネルコラボは本当に大変な時もあります。

ただ、一つだけ間違いなく言えることは、8ヶ月やり遂げた先には、ネルコラボに参加する以前と比べて必ず大きく成長しています。そして、絶対に参加して良かったと後悔させません!

色々大変そうなことも書いたので、
「今の自分ではハードルが高そうだな…」
「何も秀でていないから参加怖いなぁ」
と思われたかもしれませんが、本当にそんなことは気にしなくて大丈夫です!!

参加してすぐは皆何もできません!!
そのために、たくさんサポートしてくれる大人がいます!

ネルコラボに必要なのは、成長したいと思う気持ちだけ!

ぜひ一緒に活動できることを楽しみにしています!!
まずは気軽にエントリーして説明会に参加してみてください。

【感謝】ネルコラボ第1期成果報告会開催!

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。学生が、地域課題の解決をテーマに、解決方法を練り、実際に実行することまでを行います。今年のテーマは「北広島町の田原温泉が復活したら?」。元々あった温泉がなくなったということは復活しただけではまた潰れるかもしれない。復活した時に田原温泉を盛り上げるには何が必要なのか?を今年は考えていきます。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

各チームプランYouTube上で公開

チーム:たわらんぴんぐ
プラン:子ども達が行きたくなる田舎体験の見せ方。〜カードコレクション型新自然体験Yattem!~ネルコラボ成果報告

 

チーム:マール
プラン:若者が地域に興味を持つキッカケ!~高校生の商品開発~ネルコラボ成果報告

 

チーム:生徒会
プラン:北広島町に全国の学生が集まる大会をつくる!~Water Bomb Bomb~ネルコラボ成果報告

 

成果報告会開催

第1期ネルコラボの成果報告会を行いました。
参加した学生は、ネルコラボを8ヶ月間通して学んだことやどの資質が伸びたのかを
自分の成果として報告しました。

各チームを支えた社会人メンターからも学生に向けて熱いメッセージが送られ、
終始、暖かい空気感で会は進行しました

交流会

会の後半は、オンラインでの参加者と意見交流会を行いました。

8ヶ月考えたプランに対する質問や
ネルコラボに参加した学生に対して激励のメッセージをいただき

学生からも、ネルコラボで得たものや協力者に対する感謝が伝えられました。

無事にネルコラボ第1期を終えて

2020年の10月から始まったこのネルコラボも無事に終了することができました。
新型コロナウイルスの影響で非常に動きにくい時期での活動ではありましたが
学生達は、本当に一生懸命活動に取り組み成長していきました。

8ヶ月間決して楽しいだけの活動ではなく
色々な悩みにそれぞれが苦しみもがきながら解決策を探し
走り続けてきました。

この8ヶ月間がネルコラボ第1期に参加した学生にとって
後から振り返ったときに力を与えられる環境であったならいいなと思います。

これからの社会を担っていく人たちの活躍に期待したいと思います。

 

この活動にご支援ご協力くださいました支援者の皆様。
学生にとってこの8ヶ月は間違いなくかけがえのない学び・活動になったと思います。
たくさんのご理解やご協力によってこのネルコラボは完走することができました。
本当にありがとうございました。

ネルコラボは、これからも学生の活動支援に努めてまいりたいと思います。
引き続きご理解ご協力いただければ幸いです。

【発表!!】YouTubeにて学生の考えたプランを公開!

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。学生が、地域課題の解決をテーマに、解決方法を練り、実際に実行することまでを行います。今年のテーマは「北広島町の田原温泉が復活したら?」。元々あった温泉がなくなったということは復活しただけではまた潰れるかもしれない。復活した時に田原温泉を盛り上げるには何が必要なのか?を今年は考えていきます。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

学生のプラン公開!!

約8ヶ月かけて考えてきた全3チームのプランをYouTubeで公開しました!

どんなプランを考えてきたのか?
どんな視点で大朝を盛り上げようとしたのか?

ぜひご覧ください!

https://www.youtube.com/channel/UC0Q1g-YcDuV3WGr79Ad_X7w

 

【予告】第1期生成果報告会!2021.06.26

新型コロナウイルスに伴い、消毒・除菌の徹底や換気、検温やマスクの着用など対策を行い活動を行っております。

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。学生が、地域課題の解決をテーマに、解決方法を練り、実際に実行することまでを行います。今年のテーマは「北広島町の田原温泉が復活したら?」。元々あった温泉がなくなったということは復活しただけではまた潰れるかもしれない。復活した時に田原温泉を盛り上げるには何が必要なのか?を今年は考えていきます。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

成果報告会開催

2020年10月から始まった第1期ネルコラボ。約8ヶ月の期間を終え、その集大成をご報告する成果報告会を開催します。

ネルコラボは、“アイデアの企画”から実行するための“仮説検証”までのアウトプットを行う超能動的インターンシップとなっております。

自分たちの企画したものを実際に試す仮説検証として、大朝での祭りや株式会社ネストロジスティクスの祭りへの出店予定をしておりましたが、新型コロナウイルスの影響を受け、祭りが中止になり、学生達は当初予定していた実験ができなくなりました。

それでも、ヒアリング調査や企画のブラッシュアップを行うなど、できる範囲で、自分たちの考えた企画を形作ろうと全力で取り組んできました。

コロナの影響で多くの苦戦を強いられた中で、どのような学びや成長があったのかこの成果報告で皆様にご覧いただければと思います。

画像は、オンラインで新庄高校の先生方にヒアリング調査を行っている様子。

タイムスケジュール

【開催日時】
6月26日 13:30〜16:20
【タイムスケジュール】
13:30〜14:40 学生の個人成果報告
14:50〜15:50 学生との質疑応答、交流会
15:50〜16:20 閉会式
【形式】
zoomでのオンライン生配信

新型コロナウイルスへの対応

  • マスク着用の義務化
  • 手洗い・消毒の徹底
  • 接触頻度の高いものはこまめに消毒
  • こまめな換気
  • 会場レイアウトを最大限広く使う
    学生の席配置は1メートル以上隣との間隔を開ける
    グループが同じ向きを向かないレイアウト
  • 最小人数での開催。当日会場には、学生、運営事務局、社会人サポーター、マスメディアの最小人数に絞った開催。(講師の方、クラファン支援者、大朝の関係者の方はオンラインでの参加)
  • 時間を半日絞った限定時間での開催。

当初は、一堂に会し、関係者全員での成果報告会を1日かけて行う予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために以上のことを徹底して開催しようと思います。

引き続きご理解とご協力をよろしくお願いします。

【第七回】ネルコラボ中間発表

新型コロナウイルスに伴い、消毒・除菌の徹底や換気、検温やマスクの着用など対策を行い活動を行っております。

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。学生が、地域課題の解決をテーマに、解決方法を練り、実際に実行することまでを行います。今年のテーマは「北広島町の田原温泉が復活したら?」。元々あった温泉がなくなったということは復活しただけではまた潰れるかもしれない。復活した時に田原温泉を盛り上げるには何が必要なのか?を今年は考えていきます。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

新型コロナウイルスに関する対策

以前から新型コロナウイルスの感染拡大の防止として

  • マスク着用の義務化
  • 手洗い・消毒の徹底
  • 接触頻度の高いものはこまめに消毒
  • こまめな換気
  • 会場レイアウトを最大限広く使う
    学生の席配置は1メートル以上隣との間隔を開ける
    グループが同じ向きを向かないレイアウト
  • 模造紙を使ったワークを廃止。全てオンラインを使用して学生同士の接触を避ける

などを行いながら活動を行っていきます。

第六回ネルコラボ_中間発表

今回は、各チームの考えてきた北広島町の大朝を盛り上げるためのプランの発表です。
半年間をかけて、様々な分野の専門家の方をお招きし、学んできた学生達。
学びを存分に発揮する機会です。

ネルコラボアドバイザーである
広島国際学院大学教授 竹元 雅彦 氏
株式会社カンドウコーポレーション代表取締役会長
兼 CEOエグゼクティブビジネスデザイナー 福原 勘二 氏
広島県教育委員会事務局 加藤 賢一 氏
の3名と

ネルコラボフィールドコーディネーターの
特定非営利活動法人 INE OASA 理事長 堀田 高広 氏

をお招きし、それぞれの分野の視点から、学生の考えたプランについてアドバイスをいただきました。

全3チームのプレゼン

 

中間発表では、
①今まで考えてきたプランの発表
②プランが実際に地域に効果をもたらすのかどうかを図るために4月5月に行う実証実験を行う。その実証実験の内容の発表
の2点について発表を行いました。

1チーム目:マール
概要:地域おこし協力隊の受け皿になるプロジェクトを発足。そのプロジェクトで空き家の活用を目指す。

2チーム目:たわらんぴんぐ
概要:ファミリー向け新自然体験『Yattem!』。実際に体験した自然体験をカードとしてゲット。コレクションする楽しさと新しいイベントへの参加条件から地域への継続的流入を目指す。

3チーム目:生徒会
概要:サークルや学生団体などの大学生向けレクリエーション。『戦闘中in大朝』。広い空きスペースで水風船の投げ合いを行う、戦闘ゲーム。とにかく楽しいに特化させたイベントの発足。

結果:準備の差が出た発表に。

今回の発表で輝きを放ったのが2チーム目に発表を行った、チーム”たわらんぴんぐ”。
第五回で福原さんを前に発表を行った時には、伝えたいことが伝わらず、涙を流したのがこのチーム。言いたいことがうまく伝わっていない。資料も何を1番伝えたいのか分からない、文章ベースの資料。福原さんから受ける指摘に答えることもできない…

その時の悔しさを胸に、プランの内容自体に大きな変更はないものの、見せ方について徹底的に準備を行ってきた。

迎えた中間発表会。
発表を行う学生達は、堂々とした姿でプレゼン。発表資料も分かりやすい図解と流れで、言いたいことが資料を読んだだけで把握できる。そして何より、プランがとても面白い。
少し前のたわらんぴんぐの姿がこの中間発表にはどこにもなかった。

プレゼンを受けて
ネルコラボのメインスポンサーでもある株式会社ネストロジスティクスの迫慎二会長から一言。
「実証実験にかかるカードの印刷費用はうちが出すよ。実証実験の場として、ネスト祭りでやってもらうのもOK!」

さらに続くカンドウコーポレーションの福原さんから
「会長が印刷費を持つなら、うちの会社がカードのデザインは全て行ってあげる。」

と、次々にたわらんぴんぐの企画に対する出資が集まった。
たわらんぴんぐの熱意と準備が会社のトップを動かした瞬間だった。

一方で、”マール”と“生徒会”は、資料の見せ方や、発表する流れで悪戦苦闘。
伝わりきらない発表にアドバイザー陣は苦い表情。
発表している当人達も手応えのなさを感じていた。

しかし、ここで終わらないのがネルコラボ。
講師陣からは、各チーム30分をかけて、新たな視点や、資料の流れ、資料の内容などを思いつく限りのアドバイス。愛のある指導で学生達を導く。

発表を終えた学生の顔は、険しく強張っていたが
これも悔しさが故の表情であったのだろう。

この悔しさをバネに更なるブラッシュアップを重ね、6月の成果報告会では、今回のアドバイザー陣をうねらせてほしい。

【第六回】ネルコラボ〜伝え方と伝わり方〜

新型コロナウイルスに伴い、消毒・除菌の徹底や換気、検温やマスクの着用など対策を行い活動を行っております。

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。学生が、地域課題の解決をテーマに、解決方法を練り、実際に実行することまでを行います。今年のテーマは「北広島町の田原温泉が復活したら?」。元々あった温泉がなくなったということは復活しただけではまた潰れるかもしれない。復活した時に田原温泉を盛り上げるには何が必要なのか?を今年は考えていきます。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

新型コロナウイルスに関する対策

以前から新型コロナウイルスの感染拡大の防止として

  • マスク着用の義務化
  • 手洗い・消毒の徹底
  • 接触頻度の高いものはこまめに消毒
  • こまめな換気
  • 会場レイアウトを最大限広く使う
    学生の席配置は1メートル以上隣との間隔を開ける
    グループが同じ向きを向かないレイアウト
  • 模造紙を使ったワークを廃止。全てオンラインを使用して学生同士の接触を避ける

などを行いながら活動を行っていきます。

第六回ネルコラボ

今回のテーマは「印象」
前回、第五回の講師 福原氏に対してプレゼンテーションを行い
自分たちの言いたいことが伝わらないもどかしさを感じた学生達。

今回は、そんな悔しさをバネに次にもっとうまく伝えるため
資料の見せ方と発表の見せ方について学んでいきました。

分かりやすい資料の作り方

普段の仕事で、企画書作りを多くこなす第四回の講師でもある下宮氏による
分かりやすい企画書・資料の作り方講座。

実際に学生も一緒に作りながら
資料作りのポイントを学んでいきました。

学んだことをすぐに実践!
自分たちの今までの発表資料を学んだことを使ってブラッシュアップ。
渾身の一枚を今回は作成していきました。

【特別講義】徳永真紀 氏 フクトコトバ

プレゼンテーションを行う際、資料作りの重要性には誰でも気がつきますが
実は発表する人がどんな人なのかもとても重要です。

そこで今回は、
フリーアナウンサー・イメージコンサルタント
徳永 真紀 氏
をお招きし

印象をテーマに相手に気持ちよく思われるための服装
話を聞いてもらうための話し方について講義していただきました。

まだまだ改善点はありながらも、以前の発表に比べると格段によくなっていきました。

まとめ

今回の第六回ネルコラボを持って特別講師の方から講義を受ける回は終了いたしました。
毎度毎度、学生が普段出会うことのないであろう専門家の方達に知識を与えていただきました。本当にありがとうございました。

次回は、中間発表会。
今までの全6回のノウハウをフルに生かし
①自分たちの作り上げてきたプランの発表 ②4月5月に行う実証実験の宣言
を行っていきます。

【第五回】ネルコラボ〜3%〜

※新型コロナウイルスに伴い、消毒・除菌の徹底や換気、検温やマスクの着用など対策を行い活動を行っております。

ネルコラボとは?

ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。学生が、地域課題の解決をテーマに、解決方法を練り、実際に実行することまでを行います。今年のテーマは「北広島町の田原温泉が復活したら?」。元々あった温泉がなくなったということは復活しただけではまた潰れるかもしれない。復活した時に田原温泉を盛り上げるには何が必要なのか?を今年は考えていきます。
この活動を通し、学生が社会に出てからいきいきと働くために必要な能力や考え方を養成していきます。たくさんのコラボレーションとアイデアを練る(ネル)研究室(ラボ)のようなインターンシップ。それがネルコラボです。

新型コロナウイルスに関する対策

以前から新型コロナウイルスの感染拡大の防止として

  • マスク着用の義務化
  • 手洗い・消毒の徹底
  • 接触頻度の高いものはこまめに消毒
  • こまめな換気
  • 会場レイアウトを最大限広く使う
    学生の席配置は1メートル以上隣との間隔を開ける
    グループが同じ向きを向かないレイアウト
  • 模造紙を使ったワークを廃止。全てオンラインを使用して学生同士の接触を避ける

などを行いながら活動を行っていきます。

第五回ネルコラボ

今回のネルコラボは、学生の考えたプランの発表を行いました。
この日に向けて連日夜遅くまで何度も話し合いを重ね、プランの改良を加え続けてきた学生達。
自分たちの考えたプランを精一杯ぶつけました。

 

いざ発表!

いよいよ準備してきたプランを各チームプレゼンしていきます。

チームたわらんぴんぐ:カードコレクション型新自然体験「Yattemi」
チーム生徒会:ひみつの登校日〜1日学校体験〜
チームマール:ジブリライフ

3チームとも全く異なる視点で課題解決のプランを発表していきます。

 

発表のあとは質疑応答です。
他のチームのメンバーや社会人メンター、今回の特別講師である福原氏から意見や質問を受けていきます。

 

 

【特別公演】福原勘二 氏 「伝えると伝わる」

今回は前回に引き続きマーケティングについて学びました。
今回の学生の考えたプランにおいて圧倒的に足りなかったのは
やはりマーケティングの要素。

そもそもマーケティングがなぜ必要なのか?マーケティングを行う目的はなんなのか?
具体的にどのように考えるべきなのか?

学生がプランを考えるときに抜けていた要素を今回指導してくださったのは
株式会社カンドウコーポレーション
代表取締役会長 兼 CEO エグゼクティブビジネスデザイナー
福原 勘二 氏

どんなに学生達がプランを“伝えよう”としても“伝わる”要素がなければ
そのプランは所詮机上の空論。

届けたい相手に“伝わる”ような企画にするにはどのようなことを考える必要があるのか。
マーケティングを普段大学で学ばない生徒にも分かりやすいように
身の回りの事例を使って講義していただきました。

まとめ

今回のネルコラボは学生にとってとても成長できる回となりました。

慣れないながらも精一杯プレゼンテーションを行いました。
それでもやはり、伝わらないことの方が多かったようです。
頑張ってきたのに言いたいことが伝わらない。
そんなもどかしさに「悔しい。」とポロリ。

それでもなんとか自分たちの作り上げたプランを伝えようと、ネルコラボ終了後に福原氏をつかまえて、もう一度説明。
ようやく伝わって「それなら面白そうじゃない!」と言われた時
伝わった安堵感や嬉しさからか学生の目からは涙がポロリ。

それだけ真剣にプランを作ってきてくれたこと。
最後まで諦めずに伝えようとする姿勢にこちらも胸が熱くなりました。

他にも、今までにはなかった学生からのプロジェクトに対する提案が生まれるなど
学生達の主体性にも次々と変化が生まれてきています。

しかし、プランとしてのできはまだまだ。
これからさらに磨きをかけて3月のプラン発表会までには福原氏に大したものだと言っていただけるように励んでいきたいと思います。
実現可能性3%の企画が次回の発表では何%になるのでしょうか?

残り約半年でどこまで成長できるのかとても楽しみです。

次回

次回は、今回の課題でもあった“伝え方”をテーマに活動を行っていきます。

次回のスペシャルゲストは

フリーアナウンサー・イメージコンサルタント
徳永 真紀 氏

をお招きし、伝え方に焦点をあてご講義いただきます。